痴呆症の大家さんによる家賃集金問題と近隣への影響:解決策と対策

痴呆症と思われる大家さんのことで困っています。私の住まいは借家で、家賃は毎月管理会社へ振込み。にもかかわらず家賃の集金に来るのです。話し声も大きく、うちが家賃滞納したようで外聞が悪く精神的に苦痛です。ちなみに我が家は現在の家に住んで二年になりますが、一度も家賃滞納したことはありません。また大家さんがこのように頻繁に集金にやってくるようになったのは8月からです。一度来ると、たった今来たことも忘れてしまうので、日に何度もやってきます。朝夕とわずやってきます。家の玄関の向きなどから、おそらく向かいの集合住宅にも会話が丸聞こえになっていると思われます。インタフォンを無視しても、外から「おはようございます!」と何度も呼びかけられるので、そのうち何を大声で言い出すか分からないという怖さで玄関を開けてしまいます。これまではずっと「きちんと管理会社に振り込んでいますよ」という返事を繰り返してきました。が、そのうちに大家さんは「管理会社に振り込むと、私の娘の方にお金がいってしまうから、来月からは手払いでお願いします」と言ってきました。(そう言って帰っても10秒とたたないうちにまたインタフォンが鳴るのですが。)そしてその翌日には「家賃の集金に参りました」との置手紙まで・・・。今月上旬に管理会社に苦情を出しました。この時点では他にも苦情を出した部屋があったらしく、ほどなく大家さんの娘さん(車で1.5時間のところに住んでいます)から謝罪がきました。大家の娘さんの話は、①大家さんのご主人が亡くなられたのが痴呆になったきっかけ、②迷惑をかけているとは思うが、痴呆という病気は環境を変えると悪化すると医師から言われているため、デイサービスなどにも出していない。(娘としても出したくないそうです。)、③今後は母(大家さん)が来ても無視してくれ、④何かあれば私(娘)に電話をしてほしい・・・ということでした。謝罪は全世帯にしたそうです。百歩譲って、頻繁に大家さんが来ることだけなら別にいいです。しかし、この娘さんからの謝罪があった後、なぜか集金に来なくなった家と相変わらず集金に来る家が出たのです。私がもっとも気にしているのは、立地と玄関の向きなどの状態と、大家さんの声の大きさから、近隣住宅に話が丸聞こえのことです。お向かいの集合住宅には息子と同じ幼稚園に通うお子さんがいる家庭がいくつもありますし、こう頻繁にこられると、「我が家が頻繁に家賃を催促されている」と受け止められかねず、とても苦痛に感じています。再度管理会社にも苦情を伝えましたが、「まぁ病気ですから・・・」という頼りない返事しかかえってきません

痴呆症の大家さんによる家賃集金問題:現状と課題

ご質問にある状況は、非常に辛い状況だとお察しします。痴呆症の大家さんによる頻繁な家賃集金訪問、近隣への影響、管理会社からの不十分な対応など、複数の問題が複雑に絡み合っています。特に、近隣住民からの誤解や、精神的な負担は深刻な問題です。

問題点の整理

* 痴呆症の大家さんによる頻繁な家賃集金訪問: これは、大家さんの認知機能の低下によるものであり、本人の意思とは異なる可能性が高いです。しかし、居住者の生活に大きな支障をきたしていることは事実です。
* 近隣への影響: 大家さんの大きな声による会話は、近隣住民に「家賃滞納」という誤解を与えかねません。これは、居住者のプライバシーと社会的な立場に悪影響を与えます。
* 管理会社の対応不足: 管理会社は、大家さんと居住者の双方を保護する立場にあります。しかし、「病気だから仕方がない」という対応は、問題解決には繋がりません。

具体的な解決策と対策

この問題を解決するためには、以下の対策を段階的に行うことが重要です。

1. 管理会社への再交渉と法的措置の検討

まず、管理会社に再度強く抗議する必要があります。これまでのやり取りを記録し、近隣への影響についても明確に伝えましょう。 「病気だから仕方がない」という対応は、放置すれば状況が悪化するだけです。

* 具体的な要求事項:

  • 大家さんへの訪問制限または、集金方法の変更(例えば、銀行振込のみとするなど)
  • 近隣住民への説明と誤解の解消のための対応
  • 状況改善が見られない場合の法的措置(例えば、家主への内容証明郵便による改善要求)の検討

もし管理会社が対応しない場合は、弁護士に相談し、法的措置を検討することも視野に入れましょう。借地借家法に基づき、居住者の権利を保護する必要があります。

2. 娘さんとの継続的な連絡

大家さんの娘さんとは、良好なコミュニケーションを継続することが重要です。定期的に状況を報告し、必要に応じて娘さんにも協力を仰ぎましょう。

* 連絡方法: 電話やメールだけでなく、必要に応じて手紙で状況を記録しておくことで、証拠として残すことができます。
* 具体的な相談内容:

  • 大家さんの訪問時間帯の制限
  • 訪問時の対応マニュアルの作成(例えば、短く済ませるための言葉遣いなど)
  • 娘さんへの緊急連絡体制の確立

3. 近隣住民への説明

近隣住民への誤解を解くために、状況を説明する必要があるかもしれません。直接話すのが難しい場合は、管理会社を通じて説明してもらうことを検討しましょう。

* 説明内容:

  • 大家さんの病気について
  • 家賃の支払いはきちんと行っていること
  • 管理会社と協力して問題解決に取り組んでいること

4. 玄関対策の検討

インタフォンを無視しても訪問される状況を改善するために、玄関の対策を検討しましょう。

* 対策例:

  • 防犯カメラの設置:訪問記録を残し、証拠として活用できます。
  • インターホンカバーの設置:インターホンの音を小さくしたり、呼び出し音を消したりできます。
  • ドアチェーンの設置:玄関を開け放たずに対応できます。

専門家の視点

この問題は、高齢者の介護問題と賃貸住宅問題が複雑に絡み合ったものです。弁護士や社会福祉士などの専門家に相談することで、より適切な解決策を見つけることができるでしょう。特に、法的措置や介護サービスの利用に関するアドバイスを受けることが重要です。

まとめ

痴呆症の大家さんによる家賃集金問題は、居住者にとって非常に辛い状況です。しかし、管理会社、大家さんの娘さん、そして必要であれば専門家と協力することで、問題解決への道筋が見えてきます。諦めずに、積極的に行動を起こすことが重要です。

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