祖母の介護と家族のストレス:具体的な解決策とインテリアの工夫

こんにちは 祖母の介護について質問させていただきます。 私の家は両親、父方の祖母、フリーターの兄、大学院生の兄、大学生の私の5人家族です。祖母が90歳近くかなり認知症がすすんでいます 。軽度の精神病もあります。 もともとヒステリック持ちで 両親が結婚してからは、何かにつけて母親を怒鳴り散らしています。私が中学生ぐらいになると、私にも怒りをぶつけてくるようになりました。(メシがまずいだの、私をいじめるな、この家は誰が建てたと思ってるんだ、など。) 祖母の兄弟は全員が精神病で亡くなっています。 主な認知症の症状としては、便器からはずれて大小をする、お風呂のなかで大小をする、夜中に家をまわって、両親や兄弟の寝室をのぞきにくる、自室でいきなり大声をだす(毎日10数回ほど) などです。 足腰は丈夫で、いつもウロウロしています。 1番辛いのは、やはり母や私ににどなったり、作った料理を捨てられることです。 そんな生活をおくっていたら私はストレスからの腸炎になり、通院をしていました。静かな環境で勉強したいのもあり(家がせまく自分の部屋がないので)7月に実家の近くに奨学金で部屋をかりて一人暮らしを始めました。仕送りはありません。 贅沢だとは思うのですが、私も20すぎの女です。清潔なお風呂にはいりたいし、寝るときも勉強するときも毎日じゃまされたらたまりません。 私が出ていった1ヶ月ほど後にフリーターのほうの兄も耐えられなくなったのか、母方の祖母の家に移りこみました。 今、実家にいるのは 祖母と両親と大学院生の兄です。 兄はなんとか耐えている状況です。 母親が心配です。 月に3回は実家にかえり家の手伝いや母と近況報告をしています。 元気そうにはみえるのですが、きっとためこんでいることはあると思います。 老人ホームへの入居、ショートステイなども何年も前から考えているのですが 父、父の姉の反対があるのと、金銭的な問題で難しそうです。 父親は祖母擁護派、なにがあっても祖母の味方です。 私は家を出ることができたのですが、母はこれからもあの家に住まなければなりません。 この状況で、私は何をするべきでしょうか? 勉強をきちんとして、就職して(今は小さな病院でバイトをしていて将来はそこに就職する予定です)、たまに実家に帰って、、、 それ以外にはなかなか思いうかびません。 長くなってしまいましたが、第三者の方々の意見が聞きたいです。 よろしくお願いします。

現状の分析と課題

質問者様のご家庭は、90歳近い認知症と軽度の精神病を患う祖母を介護する大変な状況にあります。祖母からの暴言や奇行は、家族全員に大きなストレスを与え、特に母親への負担は計り知れません。 フリーターの兄は既に家を出ており、大学院生の兄も限界を感じている状況です。質問者様自身もストレスから腸炎を患った経験があり、一人暮らしを始めたことで精神的な安定を取り戻しつつあります。しかし、母親の精神的な負担と、父親や叔母からの反対、経済的な問題から老人ホームやショートステイへの入居が困難な状況が大きな課題となっています。

具体的な解決策へのアプローチ

この状況を改善するためには、多角的なアプローチが必要です。

1. 専門機関への相談

まず、介護支援専門員(ケアマネージャー)に相談することを強くお勧めします。ケアマネージャーは、介護サービスの利用方法や、介護保険制度の活用方法、経済的な支援策などについて、専門的な知識と経験に基づいてアドバイスしてくれます。 また、精神科医認知症専門医への相談も必要です。祖母の症状を正確に把握し、適切な医療・介護プランを立てるために不可欠です。 さらに、地域包括支援センターも相談窓口として有効です。地域の高齢者に関する様々な相談に対応しており、介護サービスの情報提供だけでなく、家族への相談支援も行っています。

2. 家族間のコミュニケーションの改善

父親や叔母との間で、祖母の介護に関する話し合いが必要です。 感情的な対立を避けるため、第三者(ケアマネージャーなど)を交えた話し合いが効果的です。 父親の祖母への強い思い入れを理解した上で、現状の困難さ、母親の負担、そして祖母の安全と尊厳を維持するための必要性を丁寧に説明する必要があります。 また、家族会議を通して、それぞれの役割分担を明確にすることで、負担を軽減し、協力体制を築くことが重要です。

3. 介護サービスの利用

経済的な問題がある場合でも、利用できる介護サービスはあります。 介護保険サービスを利用すれば、訪問介護、デイサービス、ショートステイなどを利用できます。 また、地域の高齢者向けサービス(配食サービスなど)も検討しましょう。 これらのサービスを組み合わせることで、母親の負担を軽減し、祖母の生活の質を向上させることができます。 経済的な支援策についても、ケアマネージャーに相談することで、適切な制度を紹介してもらえます。

4. 母親へのサポート

母親は長年、祖母の介護に尽力し、大きなストレスを抱えていると考えられます。 質問者様は、月に3回の帰省に加え、電話やメールなどで定期的に連絡を取り、母親の気持ちを聞き、励ますことが大切です。 母親が安心して相談できる相手になることで、精神的な負担を軽減することができます。 必要に応じて、母親にもカウンセリングなどのメンタルヘルスケアを勧めてみましょう。

5. 住環境の改善:インテリアの工夫

実家の住環境の改善も検討しましょう。 認知症の高齢者は、環境の変化に敏感に反応することがあります。 そのため、安全で安心できる空間を作ることで、祖母の行動を制御し、事故を防ぐことができます。 具体的には、

  • 転倒防止対策:滑り止めマット、手すり、段差解消など
  • 視覚的な工夫:明るい照明、コントラストのはっきりした色使い、大きな文字の表示など
  • 家具の配置:通路を広く確保し、安全な動線を確保する
  • 危険物の撤去:鋭利な物、火気など

などの対策が考えられます。 特に、グレーは落ち着きと清潔感を演出する色なので、トイレや浴室などの水回り、廊下などに使用することで、安全で快適な空間を作ることができます。 また、家具の色も、グレーを基調とした落ち着いた色合いに統一することで、視覚的な刺激を軽減し、穏やかな雰囲気を作ることが可能です。

インテリアの具体的な提案

グレーを基調としたインテリアで、安全で落ち着いた空間を演出することを提案します。

寝室

* 壁の色:薄いグレー
* 寝具:グレー系の落ち着いた色合いのシーツ、布団カバー
* 照明:柔らかな間接照明

リビング

* ソファ:グレーのファブリックソファ
* カーテン:グレー系の遮光カーテン
* 照明:明るすぎず、暗すぎない適度な明るさの照明

浴室・トイレ

* 床:滑りにくいグレーのタイル
* 壁:清潔感のある明るいグレーのタイル
* 手すり:しっかりとした手すりを取り付ける

廊下

* 照明:明るい照明
* 床:滑りにくいグレーの床材
* 手すり:必要に応じて手すりを設置

これらのインテリアの工夫は、祖母の安全を確保するだけでなく、家族のストレス軽減にも繋がります。 落ち着いた空間は、家族の精神的な安定にも貢献します。

まとめ

祖母の介護は、家族にとって大きな負担となるものです。 しかし、専門機関の活用、家族間のコミュニケーション、介護サービスの利用、そして住環境の改善など、様々な対策を講じることで、状況を改善し、家族全員が安心して暮らせる環境を作ることができます。 質問者様は、将来の就職を目指して頑張りつつ、母親を支えるためにできることを一つずつ実行していくことが大切です。 そして、家族で協力し、困難を乗り越えていくことで、より良い未来を築いていけることを願っています。

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