積水ハウスの二世帯住宅見積もり3600万円は妥当?62坪、ビーエコルド仕様の価格を徹底解説

積水ハウスの見積もり金額について相談させてください。二世帯住宅の新築を考えており、積水ハウスで見積もりを出してもらいました。1階は両親の寝室、和室二間、2階は自分達の寝室、子供部屋3部屋、1階、2階ともLDK、風呂、トイレという、玄関のみ共有の二世帯住宅の間取りです。外構は見積もりに入っていませんが、その他は(照明やカーテンまで)全て見積もりに含まれています。キッチンや風呂等は上位グレードの物です。ビーエコルドで延べ床面積は62坪、見積もり金額は3600万円(値引きは160万円ほど)でした。この金額は妥当でしょうか?

積水ハウス62坪二世帯住宅、3600万円の見積もり妥当性検証

62坪の二世帯住宅、ビーエコルド仕様で3600万円(値引き後)という見積もりは、高いか安いか、一概には言えません。 妥当性を判断するには、いくつかの要素を考慮する必要があります。

価格に影響する要素

見積もりの妥当性を判断するために、以下の要素を詳しく見ていきましょう。

  • 土地価格: 見積もりには含まれていませんが、土地代は建築費とは別に大きな費用となります。土地価格が高い地域では、全体費用が大きく膨らみます。土地価格を考慮しないと、見積もりの妥当性を正しく判断できません。
  • 建物仕様: ビーエコルドは積水ハウスの主力ブランドですが、グレードによって価格が大きく変動します。上位グレードのキッチンや浴室を採用しているとのことですので、これが価格に大きく影響している可能性が高いです。具体的な設備名や仕様を明記することで、より正確な価格判断が可能になります。
  • 間取りの複雑さ: 二世帯住宅は、プライバシーを確保しつつ、共有スペースも必要となるため、間取りが複雑になりがちです。複雑な間取りは、建築費用に影響を与えます。玄関のみ共有という点も、配管や構造面での工夫が必要となる可能性があり、コストに影響する可能性があります。
  • 地域差: 建築費用は地域によって大きく異なります。人件費や資材費、地盤改良費用などが地域差を生み出す要因です。同じ仕様でも、東京と地方では価格が大きく変わる可能性があります。
  • オプション: 見積書に記載されているすべての項目を確認しましょう。追加オプションや変更によって、価格が変動している可能性があります。特に、上位グレードの設備は価格に大きく影響します。
  • 積水ハウスの営業担当者の説明: 見積書の内容を営業担当者と丁寧に確認することが重要です。不明な点や疑問点は、遠慮なく質問し、納得いくまで説明を受けるようにしましょう。担当者から価格設定の根拠を説明してもらうことで、見積もりの妥当性をより客観的に判断できます。

他社との比較検討の重要性

積水ハウスの見積もりだけで判断せず、少なくとも2社以上のハウスメーカーの見積もりを取得し比較検討することが重要です。 同じ仕様で比較することで、積水ハウスの見積もりが妥当かどうかを客観的に判断できます。

坪単価から見た妥当性

延べ床面積62坪で3600万円ですから、坪単価は約58万円です。これは、上位グレードの設備を採用していることを考慮すると、決して高くはないと言えます。 しかし、土地価格や地域差、オプションなどを考慮すると、妥当性の判断は難しくなります。

専門家の意見を参考にする

建築費用に関する不安や疑問があれば、建築士やファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談することも有効です。 専門家は、見積書の内容を客観的に分析し、アドバイスをしてくれます。

具体的なアドバイス

  • 見積書を詳細に確認する: 各項目の価格内訳をしっかり確認し、不明な点は営業担当者に質問しましょう。特に、上位グレードのキッチンや浴室の具体的な機種名と価格を確認しましょう。
  • 他社見積もりを取得する: 少なくとも2社以上のハウスメーカーに見積もりを依頼し、比較検討しましょう。同じ仕様で比較することで、価格の妥当性を客観的に判断できます。比較検討することで、より良い条件で家を建てることができます。
  • 土地価格を考慮する: 土地代は建築費とは別に大きな費用です。土地価格を考慮した上で、全体の予算を検討しましょう。土地探しから始めることも重要です。
  • 予算と優先順位を決める: 予算内で実現可能な仕様を検討し、優先順位を決めましょう。すべての希望を叶えるのは難しい場合もありますので、何が自分たちにとって本当に重要なのかを明確にすることが重要です。例えば、キッチンを少しグレードを下げる代わりに、庭を広くするなど、工夫することで予算内で希望を叶えることができます。
  • 専門家に相談する: 不安な点があれば、建築士やファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より安心・安全に家づくりを進めることができます。

まとめ

積水ハウスの二世帯住宅の見積もり3600万円は、様々な要素を考慮しなければ、妥当かどうか判断できません。土地価格、建物仕様、地域差、オプションなどを考慮し、他社との比較検討、専門家への相談などを踏まえることで、最適な判断ができるでしょう。 家づくりは人生における大きな買い物です。じっくり時間をかけて検討し、後悔のない選択をしてください。

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