祖父の介護(トイレ)と、快適な介護空間を作るためのインテリア選び

祖父の介護(トイレ)相談です。こんにちは。親戚のおじいちゃんを、家で看ることになりました。(予定では、一ヶ月以上、いつまでかはわからない)高齢なので、トイレがふつうにできません。トイレは、ゆっくりと支えられながら行きますが。便器に届かず便座のはしから流れて床をぬらします。(それで、母が一日中、床そうじと、床に敷くタオル、布きれの替えをしています)そのうち、私の係になるかも・・・(^-^;私は、おしめを切って床に敷いて。使い捨てにしていましたが 「おしめを使ったら、もったいない?」と思ったりします。このような状況で、介護されているかた、どのようにされていますか?日に、幾度の床そうじと布切れの取り替えはふつうですか?私は、おじいちゃんとの同居が少したのしいです。でも、母はヘトヘトです。「なにか、床にはじかないよい方法はないかな~?」と話します。部屋の横に設置したポータブルトイレも。ベッドに入れてつかう湯たんぽみたいなプラスチックトイレも使いません。「嫌だ(≧ヘ≦)」とおこります(^-^)/よろしくお願いします。補足おじいちゃんは 「にょうろ結石」という痛い石持ちなので何回もトイレに行きますが、尿が出ないときもあります。

介護におけるトイレ問題と、その解決策

高齢者の介護、特にトイレ介助は、介護する側にとって大きな負担となるものです。 ご家族の状況を拝見すると、おじい様の尿漏れによる床濡れが大きな問題となっていますね。 お気持ち、よく分かります。毎日のお掃除、本当に大変だと思います。 まずは、現状を整理し、具体的な解決策を探っていきましょう。

現状の課題と問題点

* 尿漏れによる床濡れ:おじい様の尿漏れにより、床が濡れてしまい、掃除が頻繁に必要となっている。
* ポータブルトイレやベッドサイドトイレの拒否:新しいトイレ用品への抵抗があり、導入が困難。
* 介護者の負担:介護者の疲労が蓄積し、心身ともに負担が大きくなっている。
* 経済的な負担:使い捨てのおしめを使用することに対する経済的な不安。

具体的な解決策とアドバイス

現状を踏まえ、いくつかの解決策を提案します。

1. 床濡れ対策:吸水性と清掃性の高い素材の活用

使い捨てのおしめを切る方法も有効ですが、防水シート吸水性の高いマットを組み合わせることをお勧めします。

* 防水シート:市販の防水シートを便器の前に敷くことで、床への水濡れを防ぎます。

  • 素材:PVC素材やポリウレタン素材のものがおすすめ。汚れが拭き取りやすく、耐久性にも優れています。
  • サイズ:便器のサイズに合わせて、適切なサイズを選びましょう。余裕を持たせて、少し大きめのサイズを選ぶと安心です。
  • 注意点:滑り止め加工がされているものを選ぶと、より安全です。

* 吸水性マット:防水シートの上に吸水性の高いマットを敷くことで、万が一尿漏れがあっても、床に染み込むのを防ぎます。

  • 素材:マイクロファイバー素材やパイル地素材がおすすめです。吸水性が高く、洗濯も可能です。
  • サイズ:防水シートと同じか、少し大きめのサイズを選びましょう。
  • 注意点:洗濯できる素材を選び、こまめな洗濯を心がけましょう。抗菌防臭加工がされているものもおすすめです。

これにより、床掃除の回数を大幅に減らすことができます。 また、使い捨ての防水シーツも選択肢の一つです。 経済的な負担を軽減するためには、繰り返し使える防水シートと吸水マットを組み合わせる方法がおすすめです。

2. ポータブルトイレへの抵抗を克服する工夫

おじい様がポータブルトイレを嫌がる理由を丁寧に探ることから始めましょう。 もしかしたら、使い勝手が悪かったり、見た目が嫌だったりするかもしれません。

* デザイン性の高いポータブルトイレを選ぶ:従来のポータブルトイレのイメージとは異なる、おしゃれでコンパクトなデザインのトイレもあります。
* 使い勝手の良いポータブルトイレを選ぶ:高さ調整機能や、便座の形状、アームレストの有無など、おじい様に合ったものを選びましょう。
* 段階的な導入:いきなりポータブルトイレを使用させるのではなく、まずはトイレの近くに置いて慣れさせることから始めましょう。 徐々に使用時間を延ばしていくことで、抵抗感を減らすことができます。
* 安心できる環境を作る:トイレを使用する際に、おじい様が安心して使えるように、補助具や手すりなどを設置しましょう。 また、リラックスできる照明や、好きな絵などを飾ることで、心理的な抵抗を減らすことができます。

3. 介護者の負担軽減

介護は、心身ともに大きな負担がかかります。 介護者の負担を軽減するための工夫も大切です。

* 介護用品の活用:介護用品を効果的に活用することで、介護負担を軽減できます。 例えば、移乗ボードや、持ち運びしやすい軽量の尿瓶なども検討してみましょう。
* 介護サービスの利用:デイサービスや訪問介護サービスなどを利用することで、介護者の負担を軽減できます。 一時的にでも、休息をとる時間を確保しましょう。
* 家族や友人への相談:一人で抱え込まずに、家族や友人、地域包括支援センターなどに相談しましょう。 助けを求めることは決して恥ずかしいことではありません。

4. インテリアによる環境改善

トイレ空間だけでなく、おじい様の生活空間全体を見直し、快適な環境を作ることも重要です。

* 照明:明るすぎず、暗すぎない、落ち着いた明るさの照明を選びましょう。
* 色調:落ち着きのあるベージュやアイボリーなどの色調は、リラックス効果があります。
* 床材:滑りにくい素材の床材を選びましょう。
* 手すり:トイレや廊下などに手すりを設置することで、転倒防止に繋がります。
* 家具:おじい様の移動を容易にするために、家具の配置にも気を配りましょう。

専門家の視点:介護福祉士からのアドバイス

介護福祉士の視点から、いくつかアドバイスをさせていただきます。

* 尿路結石の痛みは、トイレへの意欲を低下させる可能性があります。 痛みのコントロールのために、医師と相談し、適切な鎮痛剤を使用することも検討しましょう。
* 介護者は、常に自分の身体と心の状態に気を配ることが大切です。 無理をせず、休息をしっかりとるようにしましょう。
* 地域包括支援センターや、介護相談窓口などを活用し、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。

まとめ

高齢者のトイレ介助は、大変な作業ですが、適切な対策と工夫をすることで、介護者の負担を軽減し、快適な生活を送ることができます。 今回ご紹介した方法を参考に、おじい様とご家族にとって、より良い生活環境を作っていきましょう。 諦めずに、一つずつ解決策を試みていくことが大切です。

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