盲目の猫との生活:飼い主さんの不安と具体的なサポート方法

去年10月に野良猫を保護しました。人懐っこく彼女と話し合い飼い猫に。今は彼女が面倒見ていますが、つい最近連絡があり、急に猫の目が見えてないと連絡が来ました。前日は普通に走り回ってたみたいですが、翌日になり行動がおかしいとの事。目を調べてもらったら光に反応しなかった事で盲目になったみたいです。野良猫は長年外で生活していて、怪我などで病気などがあったとして、それが失明の原因になった可能性もある、そう言われ手術しても治る可能性は無いにも等しいし、何より猫ちゃんと飼い主に負担がかかると言われ帰ってきたみたいです。彼女は愛犬を亡くしてまだ一年、野良猫を飼うのも躊躇ってましたが、寒い季節に放置は出来ないし(拾ったのは俺です)何かの縁と思って大切に飼うと行ってずっと優しく接していただけに、かなりショックを受けてしまい自分を責めてます。盲目になってからはかなり甘えん坊になったり、確認するかのように鳴いたりして、トイレも自分の部屋に置いたり、とにかく色々やってるみたいですが、心が折れそうになってるそうです。その理由が、拾ってすぐに病院に連れていけば、もしかしたら失明してなかったかも。拾った事で私みたいな飼い主で申し訳なく思うと後悔してるみたいで。盲目になった猫ちゃんは、この先変わらず元気でいてくれるのか心配らしいです。愛犬亡くしてまだ寂しさも残り、お骨もまだ納骨せず持ってます。(落ち着いたら納骨するみたいですが、彼女は子供が産めない人なので、ペットを本当に愛していた為に、自分が死んだら一緒にと、いつも法事でお世話になってるお坊さんにも話していた位です。ちなみに彼女は33才で子ども出来ないと 言われたのは19才らしいです)それだけに急に目が見えなくなった野良猫に対して謝ってるみたいです。目が見えなくなっても変わらず愛情を注ぐと言ってはいますが、急に目が見えなくなる事ってあるのでしょうか?元々視力が低下してたのか不思議に思い投稿しました。盲目になった猫に対してこれから何に気をつけたらいいか彼女に教えたいので回答お願いします。拾った僕は何をしてるんだと責められるでしょうが重々承知の上投稿させていただきました。

猫の突然の失明:原因と可能性

猫が突然失明する原因は様々です。ご質問にあるように、野良猫時代の怪我や病気(例えば、猫白血病ウイルス感染症や猫免疫不全ウイルス感染症、高血圧、糖尿病など)が潜在的に影響し、後に失明につながる可能性があります。また、加齢による視力低下も考えられます。 特に野良猫は、外敵からの攻撃や栄養不足、感染症のリスクに常にさらされているため、目に見えない病気が進行していた可能性も否定できません。

残念ながら、既に獣医の診察を受け、手術が不可能と判断されているとのことですので、過去の病歴を特定することは難しいでしょう。大切なのは、今、目の見えない猫ちゃんとどのように過ごしていくかです。ご質問者様と奥様は、猫ちゃんを保護したことに対して罪悪感を感じておられますが、それは決して必要ありません。 目の見えない猫ちゃんを愛し、支えようとする気持ちこそが、最善のケアです。

盲目の猫の生活:具体的なサポート方法

盲目の猫ちゃんにとって、安全で快適な生活環境を整えることが最も重要です。以下に具体的なサポート方法をご紹介します。

安全な環境づくり

* 家具の配置を固定する: 猫が自由に動き回れるように、家具の配置は極力変えないようにしましょう。移動させる場合は、猫に事前に新しい配置を匂いなどで覚えさせる工夫が必要です。
* 危険な場所を遮断する: 階段や窓際、高い場所など、猫が転落する危険性のある場所には、柵などを設置してアクセスを制限しましょう。
* 障害物を除去する: 電源コードや小さな物など、猫がつまずいたり、怪我をする可能性のあるものは、全て片付けましょう。
* 部屋の明るさを確保する: 暗い場所では猫は不安を感じやすいため、常に部屋を明るく保つことが大切です。ただし、直射日光は避けてください。
* 猫が迷子にならないようにする: 猫が部屋の中で迷子にならないように、安全な空間(猫ベッドなど)を確保し、その場所を猫に覚えさせましょう。

コミュニケーションと安心感

* 声かけを頻繁に行う: 猫の名前を呼んだり、優しく声をかけたりすることで、猫は飼い主さんの存在を認識し、安心感を得ることができます。
* 触れ合いを大切にする: 猫を優しく撫でたり、抱きしめたりすることで、愛情を伝えましょう。
* 音や匂いで場所を知らせる: 猫が特定の場所(トイレ、食事場所、寝床など)を認識できるように、鈴や香りのついたおもちゃなどを置いて、場所を知らせる工夫をしましょう。
* ルーティンを作る: 毎日の食事時間やトイレ掃除、ブラッシングなどのルーティンを決め、猫が予測できる環境を作ることで、安心感を与えます。

食事とトイレ

* 食事場所を固定する: 猫が食事場所を容易に認識できるように、常に同じ場所に食器を置きましょう。食器の位置や形状も変えないように注意しましょう。
* トイレの位置を固定する: トイレの位置も固定し、猫が容易にトイレにたどり着けるようにしましょう。砂のタイプや量も、猫が使いやすいように調整しましょう。
* 食器やトイレに目印をつける: 食器やトイレに、猫が触って認識できるような、質感の異なる素材や、香りのついた目印をつけるのも効果的です。

獣医への相談

* 定期的な健康診断: 盲目の猫は、他の猫よりも怪我や病気のリスクが高いため、定期的な健康診断を受けさせることが大切です。
* 専門家のアドバイス: 盲目の猫の飼育に関する不安や疑問があれば、獣医に相談しましょう。獣医は、猫の状態に合わせた適切なアドバイスをしてくれます。

奥様へのサポート

奥様は、愛犬の死と猫の失明という大きな悲しみを経験されています。ご自身も辛い思いをされているかと思いますが、奥様を支えることが大切です。

* 奥様の気持ちを理解する: 奥様の悲しみや後悔の気持ちを否定せず、共感してあげましょう。
* 一緒に猫の世話をし、喜びを共有する: 奥様と一緒に猫の世話をし、猫との触れ合いを通して、喜びや安らぎを感じられるようにサポートしましょう。
* 奥様の負担を軽減する: 猫の世話は、ご夫婦で分担し、奥様の負担を軽減しましょう。
* 専門機関への相談: 必要であれば、ペットロスカウンセラーや精神科医などに相談することを検討しましょう。

まとめ

盲目の猫との生活は、最初は戸惑うことも多いかもしれませんが、適切なケアと愛情があれば、猫は幸せに暮らすことができます。 奥様と協力し、猫にとって安全で快適な環境を整え、愛情を注いであげましょう。 猫ちゃんは、飼い主さんの愛情をしっかりと感じ取っています。 焦らず、一歩ずつ、猫との新しい生活を築いていってください。

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