真っ白な部屋を実現する方法|床のDIYも徹底解説

部屋を真白にしたいんですが、どうするのが一番いいですか?壁は白いんですが床は木なので茶色です。床もすべて白くしたいんですが自分でやるというのは可能だと思いますか?やるとしたら何が必要ですか?

真っ白な部屋は、清潔感があり、広く感じさせる効果があります。しかし、壁が白でも床が茶色の場合、全体的な印象は白一色とは程遠いものになります。床を白くすることで、より理想の空間を実現できるでしょう。この記事では、部屋全体を白くする際のポイントと、床のDIYについて詳しく解説します。

1. 真っ白な部屋づくりのためのステップ

部屋全体を白くする際には、以下のステップを踏むことをおすすめします。

  • ステップ1:全体のイメージを決定する
    真っ白といっても、純粋な白だけでなく、オフホワイトやアイボリーなど、様々な白のトーンがあります。また、白以外のアクセントカラーをどこまで入れるかなども検討しましょう。写真やPinterestなどを参考に、理想の白のインテリアをイメージしてみましょう。例えば、北欧風の白を基調としたインテリア、シンプルモダンな白を基調としたインテリアなど、様々なスタイルがあります。
  • ステップ2:壁、床、天井の素材を確認する
    壁は既に白とのことですが、素材は何でしょうか?クロス、ペンキ、漆喰など、素材によってメンテナンス方法や、後々のDIYの難易度が変わってきます。床は木製のようですが、具体的な材質(フローリングの種類など)も把握しておきましょう。天井についても同様に、素材を確認しておきましょう。
  • ステップ3:家具やインテリアの選定
    白を基調とした部屋では、家具やインテリアの色選びが重要になります。白の家具を選ぶことで統一感を出すこともできますし、木製の家具などを組み合わせることで、白の空間の中に温かみをプラスすることもできます。また、クッションやラグなどの小物でアクセントカラーを取り入れるのも良いでしょう。ただし、アクセントカラーは全体の10%程度に抑えるのがおすすめです。
  • ステップ4:照明計画
    照明は、部屋の雰囲気を大きく左右します。白を基調とした部屋では、自然光を最大限に取り入れることが重要です。カーテンは白や薄い色のものを選び、光を遮らないようにしましょう。また、間接照明などを効果的に使うことで、より洗練された空間を演出できます。白の部屋は光を反射するため、照明によって空間の印象が大きく変わります。明るすぎる照明は、落ち着かない空間を作り出してしまう可能性がありますので、明るさと落ち着きのバランスを考慮しましょう。
  • ステップ5:DIYの可否と範囲を検討する
    床のDIYは、初心者でも可能ですが、難易度が高い作業です。時間や費用、自身のスキルなどを考慮して、DIYを行うか、業者に依頼するかを判断しましょう。DIYを行う場合は、事前に必要な材料や工具をしっかりと準備することが大切です。

2. 床を白くするDIY:準備と手順

床を白くするDIYは、いくつかの方法があります。ここでは、最も一般的な「塗装」について解説します。

2-1. 必要となるもの

  • 塗料:水性ウレタンニス(白)がおすすめです。耐久性があり、臭いも比較的少ないため、室内での作業に適しています。床の面積に合わせて適切な量を購入しましょう。事前に、使用する塗料が床材に適しているかを確認することが重要です。
  • ローラー:塗料を均一に塗布するために、ローラーが必要です。毛足の短いものがおすすめです。
  • 刷毛:細かい部分の塗装に刷毛を使用します。コーナー部分など、ローラーでは塗りづらい部分に有効です。
  • バケツ:塗料を入れるバケツです。ペイントトレイを使うと、塗料の無駄を減らすことができます。
  • マスキングテープ:壁との境目などにマスキングテープを貼ることで、塗料がはみ出るのを防ぎます。
  • ヘラ:塗料を混ぜ合わせる際に使用します。
  • サンドペーパー:床の表面を研磨するために使用します。既存の塗装を剥がす場合も必要です。
  • プライマー:下地処理としてプライマーを使用すると、塗料の密着性が高まり、仕上がりが綺麗になります。木製の床の場合、特に効果的です。
  • 養生シート:床以外の部分を保護するために使用します。養生シートを敷くことで、作業中の汚れや傷を防ぎます。
  • ゴム手袋:塗料を使用する際に手袋を着用することで、手荒れを防ぎます。
  • 保護メガネ:作業中に目に入るのを防ぎます。
  • 換気扇:作業中は換気を十分に行いましょう。塗料の臭いによる健康被害を防ぐためにも重要です。

2-2. 手順

  1. 床の掃除:床の汚れやホコリを完全に除去します。掃除機や雑巾を使って、丁寧に掃除しましょう。
  2. 下地処理:既存のワックスや汚れを落とすために、サンドペーパーで研磨します。必要に応じて、プライマーを塗布します。プライマーは塗料の密着性を高めるために重要です。乾燥時間もしっかりと確保しましょう。
  3. 塗装:ローラーと刷毛を使って、塗料を均一に塗布します。一度に厚塗りせず、薄く数回に分けて塗ることで、ムラなく仕上がります。乾燥時間は塗料の種類によって異なりますので、製品の説明書をよく読んでから作業しましょう。
  4. 乾燥:塗料が完全に乾燥するまで待ちます。乾燥時間は、気温や湿度、塗料の種類によって異なりますので、十分な時間を取ることが大切です。
  5. 仕上げ:乾燥後、必要に応じて再度研磨し、仕上げの塗装を行います。仕上げの塗装を行うことで、より美しい仕上がりになります。

3. 専門家への相談

DIYに自信がない場合、または床材の種類によっては、専門業者に依頼することを検討しましょう。専門業者であれば、適切な材料選びや施工方法を提案し、より綺麗に、そして安全に作業を進めてくれます。費用はかかりますが、仕上がりの品質や安心感という点では大きなメリットがあります。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをおすすめします。

4. まとめ

真っ白な部屋を実現するには、壁だけでなく床の色も重要です。DIYで床を白くすることも可能ですが、難易度が高い作業であることを理解し、時間や費用、自身のスキルなどを考慮して判断しましょう。自信がない場合は、専門業者に依頼することを検討してください。この記事が、あなたの理想の真っ白な部屋づくりに役立つことを願っています。

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