福祉系のボランティア受け入れ側１０か条は、ありますか？ 又、受け入れ側のマナーが悪くなっていると思いますが、何かご意見ありますか？ ボランティア１０か条は、ボランティア側の心構えが、主な内容だと思います。 現在、ボランティアをしていて感じるのが、ボランティアを受ける側のマナーが、気になります。 保育ボランティアの役目は、保育士の手助けをして子供に寄り添う事だと思いますが、 保育士は居ない、ビルの通路に机で仕切りをして、多くの児童を少ないボランティア で長時間対応をお願いする利用者さんや、施設でシーツ替えを指示して 朝から晩まで活動していても、施設からは誰も声をかけない。（勿論、 声をかけてもらう為に活動をしている訳ではありませんが・・。） ボランティア専用の部屋があり、担当もいて、帰りには、反省会の様な 場を用意する施設もあります。 福祉ボランティア受け入れ側のボランティア活用１０のマナーがあっても良いと思います。 又、最近の受け入れ側の対応で気になる事はありませんか？
福祉ボランティア受け入れ側のための10か条：より良い連携を目指して
近年、福祉施設におけるボランティア活動は増加していますが、受け入れ側のマナーや対応について課題が指摘されています。ボランティア活動の円滑な運営、そして参加者にとって有意義な経験となるためには、受け入れ側の配慮が不可欠です。そこで、より良いボランティア活動の連携を目指し、受け入れ側のための10か条を提案します。
1. ボランティア活動の目的と内容を明確に伝える
- 活動内容、時間、役割、求められるスキルなどを事前に詳細に説明しましょう。
- ボランティア活動が施設運営にどのように貢献するのかを明確に示すことで、参加者のモチベーション向上にも繋がります。
- 例：「子どもたちの遊び相手として、午前10時から午後2時まで、絵本の読み聞かせや簡単な工作のお手伝いをお願いします。保育士が常時サポートします。」
2. 適切な人員配置と安全管理体制の確保
- ボランティアの負担を軽減し、安全な活動環境を確保するために、適切な人員配置を計画しましょう。
- 特に、児童や高齢者との活動では、十分な数のスタッフを配置し、万が一の事故にも対応できる体制を整えることが重要です。
- 例：ボランティア1名に対して、職員1名がサポートにあたる体制を作る。
3. ボランティアへの丁寧な説明と研修の実施
- 活動開始前に、施設のルールや注意事項、活動内容について丁寧に説明しましょう。不明な点があれば、積極的に質問を受け付けましょう。
- 必要に応じて、活動前に簡単な研修を実施することで、ボランティアの不安を解消し、スムーズな活動開始を支援します。
- 例：施設の利用者の方々との接し方、緊急時の対応方法などを説明する研修。
4. 適切な作業の割り当てと負担軽減
- ボランティアのスキルや体力に合わせて、適切な作業を割り当てましょう。無理な作業は避け、負担を軽減する工夫をしましょう。
- 長時間労働や過剰な作業は、ボランティアのモチベーション低下や離脱につながります。
- 例：シーツ交換などの重労働は、職員が担当し、ボランティアには利用者の方々との交流をメインに担当してもらう。
5. 定期的な連絡とフィードバック
- 活動状況の確認や課題の共有のため、定期的にボランティアと連絡を取り合いましょう。
- 活動後のフィードバックを通して、改善点などを共有し、今後の活動に活かしましょう。
- 例：活動終了後に簡単なアンケートを実施し、改善点などを把握する。
6. 適切な休憩時間の確保
- ボランティアにも休憩時間が必要であることを理解し、十分な休憩時間を確保しましょう。
- 休憩時間中は、ボランティアが自由に過ごせる空間を提供することが重要です。
- 例：休憩室を用意し、飲み物や軽食を提供する。
7. 感謝の言葉とねぎらいの言葉
- ボランティアの活動に対する感謝の気持ちを伝え、ねぎらいの言葉をかけましょう。
- 小さなことでも、感謝の気持ちを伝えることで、ボランティアのモチベーション向上に繋がります。
- 例：活動終了後に「本日はありがとうございました。おかげさまで、大変助かりました。」と伝える。
8. ボランティア活動保険への加入
- ボランティア活動中に事故が発生した場合に備え、ボランティア活動保険への加入を検討しましょう。
- ボランティアの安全を確保することは、受け入れ側の責任です。
- 例：施設が団体保険に加入し、ボランティアも対象とする。
9. ボランティア専用のスペースの確保
- 可能であれば、ボランティア専用の休憩スペースや更衣室などを確保しましょう。
- プライバシーを尊重し、快適な環境を提供することで、ボランティアの満足度を高めることができます。
- 例：ボランティア専用の休憩室を用意し、飲み物や軽食を提供する。
10. 定期的な見直しと改善
- ボランティア活動の運営状況を定期的に見直し、改善点を検討しましょう。
- ボランティアの声を聞き、より良い活動となるよう努めることが重要です。
- 例：年1回、ボランティアと職員で意見交換会を実施する。
最近の受け入れ側の対応で気になること
質問者様の記述にあるような、ボランティアへの配慮が不足している事例は、残念ながら少なくありません。 特に、適切な人員配置や休憩時間の確保、感謝の言葉の欠如などは、ボランティアのモチベーションを著しく低下させる原因となります。 ボランティアは、無償で時間と労力を提供してくれています。その活動を尊重し、感謝の気持ちをもって接することが、受け入れ側にとって最も重要な点です。 ボランティア活動は、施設とボランティア双方にとって、相互に利益のある関係であるべきです。
インテリアとの関連性：快適なボランティア環境づくり
ボランティア活動の円滑な運営には、活動場所の環境も大きく影響します。 快適な空間は、ボランティアのモチベーション向上に繋がり、より質の高い活動に繋がります。 例えば、休憩室のインテリアを工夫することで、リラックスできる空間を作ることができます。 オレンジ色のクッションや、自然素材を取り入れることで、温かみのある空間を演出できます。 また、適切な照明や空調設備も重要です。 「いろのくに」では、様々なインテリアの提案を通して、快適なボランティア環境づくりをサポートします。
