相続と債務問題:70代母と相続した1億円債務、自宅と賃貸マンションを守る方法

どなたかお願いします。 父が事業をしていましたが、突然亡くなり母がA銀行に一億の負債相続をしました。その時、兄と私も保証人になっています。 A銀行は月に一万でいい、との事で母は支払っ ていたそうですが、サービサーに譲渡されました。 財産は、母が住んでいる自宅ですが、B銀行の抵当権があり3000万の負債があります。月に15万B銀行に支払っています。 あとは、兄の名義で賃貸型マンションを二部屋所有していますが、その収入はB銀行の返済にあてています。 母は70代で年金生活です。 兄や、私の主人も会社員で、私も主婦です。 サービサーが、その兄所有の物件を差押え、裁判にと言ってきました。 サービサーに譲渡された時に、和解交渉の為に、兄物件を担保にお金を借り、それを含んで500万兄と私で用意しましたが、用意している最中に通知がきてしまいました。 母は、とても怯えていて、父が残した自宅だけは離れたくないと言います。兄名義の家賃収入がなくなれば、B銀行への返済は困難な状況です。 自己破産も考えましたが、母は自宅を守りたいので、したくないと言います。 裁判所は、兄名義の物件を渡しなさいとなるのでしょうか。 抵当権はなく、兄はそこを担保にいれて和解金を用意しようとしましたが、大変古く物件価値は300万ほどでした。 古くても、少しですが毎月の収入になっています。ですが、その収入で自宅を守っているので、なんとか和解金500万で納得してもらいたいです。 サービサーの方から電話があり、母が私は判らない、弁護士さんに頼みたいと話してしまったそうで、、裁判の事態に自分がしてしまったと落ち込んでいます。 私達は、裁判で金額が決まるほうがいいんだよと、とりあえず慰めましたが、、裁判より通常和解をもう一度お願いしたほうがいいのでしょうか。 対応してくれるか、、500万で納得してくれるかはわかりません。 それより、裁判中で和解交渉したほうがいいのでしょうか。 どなたか、、お知恵お願いいたします。宜しくお願いします。補足補足になりますが、、母が弁護士さんに依頼し、なんとか用意できる金額は、、となり500万用意できる段階になっていました。 弁護士さんに依頼したら、裁判になるような事にはならないと思っていて、母も少し落ち着いていた矢先にこういう事になり、弁護士さんは裁判になったのしょうがないたという事でした。 任せた以上は、私達にはどうする事もできないのですが、、これからできる事、対応していけばいいのか、、不安です。

複雑な相続と債務問題:現状整理

ご家族が直面している状況は、非常に複雑で、精神的にも大きな負担がかかっていることと思います。まず、現状を整理してみましょう。

* 1億円もの債務相続:ご父親の事業による1億円の債務を、ご母親が相続し、ご兄弟も保証人となっています。
* 自宅への抵当権:ご母親が居住する自宅には、B銀行の抵当権が設定されており、3000万円の債務があります。
* 賃貸マンション:ご兄弟が所有する賃貸マンション2部屋の収入は、B銀行への債務返済に充てられています。
* サービサーへの債権譲渡:A銀行からの債権がサービサーに譲渡され、兄所有の物件の差押え、裁判をちらつかせる状況になっています。
* 500万円の用意:和解に向けて500万円を用意しましたが、通知が来てしまった状況です。
* ご母親の希望:ご母親は自宅を手放したくないと考えています。

サービサーとの交渉:和解の可能性を探る

現状、サービサーは裁判をちらつかせていますが、和解の可能性は残されています。500万円という金額が、サービサーにとって受け入れられる金額かどうかは、交渉次第です。

和解交渉を進めるためのステップ

1. 弁護士への相談:まずは、専門家である弁護士に相談することが重要です。弁護士は、債務額、担保物件の価値、ご家族の経済状況などを考慮し、最適な戦略を立ててくれます。弁護士費用は心配かもしれませんが、状況によっては法テラスなどの利用も可能です。
2. サービサーとの交渉:弁護士を通じて、サービサーと交渉を行います。500万円の和解金を提示し、その根拠を明確に示す必要があります。例えば、ご家族の経済状況、ご母親の年齢、自宅への愛着などを訴えることで、サービサーの理解を得られる可能性があります。
3. 分割払いの交渉:一括で500万円を支払うのが難しい場合は、分割払いでの支払いを交渉してみましょう。毎月いくら支払えるのかを明確にし、支払い計画を提示することで、サービサーも検討してくれる可能性があります。
4. 担保物件の評価:兄名義の賃貸マンションの価値が低いと判断されているようですが、専門家による再評価を依頼することで、より正確な評価額を得ることができます。これにより、和解金の額の見直しや、担保としての価値を再考する材料になります。
5. 債務整理の検討:和解が難しい場合、債務整理も視野に入れる必要があります。個人再生や任意整理など、状況に合わせた債務整理の方法を選択する必要があります。ただし、債務整理にはデメリットもありますので、弁護士とよく相談する必要があります。

自宅を守るための戦略

ご母親が自宅を守りたいという強い意志をお持ちであることは、非常に重要です。弁護士と協力して、以下の戦略を検討しましょう。

* 自宅の価値を最大限に評価:自宅の価値を正確に評価し、それを交渉材料として活用します。
* B銀行との交渉:B銀行への返済についても、弁護士を通じて交渉を行い、返済計画の見直しなどを検討します。
* 公的支援制度の活用:生活保護などの公的支援制度の利用も検討しましょう。

裁判になった場合

和解交渉が不調に終わった場合、裁判になる可能性があります。裁判では、債務の額、担保物件の価値、ご家族の経済状況などが総合的に判断されます。裁判の結果は予測不可能ですが、弁護士の適切な弁護によって、ご家族にとって最善の結果を目指せるよう努力する必要があります。

具体的なアドバイス

* すぐに弁護士に相談する:状況を説明し、適切なアドバイスを受けることが重要です。
* 感情的にならず、冷静に対処する:感情的な対応は、交渉を不利にする可能性があります。
* 全ての書類を保管する:債務に関する書類、交渉記録などは、大切に保管しましょう。
* 家族で話し合い、協力する:困難な状況ですが、家族で協力して問題解決に取り組むことが大切です。

専門家の意見

弁護士や司法書士などの専門家は、債務問題に関する豊富な知識と経験を持っています。彼らの助言は、ご家族にとって非常に貴重なものです。一人で抱え込まず、すぐに専門家に相談することを強くお勧めします。

まとめ

相続と債務問題は、非常に複雑で困難な問題です。しかし、適切な対応をすることで、事態を好転させる可能性はあります。まずは弁護士に相談し、冷静に状況を分析し、最適な解決策を見つけることに集中しましょう。ご家族の状況を踏まえた上で、最善の策を選択し、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。

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