石油ファンヒーターで部屋全体が暖まらない!13畳対応なのに寒いのはなぜ?解決策を徹底解説

日曜に石油ファンヒーターを買いました。マンションのリビングが10畳~12畳ぐらいなので鉄筋13畳の大きさのを買ったのですが、部屋全体が暖まりません。ストーブの前だけぬくいのですが、小さすぎたのでしょうか?設定温度は22度にしても、部屋の温度が25度になるのですぐに火力が小さくなってしまいます。でも寒いんです。どうしたらいいでしょう?

暖まらない原因:石油ファンヒーターの選び方と設置場所、そして室温コントロール

石油ファンヒーターを購入されたとのこと、おめでとうございます!しかし、せっかく購入したのに部屋全体が暖まらず、ストーブの前だけ暖かいというのは残念ですね。13畳対応のファンヒーターを購入されたにも関わらず、暖かさが部屋全体に届いていない原因はいくつか考えられます。小さすぎるという可能性もありますが、それ以外にも多くの要因が考えられます。

1. ファンヒーターの能力と部屋の構造

まず、ファンヒーターの能力と部屋の構造との適合性を確認しましょう。13畳対応とありますが、これはあくまで目安です。マンションの構造、窓の数、断熱性、そして家具の配置などによって、必要な暖房能力は大きく変わります。

* 窓の断熱性:古いマンションや窓の断熱性が低い場合は、熱が逃げやすく、暖房能力が不足しているように感じることがあります。
* 壁の断熱性:同様に、壁の断熱性も重要です。外壁からの冷気の影響を受けやすい場合、より強力な暖房器具が必要になる可能性があります。
* 家具の配置:家具が多く、空気が循環しにくい状態だと、暖気が滞留し、部屋全体に暖かさが行き渡りません。
* 天井高:天井が高い部屋は、暖まるまでに時間がかかります。

2. 設置場所と空気の循環

ファンヒーターの設置場所も暖まり方に大きく影響します。

* 壁際への設置:壁際に設置すると、壁に熱が奪われやすく、効率が悪くなります。できれば、部屋の中央に置くのが理想です。
* 空気の流れ:カーテンや家具などで空気の流れを妨げていると、暖気が部屋全体に届きません。空気の流れをスムーズにするために、家具の配置を見直したり、カーテンを開けたりしましょう。
* 換気:換気を頻繁に行うと、せっかく温めた空気が逃げてしまい、暖房効率が悪くなります。換気は必要ですが、短時間で済ませるようにしましょう。

3. 設定温度と室温センサーの位置

設定温度を22度に設定しても、室温が25度になると火力が小さくなるのは、ファンヒーターの室温センサーが適切な位置にない可能性があります。室温センサーは、ファンヒーターの上部や前面に設置されていることが多いです。その位置が、暖められた空気の影響を受けやすい場所にあると、実際よりも高い温度を検知してしまい、火力が小さくなってしまいます。

4. その他の要因

* 機器の故障:ファンヒーター自体に故障がないか確認しましょう。点火不良や燃焼不良などが原因で、十分な暖房能力を発揮できていない可能性があります。
* フィルターの汚れ:フィルターが汚れていると、空気の流れが悪くなり、暖房効率が低下します。定期的にフィルターを掃除しましょう。

具体的な解決策

では、具体的な解決策を提案します。

1. 部屋の断熱性を高める

* 窓に断熱シートを貼る:窓から熱が逃げやすい場合は、窓に断熱シートを貼ることで、断熱性を高めることができます。
* カーテンを厚手のものに変える:カーテンも断熱効果に影響します。厚手のカーテンに変えることで、冷気の侵入を防ぐことができます。
* 隙間風を防ぐ:窓枠やドアの隙間から冷気が入ってくる場合は、隙間テープなどを活用して隙間を塞ぎましょう。

2. 家具の配置を見直す

* 空気の通り道を確保する:家具を配置する際は、空気の通り道を確保するようにしましょう。ソファやテーブルなどを壁際に寄せて、部屋の中央にスペースを作ることで、暖気が部屋全体に循環しやすくなります。

3. ファンヒーターの設置場所を変える

* 部屋の中央に設置する:ファンヒーターを部屋の中央に設置することで、暖気が部屋全体に均等に広がりやすくなります。

4. その他の暖房器具との併用

* 補助暖房器具を使う:石油ファンヒーターだけでは暖まりにくい場合は、電気ストーブやホットカーペットなどの補助暖房器具を併用することで、効率的に部屋を暖めることができます。

5. 専門家への相談

それでも改善が見られない場合は、専門業者に相談することをお勧めします。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、部屋のレイアウトや家具の配置も暖房効率に大きく影響します。例えば、大きなソファや本棚が暖気を遮断している可能性があります。また、窓際に大きな植物を置いていると、窓からの冷気を遮断する効果はありますが、同時に暖気を遮断してしまう可能性もあります。

部屋全体の暖房効率を高めるためには、家具の配置を工夫し、暖気がスムーズに循環するようにレイアウトすることが重要です。

まとめ

石油ファンヒーターで部屋全体が暖まらない原因は様々です。ファンヒーターの能力、設置場所、部屋の構造、そして空気の循環など、様々な要素が絡み合っています。上記の解決策を試してみて、それでも改善が見られない場合は、専門家への相談を検討しましょう。快適な暖房環境を実現し、素敵なインテリア空間を楽しみましょう。

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