白を基調としたリビングに神棚を調和させる方法

先日神式の結婚式を終え、記念品として神棚を頂きました。リビングにつけるしかありません。部屋は白を基調としてシンプルでオシャレな部屋を目指していましたが、神棚を置いたため、和風な感じになり、今までの部屋作りがそぐわなくなりました。リビング壁のまん中、一番上に取り付けたため、神棚が中心の部屋です。旦那が言うには神棚はこの位置しかダメ!ということです。なんとか今までのようなシンプルでオシャレな部屋にしたいです。神棚をおいてらっしゃる方、どんな部屋にされていますか?しばらく衝撃で何もする気がおきません。

神棚のある白を基調としたリビング:調和への道

神棚をリビングに設置し、白を基調としたシンプルでオシャレな空間との調和に悩まれているとのこと、お気持ちお察しします。神棚は日本の伝統的な信仰を表す大切なものですから、安易に移動させるわけにもいかず、戸惑うのも当然です。しかし、工夫次第で神棚とモダンなインテリアの共存は十分可能です。この記事では、白を基調としたリビングに神棚を自然に溶け込ませるための具体的な方法をご紹介します。

神棚の存在感を和らげるインテリアテクニック

神棚の存在感が強すぎる、というお悩みは、神棚の周囲のインテリアとのバランスが崩れていることが原因です。白を基調とした空間は、清潔感がありながらも、無機質になりがちです。神棚の重厚な雰囲気と、白のシンプルな空間とのギャップが、違和感につながっていると考えられます。

1. 神棚のデザインを見直す

まず、神棚のデザイン自体を見直してみましょう。伝統的な神棚は木製のものが多く、どうしても和風な印象が強くなります。しかし、現在では、モダンなデザインの神棚も数多く販売されています。例えば、白や明るい色の木を使用したもの、シンプルでミニマルなデザインのものなど、様々な選択肢があります。既存の神棚がどうしても気に入らない場合は、デザイン性の高い神棚への買い替えも検討してみましょう。

2. 周辺のインテリアでバランスを取る

神棚そのものを変えるのが難しい場合は、周辺のインテリアでバランスを取りましょう。白を基調とした空間は、他の色や素材を取り入れることで、より奥行きのある空間になります。

  • グリーンを取り入れる:観葉植物を置くことで、空間全体に自然な温かみをプラスできます。特に、神棚の横に小さな観葉植物を置くことで、神棚の存在感を和らげ、より自然な雰囲気を作ることができます。種類は、神棚のサイズや雰囲気に合わせて選びましょう。小さめの観葉植物であれば、場所を取らずに済みます。
  • 素材感を意識する:白の壁や家具が多い空間では、素材感を意識することで、空間全体に奥行きと変化を与えられます。例えば、神棚の前に天然素材のラグを敷いたり、麻やリネンのカーテンを使用したりすることで、より温かみのある空間を作ることができます。また、神棚の素材と調和する素材を選ぶことも重要です。
  • 間接照明を活用する:神棚の後ろや横に間接照明を設置することで、神棚を優しく照らし出し、存在感を際立たせつつも、空間全体を柔らかく演出できます。ダウンライトや間接照明は、神棚の雰囲気をより引き立てる効果があります。ただし、神棚を直接照らすのではなく、周辺を照らすように設置することが重要です。
  • アートやオブジェを配置する:神棚の左右に、シンプルなデザインのアート作品やオブジェを配置することで、視覚的なバランスを整えることができます。ただし、派手すぎるものや、神棚の雰囲気と合わないものは避けましょう。シンプルな絵画や彫刻などがおすすめです。

3. 壁の色や素材を変える

神棚のある壁面だけ、他の壁面とは異なる色や素材にすることで、神棚をより自然に空間の一部として溶け込ませることができます。例えば、神棚のある壁面だけ、薄いグレーやベージュなどの落ち着いた色で塗装したり、木製のアクセントパネルを取り付けることで、神棚の存在感を際立たせつつ、空間全体との調和を図ることができます。

専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、神棚をモダンなリビングに調和させるには、「コントラストと統一感のバランス」が重要です。神棚の伝統的な雰囲気と、白を基調としたモダンな空間とのコントラストを、うまく利用することがポイントです。

例えば、神棚の周囲に、白と黒、または白と木目などのコントラストのある素材を取り入れることで、神棚の存在感を際立たせつつ、モダンな空間にも自然に溶け込ませることができます。また、神棚の色や素材に合わせた、統一感のあるインテリアアイテムを選ぶことで、空間全体にまとまりを持たせることができます。

具体的な事例:白を基調としたリビングに神棚を配置した事例

実際に、白を基調としたリビングに神棚を配置し、成功している事例をご紹介します。

あるご家庭では、白を基調としたリビングに、シンプルなデザインの白い神棚を設置し、神棚の前に観葉植物を配置することで、自然で落ち着いた空間を演出しています。また、神棚の左右には、シンプルなデザインの白い棚を設置し、そこに小さなオブジェを飾ることで、視覚的なバランスを整えています。

別の事例では、白を基調としたリビングに、黒を基調としたモダンな神棚を設置し、神棚の周囲には、黒と白のモノトーンで統一されたインテリアアイテムを配置することで、スタイリッシュな空間を演出しています。

まとめ:神棚とモダンインテリアの調和を目指して

白を基調としたリビングに神棚を配置することは、一見難しいように思えますが、適切な工夫をすることで、神棚とモダンなインテリアの調和を実現できます。神棚のデザイン、周辺のインテリア、壁の色や素材などを考慮し、バランスの良い空間づくりを目指しましょう。この記事で紹介した方法を参考に、あなたにとって心地よく、そして神聖な空間を創造してください。

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