突っ張り棒が落ちる!壁とタンスの間に設置する際の対策と選び方

突っ張り棒が落ちます。壁とタンスの間に突っ張り棒を付けたのですが、しばらくすると落ちてしまいます。何か対策はありませんか? ・何もかけなくても落ちるので重みは関係ありません。 ・突っ張り棒の端に滑り止めのシートを貼ったり置いたりしても落ちます。 ・壁に穴をあけるのは避けたいです。 ちなみに洋服等重いものではなく、ポストカードを飾るウォールポケットで軽めです。宜しくお願いします。

突っ張り棒が落ちる原因と対策

壁とタンスの間に設置した突っ張り棒が、何も掛けていなくても落ちてしまうとのこと。これは、突っ張り棒と壁、タンスの接地面の状況が原因として考えられます。 重さが原因ではないため、突っ張り棒自体の強度不足や、設置方法に問題がある可能性が高いです。

1. 接地面の状況

  • 壁やタンスの表面が平らでない:凸凹のある面や、壁紙の剥がれなど、接地面が不均一だと、突っ張り棒がしっかり固定できません。 特に壁紙の継ぎ目などは要注意です。
  • 壁やタンスの材質:壁が石膏ボードなど柔らかい材質の場合、突っ張り棒の圧力が分散されず、落ちてしまう可能性があります。タンスの表面も同様に、材質によっては滑りやすく、突っ張り棒が安定しない場合があります。
  • 汚れや埃:壁やタンスの表面に汚れや埃が付着していると、突っ張り棒がしっかり密着せず、滑りやすくなります。設置前に必ず綺麗に拭いてください。

2. 突っ張り棒の種類と選び方

突っ張り棒にも様々な種類があります。 落ちやすい原因の一つとして、突っ張り棒の種類が適切でない可能性も考えられます。

  • 素材:金属製の突っ張り棒は、プラスチック製のものよりも強度があり、安定性が高い傾向があります。ただし、重量のあるものを掛ける場合に適しています。軽めのウォールポケットであれば、プラスチック製でも十分ですが、しっかりとした作りを選びましょう。
  • 太さ:太い突っ張り棒の方が、細いものよりも安定性が高いです。ただし、設置場所の幅に合ったサイズを選ぶ必要があります。
  • 長さ:突っ張り棒の長さは、設置場所の幅に合わせて適切なものを選びましょう。長すぎると、安定性が悪くなる可能性があります。短すぎると、ウォールポケットが設置できない可能性があります。
  • 滑り止め:突っ張り棒の両端に滑り止めが付いているものを選びましょう。それでも落ちる場合は、追加で滑り止めシートなどを併用するのも有効です。シリコン製の滑り止めシートがおすすめです。

3. 設置方法の改善

  • 設置場所の確認:壁とタンスの間の隙間が、突っ張り棒の長さに合っているか確認しましょう。隙間が狭すぎると、突っ張り棒が十分に伸びず、安定しません。逆に広すぎると、突っ張り棒が不安定になる可能性があります。
  • しっかり突っ張る:突っ張り棒を両端からしっかりと押し込み、完全に突っ張っていることを確認しましょう。 中途半端な状態だと、すぐに落ちてしまいます。
  • 補助アイテムの活用:突っ張り棒の両端に、滑り止めシートや、フェルトなどのクッション材を貼ることで、接地面との摩擦を増やし、安定性を高めることができます。
  • 複数本の併用:一本の突っ張り棒では不安定な場合は、同じ場所に複数本の突っ張り棒を設置することで、安定性を高めることができます。ただし、壁やタンスに負担がかからないように注意しましょう。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田花子氏に、突っ張り棒の設置に関するアドバイスを伺いました。

「突っ張り棒は手軽で便利なアイテムですが、設置場所や使用方法によっては、すぐに落ちてしまうことがあります。今回のように、何も掛けていない状態でも落ちてしまう場合は、接地面の状態や突っ張り棒の種類、設置方法を見直す必要があります。 特に、壁やタンスの材質、表面の状況は重要です。 もし、壁に穴を開けることが許されるのであれば、壁面収納を取り付けることで、より安定したディスプレイを実現できます。しかし、穴を開けたくないというご要望でしたら、上記で説明した対策を徹底的に試すことをお勧めします。 複数の突っ張り棒を併用したり、滑り止めシートを工夫したりすることで、安定性を高めることができます。」

具体的な対策ステップ

1. 清掃:壁とタンスの設置面を、乾いた布で丁寧に拭き、汚れや埃を取り除きます。
2. 素材の確認:壁とタンスの材質を確認します。石膏ボードなどの柔らかい壁面には、より強力な突っ張り棒を選ぶか、補助アイテムを併用することを検討しましょう。
3. 突っ張り棒の選定:太くてしっかりとした突っ張り棒を選びます。金属製がおすすめです。滑り止め付きのものを選び、それでも不安定な場合は、追加で滑り止めシートを貼り付けます。
4. 設置:突っ張り棒をしっかりと押し込み、完全に突っ張っていることを確認します。
5. テスト:何も掛けずに、しばらく様子を見て、落ちてこないか確認します。
6. 補助アイテムの活用:それでも不安定な場合は、突っ張り棒の両端にフェルトなどのクッション材を貼り付け、接地面との摩擦を増やします。

まとめ

突っ張り棒が落ちる原因は様々ですが、適切な突っ張り棒を選び、設置方法を工夫することで、問題を解決できる可能性が高いです。 上記で紹介した対策を参考に、安全で快適なインテリア空間を実現してください。

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