白い壁×ブラウン家具×レッド系ベッドカバーのお部屋に合うカーテンの色選び

カーテンの色選びについてです。白い壁で、床はフローリングです。家具はミッドセンチュリー、北欧テイストのブラウンの木の家具。ベッドカバーはマリメッコのレッド系の柄。テーブルの下のラグは、レッドかグリーンにしようと思います。カーテンは無地を選ぼうと思いますが、色で悩んでいます。上記のお部屋なら、何色のカーテンが合うと思いますか?

お部屋の雰囲気と色合いの分析

まず、ご質問のお部屋の状況を整理してみましょう。白い壁とフローリングという明るいベースに、ブラウンのミッドセンチュリー・北欧風家具、そしてマリメッコのレッド系のベッドカバーという、温かみのある色合いの空間ですね。さらに、ラグはレッドかグリーンを検討中とのこと。全体として、明るく、そして温かみと落ち着きのある空間を目指していることが伺えます。

重要なのは、これらの要素を喧嘩させずに、調和させるカーテンの色を選ぶことです。レッド系のベッドカバーと、レッドまたはグリーンのラグという、既に赤と緑の要素が強い状況下では、カーテンの色選びは慎重に行う必要があります。

候補となるカーテンの色と、それぞれのメリット・デメリット

いくつか候補となるカーテンの色とそのメリット・デメリットを検討してみましょう。

1. ベージュ

  • メリット: どんなインテリアにも合わせやすく、お部屋を広く見せる効果があります。既存の家具やベッドカバー、ラグの色とも自然に調和します。落ち着いた雰囲気を演出したい場合に最適です。
  • デメリット: やや無難すぎる印象になる可能性があります。個性を出しにくい点がデメリットと言えるでしょう。

2. アイボリー

  • メリット: ベージュよりも少し明るめで、清潔感があります。白い壁との相性も抜群です。北欧風のインテリアによく合います。
  • デメリット: 汚れが目立ちやすい可能性があります。また、ベージュと同様に、個性を出しにくい面があります。

3. ブラウン(濃いめ)

  • メリット: 既存のブラウンの家具と統一感を出し、落ち着いた空間を演出できます。重厚感も加わり、より大人っぽい雰囲気になります。
  • デメリット: カーテンの色が重くなりすぎると、お部屋が暗く狭く感じられる可能性があります。明るさを保つために、素材や透け感に注意が必要です。

4. 赤(濃いめのレッド)

  • メリット: ベッドカバーとラグとの色調を統一し、お部屋全体にまとまり感が出ます。大胆で個性的な空間を演出できます。
  • デメリット: 赤は強い色なので、使いすぎると疲れる印象になる可能性があります。カーテンの面積が大きい分、他の要素とのバランスが重要です。無地で落ち着いたトーンの赤を選ぶことをおすすめします。例えば、ワインレッドやバーガンディーなどの深みのある赤が良いでしょう。

5. 緑(落ち着いたグリーン)

  • メリット: ラグの色と調和し、自然な雰囲気を演出できます。赤系のベッドカバーとのコントラストも美しく、洗練された空間になります。深い緑を選ぶことで、落ち着きと高級感を演出できます。
  • デメリット: グリーンによっては、部屋が暗く見えたり、寒々しく感じられる可能性があります。明るめのグリーンや、黄緑などを選ぶと良いでしょう。また、赤と緑の組み合わせはクリスマスカラーを連想させるため、季節感に注意が必要です。

専門家の視点:インテリアコーディネーターの意見

インテリアコーディネーターの視点から見ると、このお部屋には「赤と緑のバランス、そして明るさの確保」がポイントです。既に赤系の要素が強いので、カーテンで赤を強調しすぎると、まとまりを失い、落ち着かない空間になりかねません。

そこで、ベージュやアイボリーといったニュートラルカラーが安全な選択肢です。しかし、無難すぎるのが嫌であれば、深みのある赤(ワインレッドなど)や落ち着いた緑(深緑など)も、ポイント使いとして効果的です。ただし、これらの色はカーテンの面積が広い分、他の要素とのバランスを考慮する必要があります。例えば、赤系のカーテンを選ぶ場合は、ラグをグリーンにするなど、色のバランスを調整しましょう。

具体的なアドバイス:カーテン選びのポイント

カーテンを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

* 素材: 光を通しやすいか、遮光性があるかなど、お部屋の明るさやプライバシーの確保を考慮しましょう。リネンやコットンなどの天然素材は、自然な風合いと通気性を兼ね備えています。
* 柄: 無地を選ぶとのことですが、もし柄物に挑戦したい場合は、小さな柄や控えめな柄を選ぶと、お部屋全体のバランスが崩れにくいです。
* 丈: 床に少し届く長さや、窓枠ギリギリの長さなど、窓のサイズやスタイルに合わせて選びましょう。
* 重さ: 重厚感のあるカーテンは、遮光性や保温性に優れていますが、軽すぎるカーテンは風で揺れやすく、安っぽく見える可能性があります。
* 色見本を取り寄せる: 実際に部屋で色を確認することで、より正確な色選びができます。

まとめ:あなたのお部屋に最適なカーテンの色は?

結論として、あなたの部屋にはベージュ、アイボリーが最も無難で、失敗が少ない選択肢です。しかし、より個性を出すなら、深みのある赤や落ち着いた緑も検討できます。ただし、その場合は他のインテリアとのバランスを考慮し、色見本を取り寄せて確認することをお勧めします。 大切なのは、全体的な調和と、あなたが心地よく過ごせる空間を作ることです。 色々な色を検討し、あなたにとって最適なカーテンを見つけてください。

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