空気清浄機の効果が低下…ペット臭と生活臭に悩む6畳間のインテリア対策

空気清浄機の効果がなくなってきた。空気清浄機を購入して半年が経ちますが、段々と脱臭力がなくなってきた気がします。これはナゼでしょうか?どうすれば購入時の脱臭力がでますでしょうか?機種は「ダイキン」の「ACM75G」を使用しております。使用状況ですが、犬1匹と小動物の臭いがする部屋で常時自動運転です。掃除をするときだけターボ運転にしております。タバコは吸いません。部屋は6畳です。床はフローリングですが、布団が2人分敷いてあるし衣類が多いのでそこそこ埃は出ていると思います。空気清浄機の掃除は「掃除をした方がいい」と知らせてくれるランプがつく前に、適当な時期で掃除しております。交換が必要なフィルターは、使用状況によるが1年間もつと書いてあります。ですから結構汚れていても交換せずにいます。(3か月程前に一度交換しましたが、脱臭力はほとんど回復しなかったように思います)つい最近、自分でリフォームしました。ですから壁紙やフローリングは新しいので臭いが染みているということはないと思います。一番臭いが強いと思われる小動物のケージと空気清浄機は、部屋の端と端でかなり離れています。ちなみに、部屋に入ったときの臭いはペット臭だけでなく、生活臭もします。生活臭に関しては、部屋に置いてあるゴミ箱がいけないのでしょうか?(ゴミ収集日に毎回きちんと出しています)ゴミ箱を洗ってもみましたが、あまり臭いがすっきりしませんでした。臭いがつきやすい素材なのかもしれません。その他、何かありましたら補足いたします。アドバイスお願い致します。

空気清浄機の効果低下の原因と解決策

半年使用のダイキンACM75Gの脱臭力が低下しているとのこと、ご心配ですね。6畳の部屋でペット(犬と小動物)を飼われているとのことですので、空気中の汚れや臭いの発生源が多い環境であることが想像できます。 フィルター交換だけでは効果が薄い場合、いくつかの原因が考えられます。

1. フィルターの目詰まりと劣化

  • フィルターの交換時期: 説明書に「使用状況によるが1年間もつ」とありますが、ペットを飼われている環境では、記載よりも早く交換が必要な場合があります。3ヶ月前に交換されたとのことですが、ペットの毛やフケ、埃などがフィルターに付着し、目詰まりを起こしている可能性が高いです。1ヶ月に一度、フィルターの状態を確認し、目詰まりが酷い場合は交換することをおすすめします。
  • プレフィルターの清掃: ACM75Gにはプレフィルターがあると思います。このプレフィルターは、大きなホコリやペットの毛などをキャッチする役割を果たします。プレフィルターが汚れていると、集塵フィルターへの負担が増え、脱臭効果が低下します。プレフィルターは、説明書に従って定期的に掃除機で吸い取るか、水洗いをして乾燥させてください。
  • フィルターの種類: 集塵フィルターと脱臭フィルターは別々に交換が必要な機種が多いです。脱臭フィルターの交換時期も確認し、必要であれば交換しましょう。脱臭フィルターは、集塵フィルターよりも交換頻度が高い傾向があります。

2. 空気清浄機の設置場所と空気の流れ

  • 設置場所: 空気清浄機は、部屋の中央に設置し、周囲に障害物がないようにしましょう。壁際や家具の近くに設置すると、空気の流れが悪くなり、効果が低下します。特にペットのケージから離れた場所に設置されているとのことですが、臭いの発生源に近い場所に設置することで、効率的に脱臭できます。
  • 空気循環: 部屋の換気を十分に行うことで、空気清浄機の効率が上がります。窓を開けて定期的に換気をする、サーキュレーターと併用するなど、部屋全体の空気を循環させる工夫をしましょう。

3. 臭いの発生源対策

  • ペット臭: ペットの臭いは、ケージの清掃、ペット自身の清潔さ、そして部屋全体の清掃によって軽減できます。ケージは毎日清掃し、ペットの寝床もこまめに洗濯しましょう。 また、ペット用の消臭剤や、ペット用空気清浄機を併用するのも効果的です。
  • 生活臭: ゴミ箱の臭いは、ゴミ箱自体が臭いを吸着している可能性があります。ゴミ箱は、こまめに洗うだけでなく、定期的に交換することをおすすめします。 また、密閉性の高いゴミ箱を使用することで、臭いの拡散を防ぐことができます。素材も重要で、プラスチック製よりもステンレス製の方が臭いが付きにくい傾向があります。消臭効果のあるゴミ箱を選んでみるのも良いでしょう。
  • 布団や衣類: 布団や衣類は、埃やダニの温床になりやすいです。定期的に布団を干したり、衣類を洗濯したりすることで、埃や臭いを軽減できます。 また、除湿機を使用することで、ダニの繁殖を抑える効果も期待できます。

インテリアと空気清浄機の連携

空気清浄機の効果を最大限に発揮させるためには、インテリアとの連携も重要です。

1. 素材選び

  • 吸着性の低い素材: カーテンやソファなどのファブリックは、臭いを吸着しやすい素材です。吸着性の低い素材を選ぶことで、臭いの発生を抑えることができます。 例えば、撥水加工が施されたファブリックや、レザー素材などがおすすめです。
  • 清掃しやすい素材: 床材や壁材は、清掃しやすい素材を選ぶことが大切です。フローリングは、掃除機やモップで簡単に掃除できます。 また、壁材は、拭き取りやすい素材を選ぶことで、汚れを簡単に落とすことができます。

2. 収納

  • 適切な収納: 衣類や布団などの収納方法も重要です。クローゼットや収納ケースを使用することで、埃の発生を抑えることができます。 また、収納ケースは、密閉性の高いものを選ぶことで、臭いの拡散を防ぐ効果もあります。

3. インテリアカラー

  • 色の効果: インテリアの色も、空間に与える印象に影響を与えます。ベージュなどの落ち着いた色は、リラックス効果があり、空気を清浄に感じさせる効果があります。 一方、濃い色の壁は、埃が目立ちやすいというデメリットがあります。

専門家のアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から、空気清浄機とインテリアの調和についてアドバイスします。

「空気清浄機は、単なる家電ではなく、インテリアの一部として考えるべきです。デザイン性にも配慮し、部屋の雰囲気に合うものを選びましょう。また、空気清浄機の効果を高めるためには、定期的な清掃とフィルター交換が不可欠です。そして、インテリア全体の素材や色使いにも気を配り、清潔で快適な空間づくりを心がけてください。」

まとめ

空気清浄機の効果が低下している原因は、フィルターの汚れ、設置場所、臭いの発生源など、様々な要因が考えられます。 これらの原因を一つずつ確認し、適切な対策を行うことで、空気清浄機の性能を回復させることができます。 さらに、インテリアとの連携を意識することで、より快適で清潔な空間を実現できます。 諦めずに、一つずつ改善していくことで、きっと快適な生活空間を取り戻せるはずです。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)