目の錯覚を利用した広々空間を実現!外壁・内装の色選びとサイディング形状の選び方

目の錯覚などで?家の間口や室内を広く見せる色などの選び方をアドバイス下さい!! 自宅を建築にあたり外壁(サイディング/予算の関係で)にします。出来るだけ間口を大きく見せたく外壁のカラー・サイディング形状をどうすれば目の錯覚で大きく見せる事が出来るでしょうか? 本や他の家を参考にしたら、何がなんだか分からなくなってしまいました。 カラーは膨張色?形状は横長方形のサイディング?を選定すれば良いのでしょうか? また、室内のフローリング色・壁紙色・建具色で広く見せるベストな選定色は何でしょうか? 家の外観はあまり軽くなるのも困りますし・・・。 部屋の色もあまり白を基調とすると精神的に悪いとも聞きますし・・・。 自宅はごくごく普通な3階建の家です。 ご経験者の方、色に詳しい方、是非是非アドバイスお願いします。

家の間口を広く見せるための外壁の色とサイディング形状

家を広く見せるためには、色の効果とサイディングの形状を効果的に組み合わせることが重要です。まず、色の選び方ですが、膨張色(明るい色)は空間を広く見せる効果がありますが、軽すぎる印象になる可能性があります。3階建ての住宅の場合、重厚感も必要となるため、膨張色と収縮色(暗い色)をうまく組み合わせることが大切です。

おすすめは、ベージュやアイボリーなどの明るい中間色です。 これらの色は、膨張色ほどの軽さを感じさせず、落ち着いた雰囲気を保ちながら、空間を広く見せる効果があります。さらに、外壁のサイディング形状は、縦方向のラインを強調するものを選びましょう。 縦ラインは視線を上に導き、高さを強調することで、間口が広く見える錯覚を起こさせます。横長のサイディングは、逆に間口を狭く見せる可能性があります。

具体的なサイディング形状の例

* 縦型ストライプ柄のサイディング: 垂直方向のラインが強調され、建物の高さを強調します。
* 縦長の形状をしたサイディング: サイディング自体が縦長であることで、縦のラインを強調できます。
* 目地を縦方向に配置したサイディング: サイディングとサイディングの境目(目地)を縦に配置することで、縦のラインを強調できます。

ただし、サイディングの形状だけで間口を広く見せることは難しいです。色との組み合わせが重要になります。例えば、縦型ストライプ柄のサイディングに濃い色の目地を使用すると、逆に狭く見える可能性があります。明るい色の目地を使用することで、縦ラインが強調され、より広く見える効果が期待できます。

室内の色選び:広々とした空間を演出する配色

室内を広く見せるためには、床、壁、建具の色を統一感のあるトーンで選び、明度差を小さくすることが重要です。 白を基調としたインテリアは確かに広く見えますが、無機質で精神的に落ち着かないと感じる方もいます。そこで、白ではなく、ベージュやアイボリーなどの明るい中間色をベースに、他の色を組み合わせることをおすすめします。

フローリング、壁紙、建具の色選びのポイント

* フローリング: ベージュやライトブラウンなどの明るい色を選ぶことで、空間が広く感じられます。濃い色のフローリングは、逆に空間を狭く見せるため避けた方が良いでしょう。
* 壁紙: フローリングの色と調和する、明るい色の壁紙を選びましょう。柄物を選ぶ場合は、小さい柄やシンプルな柄を選ぶことで、圧迫感を軽減できます。
* 建具: フローリングや壁紙の色と近い色、もしくは少し明るい色の建具を選ぶことで、空間の統一感を高め、広く見せる効果があります。白やオフホワイトも選択肢としてありです。

色の組み合わせ例

* ベージュ系: フローリング:ライトベージュ、壁紙:オフホワイト、建具:アイボリー
* アイボリー系: フローリング:アイボリー、壁紙:クリーム色、建具:白
* ライトブラウン系: フローリング:ライトブラウン、壁紙:ベージュ、建具:ライトブラウン

専門家の視点:色の効果と心理的な影響

インテリアコーディネーターの視点から見ると、色の選び方は単に空間を広く見せるだけでなく、住む人の心理的な影響も考慮する必要があります。白は清潔感がありますが、無機質で冷たい印象を与える場合もあります。ベージュやアイボリーは、白ほどではないものの、明るく開放的な雰囲気を演出でき、温かみも感じられます。

重要なのは、自分が心地よく過ごせる色を選ぶことです。 色見本を取り寄せ、実際に部屋に置いてみて、自然光や照明の下での見え方を確認することをお勧めします。

まとめ:色の効果を最大限に活かして、理想の住まいを実現しよう

家の間口や室内を広く見せるには、色の効果とサイディングや内装材の形状を組み合わせることが重要です。明るい中間色を基調に、縦方向のラインを強調することで、視覚的な錯覚を利用し、空間を広く見せることができます。

ただし、色の選び方は、単に空間を広く見せるだけでなく、住む人の心理的な影響も考慮する必要があります。自分の好みやライフスタイルに合った色を選び、快適で心地よい住まいを実現しましょう。 専門家のアドバイスを受けることも、理想の空間を作る上で有効な手段です。

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