白い壁紙についた植物の樹液の落とし方|跡形もなく綺麗に落とす方法

部屋の白い壁紙に、植物の樹液らしきものが付いてしまいました。どうやったら、きれいに跡形も無く落とせるのでしょう?すでに1週間程前から付いているようです。

白い壁紙は清潔感があり、どんなインテリアにも合わせやすい反面、汚れが目立ちやすいのが難点です。特に、植物の樹液は粘着性があり、時間が経つとシミとなって取れにくくなってしまいます。この記事では、白い壁紙に付いてしまった植物の樹液を、跡形もなく綺麗に落とす方法を、具体的な手順と注意点と共に解説します。1週間も経過しているとのことですので、早めの対処が重要です。

植物の樹液の種類を見極める

まず、どのような植物の樹液なのかを特定することが重要です。樹液の種類によって、適切な落とし方が異なります。例えば、粘り気が強い樹液や、油分を含む樹液などは、一般的な洗剤では落ちにくいため、専用の洗剤を使用する必要があるかもしれません。写真があれば、植物の種類を特定しやすく、より適切なアドバイスができます。

樹液の種類別対処法

粘性の強い樹液の場合

粘着性の強い樹液は、時間が経つと固まってしまい、落としにくくなります。まずは、ヘラカードなどの硬いもので、出来るだけ樹液をこそげ落とします。この時、壁紙を傷つけないように注意しましょう。その後、セロハンテープなどを利用して、残った樹液を丁寧に剥がしていきます。粘着力が強いテープを使うと効果的です。それでも残る場合は、下記の方法を試してみましょう。

油分を含む樹液の場合

油分を含む樹液は、水拭きだけでは落ちません。中性洗剤を薄めた液を、柔らかい布に含ませて、優しく拭き取ります。その後、乾拭きをして、水分を完全に除去しましょう。それでも落ちない場合は、油汚れに効果的な洗剤を使用してみましょう。ただし、壁紙の種類によっては、洗剤の使用ができない場合もあるので、事前に目立たない場所で試してから使用してください。

水性タイプの樹液の場合

水性タイプの樹液であれば、ぬるま湯で拭き取れる可能性が高いです。柔らかい布にぬるま湯を含ませ、優しく拭き取ります。その後、乾拭きをして、水分を完全に除去しましょう。もし、シミが残っている場合は、漂白剤を使用するのも有効な手段ですが、壁紙の種類によっては変色する可能性があるので、必ず目立たない場所で試してから使用してください。

具体的な手順

  1. 準備:ヘラ、カード、セロハンテープ、中性洗剤、ぬるま湯、柔らかい布、乾いた布、油汚れ用洗剤(必要に応じて)、ゴム手袋を用意します。
  2. 樹液の除去:ヘラやカードで、出来るだけ樹液をこそげ落とします。セロハンテープで残りを丁寧に剥がします。
  3. 洗剤の使用:中性洗剤を薄めた液を柔らかい布に含ませ、優しく拭き取ります。油分を含む樹液の場合は、油汚れ用洗剤を使用します。必ず目立たない場所で試してから使用してください。
  4. 拭き取り:乾いた布で、完全に水分を拭き取ります。
  5. 乾燥:十分に乾燥させます。自然乾燥が理想的です。

注意点

  • 壁紙の種類を確認:壁紙の種類によっては、洗剤の使用ができない場合があります。事前に確認するか、専門業者に相談しましょう。
  • こすりすぎない:壁紙を傷つけないように、優しく拭き取ることが重要です。強くこすりすぎると、壁紙が剥がれる可能性があります。
  • 漂白剤の使用は慎重に:漂白剤を使用する場合は、必ず目立たない場所で試してから使用してください。壁紙が変色する可能性があります。
  • 専門業者への依頼:自分で落とすのが難しい場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。

専門家の視点

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「白い壁紙は汚れが目立ちやすいので、日頃からこまめな掃除が大切です。植物を置く際は、樹液が垂れないように注意し、万が一付着した場合は、早めの対処が重要です。また、壁紙の種類によって適切な掃除方法が異なるため、事前に確認することが大切です。」とのことです。

まとめ

白い壁紙についた植物の樹液は、種類や付着時間によって適切な対処法が異なります。この記事で紹介した方法を試してみて、それでも落ちない場合は、専門業者に相談することをおすすめします。日頃からこまめな掃除と、植物の配置に気を付けることで、美しい白い壁紙を長く保ちましょう。

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