真っ白な部屋に合う家具&カーテンの色選び|白黒以外の理想的なインテリアを実現

壁と天井、クローゼットの扉は真っ白で、床はフローリング、扉は木目調なのですが、本棚とテーブルとテレビ台とカーテンの色で何色にしようか悩んでいます。白で統一するのは視覚的に、精神的に(汚せないという意味で)疲れるし、黒で統一するのはなんだかなぁ…という感じなので、アドバイスお願いします。

真っ白な壁と床、木目調の扉という清潔感あふれる空間。しかし、白を基調としたインテリアは、確かに「広く感じる反面、無機質で冷たい印象」や「汚れが目立つ」といったデメリットも抱えています。また、白と黒だけの組み合わせでは、メリハリがなく、どこか寂しい印象になりがちです。そこで今回は、白を基調としたお部屋に、本棚、テーブル、テレビ台、カーテンといった家具やファブリックを効果的に配置し、居心地の良い空間を作るための色選びについてご提案します。

白を基調とした部屋に最適な色選びのポイント

白を基調とした部屋に色を取り入れる際には、以下のポイントを意識しましょう。

  • ベースカラーとの調和:白はどんな色とも合わせやすい反面、色の個性が強く出てしまうため、ベースカラーとの調和が重要です。木目調の扉の色味を考慮し、暖色系か寒色系か、明るめか暗めかを検討しましょう。
  • 色のトーン:白とのコントラストを意識し、色のトーンを調整しましょう。白を際立たせたい場合は、濃いめの色を選ぶと効果的です。逆に、白と馴染ませたい場合は、淡い色を選ぶと良いでしょう。
  • 色の量:使用する色の量を調整することで、部屋全体の印象をコントロールできます。ポイントとして使用する場合は、少量の色で効果的にアクセントを加えましょう。広い面積に使う場合は、淡い色を選ぶと圧迫感を軽減できます。
  • 素材感:色の他に、素材感も重要な要素です。木、布、金属など、素材によって異なる質感や光沢が、部屋の雰囲気を大きく変えます。例えば、リネン素材のカーテンは、白の壁との組み合わせで、ナチュラルで温かみのある空間を演出します。

おすすめの色と具体的なコーディネート例

白の壁と木目調の扉に合う家具やカーテンの色として、アイボリー、ベージュ、ブラウンといった暖色系がおすすめです。これらの色は白との調和が良く、温かみのある空間を演出します。

アイボリーを基調としたコーディネート

アイボリーは白に近い色ですが、白よりも柔らかく、温かみのある印象を与えます。本棚、テーブル、テレビ台をアイボリーで統一し、カーテンにはアイボリー系の柄物を選ぶと、落ち着いたながらも華やかな空間になります。床のフローリングとの調和も良く、自然な一体感を生み出します。ソファやラグに、アクセントカラーとして、薄いグレーやベージュを取り入れるのもおすすめです。

  • 本棚:アイボリー色の木製本棚
  • テーブル:アイボリー色の木製テーブル
  • テレビ台:アイボリー色の木製テレビ台
  • カーテン:アイボリー地に淡い花柄のカーテン

ベージュを基調としたコーディネート

ベージュはアイボリーよりも落ち着いた色で、よりリラックスできる空間を演出します。本棚やテレビ台は濃いめのベージュ、テーブルは明るいベージュを選ぶことで、空間全体にメリハリが生まれます。カーテンは、ベージュ系の無地か、ストライプ柄を選ぶと、シンプルながらも上品な印象になります。アクセントとして、ブラウン系のクッションやラグなどを加えるのも良いでしょう。木目調の扉との相性も抜群です。

  • 本棚:濃いめのベージュ色の木製本棚
  • テーブル:明るいベージュ色の木製テーブル
  • テレビ台:濃いめのベージュ色の木製テレビ台
  • カーテン:ベージュ系の無地カーテン

ブラウンを基調としたコーディネート

ブラウンは、落ち着いた雰囲気と高級感を演出する色です。木目調の扉との相性も良く、統一感のある空間を作ることができます。本棚やテレビ台をダークブラウン、テーブルをライトブラウンにすることで、空間全体に深みと奥行きを与えます。カーテンは、ブラウン系の無地か、チェック柄を選ぶと、より落ち着いた雰囲気になります。ただし、ブラウンを多く使用しすぎると、部屋が暗く感じられる可能性があるため、バランスが大切です。

  • 本棚:ダークブラウン色の木製本棚
  • テーブル:ライトブラウン色の木製テーブル
  • テレビ台:ダークブラウン色の木製テレビ台
  • カーテン:ブラウン系の無地カーテン

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、白を基調とした空間は、色選びによって大きく印象が変わります。白の持つ清潔感と、家具の色による温かみや落ち着きをうまく調和させることが重要です。今回のように、白、木目、そして新たに選ぶ家具の色を効果的に組み合わせることで、洗練された、かつ居心地の良い空間を実現できます。例えば、白と木目調のバランスを考慮し、家具の色を少し濃いめに選ぶことで、空間全体にメリハリが生まれ、より洗練された印象になります。また、カーテンやクッションなどのファブリックで、色や柄を取り入れることで、個性を表現することも可能です。

まとめ:自分らしい空間を創造しよう

白を基調としたお部屋に、本棚、テーブル、テレビ台、カーテンの色を選ぶ際には、上記のポイントを参考に、自分らしい空間を創造してみてください。アイボリー、ベージュ、ブラウン以外にも、お好みの色を取り入れて、あなただけの個性あふれるインテリアを実現しましょう。 大切なのは、色の組み合わせだけでなく、素材感や質感にも配慮し、全体的なバランスを考慮することです。色々な組み合わせを想像し、理想の空間をイメージしながら、一つずつ選んでいく過程も楽しんでください。

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