硝子ふすまの補強方法|マンション和室の子供対策

来月マンションに引っ越し予定ですが、新しい部屋の和室が硝子ふすまになっています。子供がいるため割ってしまいそうで心配です。部屋も狭く外して置いておく場所もなく、大家さんも外して管理はできないと言われてしまったので、なにかよい対策を考えています。アクリルを貼ると割れないとネットで書いてあったのですが硝子の上に貼ればよいのでしょうか?何かよい方法があれば教えていただけたらうれしいです。よろしくお願いいたします。ちなみに、こんな感じの硝子ふすまになります。(画像を想定)

硝子ふすまの破損リスクと対策:お子様がいるご家庭の安心安全

小さなお子様がいるご家庭では、硝子ふすまの破損は大きな心配事ですよね。割れてしまうとケガの危険性だけでなく、修理費用も発生します。マンションの場合、大家さんの許可が必要な場合も多く、対応に困ってしまうことも。この記事では、硝子ふすまの安全対策について、具体的な方法と注意点をご紹介いたします。

アクリル板による補強:効果と施工方法

インターネットでよく見かける「アクリル板を貼る」方法ですが、これは効果的な対策の一つです。透明なアクリル板を硝子ふすまに貼り付けることで、衝撃を吸収し、割れにくくします。

アクリル板の選び方

アクリル板を選ぶ際には、厚さ、透明度、耐衝撃性に注目しましょう。

  • 厚さ:3mm~5mm程度の厚さがおすすめです。厚すぎると、ふすまの開閉に支障をきたす可能性があります。
  • 透明度:できるだけ透明度の高いアクリル板を選びましょう。視界を遮らず、和室の雰囲気を損ねません。
  • 耐衝撃性:高い耐衝撃性を謳っている製品を選びましょう。衝撃吸収性に優れたアクリル板は、より安全です。

施工方法

アクリル板の施工は、以下の手順で行います。

  1. 清掃:硝子ふすまの表面を丁寧に清掃します。汚れやホコリがあると、アクリル板が綺麗に貼れません。
  2. 位置決め:アクリル板を硝子ふすまに仮置きし、位置を決めましょう。マスキングテープなどで固定すると便利です。
  3. 接着:アクリル板専用の両面テープを使用します。均等に貼り付け、気泡が入らないように注意しましょう。市販の両面テープではなく、アクリル板専用の強力な両面テープを使用することをおすすめします。
  4. 仕上げ:貼り付け後、ヘラなどで空気を抜いていきます。必要に応じて、端をコーキング剤で処理すると、より剥がれにくくなります。

注意:施工に自信がない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

その他の補強方法:安全性を高める様々な選択肢

アクリル板以外にも、硝子ふすまの安全性を高める方法があります。

飛散防止フィルム

飛散防止フィルムは、ガラスが割れた際に破片の飛び散りを防ぐ効果があります。アクリル板と併用することで、より安全性を高めることができます。施工は比較的簡単ですが、フィルムの種類によっては、仕上がりが若干曇る可能性があります。

クッション材の設置

ふすまの周囲にクッション材を取り付けることで、衝撃を吸収し、破損を防ぐ効果があります。柔らかい素材のクッション材を選び、ふすまにしっかりと固定しましょう。

家具の配置変更

ふすまの近くに、お子様がぶつかりやすい家具を置かないようにしましょう。家具の配置を変えるだけで、安全性を高めることができます。

専門家への相談:安心できる対策を

上記の方法以外にも、状況に応じて様々な対策が考えられます。不安な場合は、インテリア専門業者やガラス修理業者に相談してみましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より安全で適切な対策を選ぶことができます。

まとめ:安心安全な和室空間を

硝子ふすまの破損を防ぐためには、複数の対策を組み合わせることが重要です。アクリル板の貼り付け、飛散防止フィルムの施工、クッション材の設置、家具の配置変更など、状況に合わせて最適な方法を選びましょう。そして、何よりも大切なのは、お子様への安全教育です。ふすまに近づきすぎない、ふすまを叩いたりしない、といったことを教えましょう。

この記事が、皆様の安心安全な生活の一助となれば幸いです。

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