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県営住宅の現状とリフォームの可能性
昭和47年築の県営住宅への入居、おめでとうございます。しかし、前任者の残した汚れの酷さに、お困りのことと思います。畳と襖が新品とのことですが、それ以外の部分の汚れは深刻ですね。タバコのヤニ、カビ、油汚れ、埃、そして天井の穴…ビービー弾まで埋め込まれているとは、想像を絶する状況です。アレルギーの心配もあるとのこと、まずはご自身の健康を守るためにも、早急な対応が必要です。
まず、県営住宅の管理事務所に連絡することが重要です。現状を詳しく説明し、写真や動画で証拠を残しておきましょう。入居前の現状確認を怠った場合、対応が難しくなる可能性がありますので、記録は必須です。
県営住宅のリフォームについては、自治体によって対応が異なります。一般的に、老朽化による修繕は自治体が負担するケースが多いですが、前任者の汚れによる清掃や修繕は、必ずしも自治体が負担してくれるとは限りません。
多くの自治体では、入居前に現状確認を行い、その内容を記録しています。しかし、前任者の故意による汚れや破損については、入居者負担となる可能性も考慮しなければなりません。管理事務所との丁寧な話し合いが不可欠です。
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リフォームの可能性を高めるためのポイント
* 証拠をしっかり残す:写真や動画で、汚れや破損の状況を詳細に記録しましょう。
* 冷静に状況を説明する:感情的にならず、事実を淡々と説明することが重要です。
* 具体的な解決策を提案する:例えば、「天井の穴の補修」「ヤニ汚れのクリーニング」「カビの除去」など、具体的な要望を伝えましょう。
* 専門業者への依頼を提案する:自治体によっては、専門業者への依頼を認めてくれる場合があります。その場合、見積もりを取得し、提示しましょう。
* 交渉の余地を探る:全額負担は難しい場合でも、一部負担や、清掃費用の一部補助などを交渉してみましょう。
DIYによる汚れ対策
管理事務所との交渉と並行して、ご自身でできる範囲の清掃も進めていきましょう。ただし、健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、安全に配慮した作業を心がけてください。
タバコのヤニ汚れ対策
タバコのヤニは、水拭きだけでは落ちません。専用の洗剤や、重曹、セスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性の洗剤を使用しましょう。換気を十分に行い、ゴム手袋やマスクを着用して作業してください。
* セスキ炭酸ソーダ:水で薄めてスプレーし、しばらく置いてから拭き取ります。頑固な汚れには、歯ブラシなどでこすり洗いしましょう。
* 重曹:ペースト状にして汚れに塗り込み、しばらく置いてから拭き取ります。
* 市販のヤニ取りクリーナー:ホームセンターなどで購入できます。使用方法をよく読んでから使用しましょう。
カビ対策
カビは、アルコールや漂白剤で除去できます。ただし、漂白剤は素材を傷める可能性があるため、目立たない場所で試してから使用しましょう。換気を十分に行い、ゴム手袋とマスクを着用して作業してください。
* アルコール:スプレーボトルに入れて吹きかけ、拭き取ります。
* 漂白剤:水で薄めて使用します。使用後は十分に水拭きし、乾燥させましょう。
油汚れ対策
油汚れには、中性洗剤やセスキ炭酸ソーダが効果的です。頑固な汚れには、重曹ペーストも有効です。
天井の穴とビービー弾
天井の穴と埋め込まれたビービー弾は、専門業者に依頼するのが安全です。ご自身で修理しようとすると、さらに大きな被害を招く可能性があります。
専門家への相談
汚れが酷い場合、ハウスクリーニング業者に依頼することを検討しましょう。専門業者であれば、効率的かつ安全に清掃作業を進めてくれます。見積もりを数社から取り、比較検討することが重要です。
また、天井の穴や素材の確認、ビービー弾の除去など、リフォーム業者に相談するのも良いでしょう。専門家の意見を聞き、適切な対応策を検討しましょう。
まとめ
県営住宅の汚れ問題、大変お辛い状況だと思いますが、諦めずに対応していきましょう。管理事務所との交渉、DIYによる清掃、専門業者への依頼など、様々な手段を検討し、快適な住環境を取り戻してください。
健康面にも十分注意し、無理のない範囲で作業を進めてください。必要であれば、医師や保健所に相談することも検討しましょう。