県営住宅の騒音問題と解決策:階上からの騒音に悩まされる専業主婦のケース

県営住宅に住んでいる専業主婦です。階上の住人の常識の無さに困っています。何とかしたいのですが、県営に相談しても管理人が巡回にくるだけで一向によくなりません。このままだとおかしくなりそうです。○子供が朝早くから奇声を上げで走り回る。早い日だと4時ごろからこの行為をされて眠っていられません。部屋にいるときは一日中この行為をされるので昼寝をすることも出来ず寝不足です。○玄関を思いっきり閉める。古い公団なのでドアを閉めるときの音が棟全体に響き渡るほど大きな音です。○意味も無く玄関先に水を撒く。夏場の暑い時ならともかく、といっても玄関を閉めているので打ち水効果はありません。寒くなってきているこの時期にも水を撒くので意味があるとは思えません。余りにも酷いので一度主人に頼んで止めてもらうように言ってもらったのですが反対に逆ギレされ『お前のところのふすまを閉める音が煩くて迷惑してるんだ』と言われたそうです。なので、その後は県営住宅の窓口に電話でこのことを伝えたのですが『管理人に巡回させます』と言われ、巡回してもらってるみたいなのですが、一向によくなりません。それどころか日に日に酷くなってきています。窓口に数回電話しても『部屋を変えることや退去させることは出来ない』と言われるだけです。この迷惑行為に耐えられないなら自分たちが引っ越せば良いとは思うのですが、金銭的に安い県営住宅から民間の賃貸に引っ越すと生活が出来なくなります。それに自分たちが悪くも無いのに引越ししなきゃいけないのも腑に落ちません。今年の7月頃に階上の住人が町内会費を盗んだことが発覚し、その頃からこの行為がエスカレートして耐えられないほどになりました。階上の住人は父親、母親、娘、2人のマゴという家族構成で問題の子供は下の男の子です。年齢は多分5~6歳だと思いますが、小学校や幼稚園に行っている様子は無いようです。外に独りで遊びに行くことも無く、出かけるときは祖父か母親と一緒に出かけます。

深刻な騒音問題:具体的な被害と現状

ご相談ありがとうございます。早朝4時からの子供の奇声や走り回る音、大きな玄関の閉める音、意味不明な玄関への水撒きなど、深刻な騒音問題を抱えている状況ですね。昼寝もできず、睡眠不足に陥っているとのこと、心身ともに疲弊されていることが想像できます。さらに、ご主人を介して抗議したところ逆ギレされたこと、県営住宅への相談も効果がないことなど、非常に辛い状況にあると思います。7月以降、町内会費窃盗事件の発覚を境に騒音問題が悪化している点も、状況を複雑にしています。

騒音問題解決へのステップ:具体的な行動計画

現状を打破するためには、段階的なアプローチが必要です。単に「我慢する」のではなく、具体的な行動を起こしていくことが重要です。以下に、解決策をステップごとに示します。

ステップ1:証拠集めと記録

まず、騒音の証拠を集めることが重要です。

  • 騒音発生日時、内容を詳細に記録する:日付、時刻、騒音の内容(奇声、走り回る音、ドアの音など)、騒音の継続時間などをメモ帳やスマホアプリなどに記録しましょう。可能であれば、音声や動画の記録も有効です。
  • 騒音レベルを測定する:騒音計アプリなどを利用して、騒音レベルを測定し記録しましょう。数値データがあると、客観的な証拠として役立ちます。
  • 近隣住民への証言収集:同じような被害を受けている近隣住民がいるかもしれません。証言があれば、あなたの訴えを裏付ける証拠となります。

ステップ2:県営住宅への再交渉

証拠が揃ったら、県営住宅に再度相談しましょう。

  • 記録した証拠を提示する:騒音の記録、騒音レベルの測定結果、近隣住民の証言などを提示することで、あなたの訴えの信憑性を高められます。
  • 具体的な改善策を求める:管理人巡回だけでは不十分であることを伝え、具体的な改善策(階上住人への注意喚起、専門機関への相談など)を求めましょう。改善が見られない場合の対応についても確認しておきましょう。
  • 相談窓口の変更:担当者によっては対応に差がある場合があります。担当者を変えてみるのも有効な手段です。
  • 書面での記録を残す:電話だけでなく、内容証明郵便などで相談内容と対応状況を記録に残しましょう。

ステップ3:専門機関への相談

県営住宅への交渉がうまくいかない場合は、専門機関に相談することを検討しましょう。

  • 弁護士への相談:弁護士に相談することで、法的措置(内容証明郵便、訴訟など)の可能性を含めた対応策を検討できます。弁護士費用はかかりますが、解決への近道となる可能性があります。
  • 自治体への相談:お住まいの自治体の住宅相談窓口などに相談することもできます。自治体によっては、騒音問題の解決に協力してくれる場合があります。
  • 地域包括支援センター:地域包括支援センターは、高齢者や障害者などへの支援を行う機関ですが、地域住民間のトラブル解決にも協力してくれる場合があります。相談してみる価値があります。

ステップ4:生活環境の改善

騒音問題の解決には時間がかかる可能性があります。その間、少しでも生活の質を向上させるために、以下の対策を検討しましょう。

  • 遮音対策:カーテン、絨毯、防音マットなどを活用して、騒音を軽減する工夫をしましょう。防音カーテンや防音マットは、比較的安価で効果的な対策です。
  • 睡眠環境の改善:耳栓、アイマスクなどを活用して、睡眠の質を向上させましょう。リラックスできるアロマオイルなども効果的です。
  • ストレス軽減:ストレスをため込まないよう、適度な運動や趣味、休息を心がけましょう。必要であれば、専門機関(カウンセリングなど)に相談するのも良いでしょう。

専門家の視点:騒音問題の解決には証拠が重要

弁護士の視点から見ると、騒音問題の解決には、客観的な証拠が非常に重要です。騒音の記録、騒音レベルの測定結果、近隣住民の証言などは、裁判になった場合に有利な証拠となります。また、県営住宅への相談記録も、証拠として残しておくことが重要です。

まとめ:諦めずに、一歩ずつ解決に向けて

騒音問題は、精神的に非常に辛いものです。しかし、諦めずに、一つずつステップを踏んでいくことで、解決への道が見えてきます。証拠集めを徹底し、県営住宅や専門機関に相談することで、状況を改善できる可能性があります。ご自身の健康と精神状態を第一に考え、適切な対応を取ってください。

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