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172cm×420cmの小さな部屋を、ナチュラルアジアン風に模様替えするポイント
172cm×420cmの部屋は、一人暮らしの部屋としてはやや狭めです。天井も低いとのことですので、圧迫感を感じないように、明るく開放的な空間を作る工夫が必要です。予算を抑えつつ、ナチュラルアジアンテイストを取り入れるための具体的な方法を、いくつかご提案します。
壁:よしずの活用と色の選び方
壁一面に濃い色のよしずを貼るというアイデアは、アジアンテイストを出す上で効果的です。しかし、狭い部屋では濃い色は圧迫感を与えがちです。そこで、よしずの色選びが重要になります。濃い色にこだわるのであれば、ダークブラウンではなく、ベージュやアイボリーなどの明るい色合いのよしずを選ぶことをおすすめします。これにより、圧迫感を軽減し、より明るく開放的な空間を演出できます。
もし、濃い色のよしずを使いたい場合は、一面ではなく、窓側の壁の一部にだけ貼るなど、面積を限定するのも良いでしょう。残りの壁は、現状の花柄壁紙をそのまま活かすか、白い布などを掛けて隠すのも一つの方法です。
天井:布を貼る際の注意点と代替案
天井にアジアン風の布を貼るのも良いアイデアですが、天井が低いとさらに低く感じてしまう可能性があります。代わりに、天井の色を明るくすることを検討してみましょう。現状の白の壁紙に染みがあるとのことですが、もし可能であれば、白いペンキで塗り直すのも効果的です。
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布をどうしても使いたい場合は、薄い色の布を選び、天井全体ではなく、一部分にだけ貼るようにしましょう。例えば、窓の上部などにアクセントとして使うなど、ポイント使いがおすすめです。
床:エリアラグの選び方と配置
エリアラグは、床の染みや日焼けを隠すだけでなく、部屋の雰囲気を大きく変えるアイテムです。ナチュラルアジアンテイストに合う、ベージュやアイボリー、ブラウンなどの自然な色合いのラグを選びましょう。
ラグの素材は、天然素材(麻、綿、ジュートなど)を選ぶと、よりアジアンテイストが強調されます。また、サイズも重要です。部屋全体を覆う大きなラグよりも、床の一部に敷く小さなラグの方が、圧迫感を軽減できます。
ふすまの活用
隣の部屋との仕切りであるふすまは、そのままにするか、目隠し用の布などを掛けて隠すことができます。布の色は、壁やラグの色と調和するように選びましょう。
照明:間接照明の活用
照明も、空間の雰囲気作りに大きく影響します。間接照明を取り入れることで、より落ち着いた、リラックスできる空間を演出できます。例えば、LEDライトをよしずや布の後ろに隠して、柔らかな光を演出するのも良いでしょう。
小物:アジアンテイストの小物でアクセントを
壁や床、天井の模様替えに加え、アジアンテイストの小物を配置することで、より雰囲気を高めることができます。例えば、バリ島風の置物、竹製のバスケット、アジアン柄のクッションなどを、ポイントとして配置してみましょう。
収納:見せる収納と隠す収納
狭い部屋では、収納も重要なポイントです。見せる収納と隠す収納をうまく組み合わせることで、すっきりとした空間を演出できます。例えば、竹製のバスケットなどに小物を収納し、見せる収納として活用するのも良いでしょう。
専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス
インテリアコーディネーターの視点から、いくつかアドバイスをさせていただきます。
まず、狭い部屋を広く見せるためには、明るい色を使うことが重要です。壁や天井は、白やベージュなどの明るい色で統一し、床には明るい色のラグを敷くことで、空間全体が明るくなり、圧迫感が軽減されます。
次に、視線を高くする工夫も有効です。例えば、縦ストライプのカーテンを使う、壁に縦長の鏡を置くなど、視覚的に天井を高く見せる効果があります。
また、家具はコンパクトなものを選び、部屋に余裕を持たせることが重要です。必要最低限の家具だけを配置し、スペースを広く使うようにしましょう。
最後に、植物を取り入れることで、より自然でリラックスできる空間を演出できます。小さな観葉植物などを置くことで、部屋に活気が加わります。
まとめ:予算を抑えたナチュラルアジアンインテリア
予算を抑えつつ、172cm×420cmの小さな部屋をナチュラルアジアン風に模様替えするには、色選び、素材選び、配置などを工夫することが重要です。明るい色を基調に、アジアンテイストの小物を効果的に配置することで、居心地の良い空間を作り上げることができます。今回ご紹介したアドバイスを参考に、あなただけの素敵な空間を創造してください。