社宅退去時の修繕費請求:妥当性と交渉方法

半年間住んでいた社宅を退職につき退去したので修繕費がきました。 これは妥当でしょうか? 3DKで洋室4.5(玄関横にあり物置にしていてほとんど開けてない部屋)、洋室6、和室6、DKで家賃5万ちょっとです。 DKとそれに繋がる6帖の洋室はガラス戸で子供が割ると危ないので外してました。 転勤した際に会社が借りて社宅にしたので敷金は会社持ちです。 ●クロス 47平米×単価1000円 47000円 煙草の匂い、ヤニだそうです。 当方喫煙者です1日1箱程度です。 常に換気扇回してキッチンで吸ってましたが最後の2ヶ月は6帖の洋室で吸ってました。 半年も住むとハウスクリーニングでは落ちませんか? ●扉の凹み 3000円 凹ました覚えは無いのですが入居時あったかどうかは覚えてません。 今更言っても仕方ないですが…凹みも確認しておけば良かったです;; ●襖張替え片面 7枚×4500円 31500円 襖は記憶では和室に繋がる2枚の引き戸は和室側が片面白い襖、洋室側の面が木製、もうひとつのドアは両面白い襖1枚の開き戸。 和室の押し入れ2枚が片面白い襖、裏面青い裏紙です。 天袋も同様裏紙ありの襖です。 そのうち白い襖面3枚に子供がボールペンで落書きしてしまいました;; ●畳表替え 6枚×6000円 36000円 畳は6畳の和室で入居時既に日に焼けてました。 入居時のハウスクリーニング報告書は一年前の日付でした。 寝室として使ってました。 壁側の畳2枚にはチェストの凹み。 ●室内クリーニング 37200円 全部で修繕費は16万程です。 退去期限が急だったので退室時は簡単に拭き掃除しただけです。 勤めていた会社が倒産寸前だったので慌てて転職、それに伴い退職したため引っ越し費用、現在の新居の敷金礼金だけでいっぱいいっぱいでまさかこんなに請求が来るとは思っていませんでした;; 値切れるなら値切りたいです;; どうかアドバイスお願い致します;;補足済みません;; 半年しか住んでないのに家賃3ヶ月分もする修繕費請求が来て住んだ私達の立ち会いも無かったので金額に納得出来ずご相談致しました;; この場合、落書き箇所の襖代、ヤニ汚れのあった部屋のクロス張り替え代だけ払えばよいのでしょうか? 入居の一年前にハウスクリーニングは行った様で畳の日焼けは初めからありました。

社宅退去時の修繕費請求の妥当性

半年という短い居住期間にも関わらず、16万円もの修繕費請求は、確かに高額に感じられます。請求内容を一つずつ検証し、妥当性を検討していきましょう。 重要なのは、入居時の状態を明確にする証拠(写真、報告書など)です。 これがないと、現状回復費用と入居時の状態の差額を立証することが難しくなります。

クロス張替え(47,000円)

タバコのヤニ汚れによるクロス張替えは、喫煙者であることを申告していたとしても、必ずしも全額負担義務が生じるわけではありません。 換気扇を使用していたこと、キッチンでの喫煙を心がけていたことなどを説明し、ヤニ汚れの程度が通常の使用範囲内であったと主張できます。 写真や動画で汚れの程度を記録しておけば、交渉材料になります。ハウスクリーニングで落ちないレベルの汚れだったのか、専門業者に見積もりを依頼し、比較検討することも有効です。

扉の凹み(3,000円)

入居時に既に凹みがあった可能性があります。入居時の写真や報告書、もしくは入居時に管理会社と行った立会いの記録があれば、その証拠として提示できます。 もし記録がない場合でも、凹みが軽微であれば、請求額の減額交渉を試みる余地があります。

襖張替え(31,500円)

お子さんのボールペンによる落書きは、明らかに居住者側の責任です。この部分は請求額を減額することは難しいでしょう。しかし、張替えではなく、部分的な補修で済む可能性もあります。専門業者に相談し、補修費用と張替え費用の見積もりを取って比較検討しましょう。

畳表替え(36,000円)

入居時に既に日焼けしていた畳の表替え費用については、入居時の報告書が重要な証拠となります。 報告書に日焼けの状態が記載されていれば、現状回復費用として請求されるのは不当であると主張できます。チェストによる凹みについても同様です。写真や報告書で状況を記録しておけば、交渉に有利に働きます。

室内クリーニング(37,200円)

退去時の清掃が不十分であったとしても、通常のハウスクリーニングで対応できる範囲を超える汚れがない限り、この金額は高額です。 クリーニング業者の見積もりを取り、比較検討することで、妥当性を判断できます。

交渉方法と具体的なアドバイス

修繕費請求額に納得できない場合は、まず管理会社と直接交渉することが重要です。 冷静に、それぞれの項目について、写真や報告書などの証拠を提示しながら、具体的な根拠を説明しましょう。

交渉のポイント

* 具体的な証拠を提示する: 写真、動画、入居時の報告書など、客観的な証拠を準備しましょう。
* 専門家の意見を参考にする: クリーニング業者やリフォーム業者に見積もりを依頼し、請求額の妥当性を検証しましょう。
* 冷静に交渉する: 感情的にならず、事実を基に冷静に交渉することが重要です。
* 書面でのやり取りを残す: メールや手紙でやり取りを行い、記録を残しておきましょう。
* 必要であれば、弁護士に相談する: 交渉が難航する場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。

具体的な交渉例

「クロスについては、換気扇を使用し、キッチンでの喫煙を心がけていましたが、最後の2ヶ月は6畳の洋室で喫煙していました。しかし、ハウスクリーニングで落とせる程度の汚れだったと認識しており、47,000円という金額は高額だと感じています。専門業者に見積もりを依頼したところ、○○円でした。この金額での和解を提案させていただきます。」

まとめ

社宅退去時の修繕費請求は、入居時の状態と退去時の状態の差額を基に算出されるべきです。 入居時の状態を記録した写真や報告書は、交渉において非常に重要な証拠となります。 請求額に納得できない場合は、冷静に証拠を提示しながら交渉し、必要に応じて専門家の意見を参考にしましょう。 高額な請求に慌てず、一つずつ丁寧に検証し、適切な対応を取ることで、負担を軽減できる可能性があります。

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