痴呆状態の超高齢猫の介護 長文かつ支離滅裂になってしまいましたがご容赦下さい。 21歳の雌猫の介護をしています。 ここ2ヶ月かかりつけの先生と散々色々と検査、投薬等を試みましたが 最終的に「痴呆」ということになりました。 (もしかしたら脳に何らかの異常があるかもしれませんが高齢のため 高度な検査が出来ず判明したとしても負担のかかる治療は選択しない方針のため) 元々耳が聴こえず、最近はもしかしたら片目はほぼ見えていない かもしれないとのことです。 いちばん辛いのは猫ですが 人間の生活に支障がでて身体的にも限界になってきています。 症状はほとんど眠らず、1日中鳴き続け、合間に昼夜を問わず絶叫、 1ヶ月に1回くらいてんかん発作のようになり痙攣、その後半日くらい 旋回を続け、突然普通に戻ります。 日常的な徘徊はありませんが排泄がうまくいかないようで、 定期的に外へ連れて行って排泄を促しますが5回に1回くらいしかしません。 元野良のため猫トイレは絶対に使用せず、外でトイレをしていました。 元気なときは猫の出入り口から24時間出入り自由な生活でした。 寒冷地で夜はマイナス10度くらいまで冷えますがその中で 猫のトイレをじっと待っているのは非常に堪えます。 夜中のトイレの間も絶叫し続けるため近所になんと思われているかも頭が痛いです。 家族は私と夫いずれもフルタイム共働き、両親の4人ですが 父が介護状態で半分寝たきり、母が介護しています。 母も80近いので父の介護だけで大変なところ 猫が1日中鳴き続け、夜も絶叫、ほとんど睡眠が取れず ここ2週間ほどは父の介護以外は横になっているばかり、かなり参っています。 私も、絶叫が酷くなってから熟睡したことはなく、1、2時間おきに起きて 猫をなだめてきましたが、さすがに先週くらいから ストレスと疲労で顔面神経麻痺?みたいな感じで左まぶたが痙攣し開けられない ことが多くなっています。仕事に支障をきたしています。 私も帰宅が平均して20〜21時くらい、夫は22時を過ぎます。 今まで母が分担していた家事その他を一人でこなしつつ、 猫の世話、世話といってもなにをしてあげれば落ち着くのか わからず、鳴き続ける猫をひたすら撫でて話しかけるだけです。 絶叫が始まってから精神安定剤(フェノバールやセエルカム(ジアゼパム)) を飲ませましたが、薬が効き過ぎ全身弛緩、腰萎えで寝たきりとなり 意識朦朧としているのか、目をあけたまま無反応となり いろいろ分量を相談し試行錯誤してきましたが、その時の体調で変わるのか? 全く効いていないか、効きすぎるかの両極端で適量を見つけられずに 断念しています。ジルケーンというサプリも与えていますが変化ありません。 (宇津救命丸はどうなんでしょうか?) 基本的に猫本来の生活→「自力で立ち、食べ、排泄する」 ことができなくなったら自然にまかせようと思っているので 精神安定剤はあまり使用したくないというのが本音です。 が、飲ませないと絶叫が続き人間が寝られず、飲ませれば人は寝られるが 猫はただ息をして横たわっているだけ、もう、どちらを選択すればいいのか、 私の思考回路も働かないほど疲弊しています。 内臓疾患であれば変な言い方ですが時間の問題ですが、 猫は食欲もあり、至って元気、人間の痴呆状態と同じなんです。 投薬中は寝たきりで意識朦朧としていますが副作用で異常な食欲がでて 排泄も自然に押し出されて?排泄されるため 寝たきり→食べない→衰弱する ということにはならないようです。 かかりつけの先生にも相談はしていますが 「決めるのは飼い主さん」と言われています。 どうしたらいいんでしょう??? 運の悪い事に 介護状態の父は動物が嫌いで猫の鳴き声に常に不快感を示し、絶叫すると 黙らせろと母を怒鳴り散らします。父もまだらボケの症状が出ていて 感情のコントロールが上手く行っていません。 更に 他にも20歳になる猫(独占欲の非常に強いわがまま猫)がもう1匹いて、 私も母も介護猫にかかり切りになっているためひがんでいじけています、 ストレスが溜まると免疫が下がり病気にかかりやすくなる というのでそちらも心配です。 夜中に絶叫した時に私が起きて撫でたりさすったりしているところを 物陰から上目遣いにじっと見ていてひがんだようにいじけてしまいます。 最近は介護猫が来ない2階の奥の部屋から出てきません。 この猫と介護猫は親子なんですが野良時代に生んだ子をすぐに引き離したためか 威嚇こそしませんが、相性が非常に悪くお互いに 我関せず 状態です。 長くなってしまいましたが 同じ様な状態を介護されている方、どうやってバランスをとっていますか? 人が倒れたらどうにもならないので 安定剤を投与すべきなんだとは思いますが寝たきりの姿を見ると、 何年も続く訳ではなし、自然にしてあげたいと思ってしまいます。 これからどうすればいいんでしょうか? なんでも結構です、アドバイス頂きたくお願いいたします。
21歳高齢猫の痴呆と介護:現状と課題
21歳という高齢の猫さんの介護、大変お疲れ様です。 耳が聞こえず、視力も低下している上に、痴呆による鳴き声、絶叫、てんかん発作のような症状、そして排泄の困難など、多くの問題を抱えている状況がよく分かります。さらにご家族の介護も抱えている状況では、心身ともに限界に達しているのも無理はありません。 この状況を改善するためには、猫さんのケア、ご自身の健康維持、そしてご家族との協力体制の構築が不可欠です。
猫さんのケア:穏やかな時間を提供するための具体的な対策
環境調整と排泄問題の解決
* 夜間の寒さ対策:マイナス10度の中での排泄待ちというのは猫さんにも飼い主さんにも酷です。猫用の防寒着を着せたり、暖かい場所(玄関などに段ボールハウスを設置するなど)を用意しましょう。また、夜間の排泄は、猫用オムツの使用も検討しましょう。
* 排泄場所の工夫:猫トイレを嫌がる場合は、猫が排泄しやすい場所を探りましょう。例えば、庭に砂利を敷いたり、人工芝を敷いたりするなど、猫が自然な感覚で排泄できる場所を作るのも一つの方法です。
* 室温管理:室温を一定に保ち、猫が落ち着ける環境を作ることも重要です。加湿器を使用するのも良いでしょう。
* 刺激の軽減:猫が落ち着ける静かな空間を確保し、騒音や強い光を避けるようにしましょう。
鳴き声と絶叫への対応
* フェロモン製品の活用:フェリウェイなどの猫用フェロモン製品は、猫を落ち着かせる効果があります。
* 音楽療法:クラシック音楽などを流してみるのも効果的です。猫がリラックスできる音楽を探してみましょう。
* マッサージ:優しくマッサージをしてあげると、猫がリラックスするかもしれません。
* 薬剤の見直し:精神安定剤の量や種類について、獣医さんと相談し、猫さんの状態に合った適切な投薬方法を見つけることが重要です。
- 宇津救命丸について:宇津救命丸は猫への使用実績は少ないため、獣医さんと相談の上、使用を検討しましょう。
* 行動療法:猫の行動を分析し、何が原因で鳴き声や絶叫が起こっているのかを特定し、その原因を取り除く行動療法も効果的です。専門の獣医行動医に相談することをお勧めします。
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食事と健康管理
* 栄養バランス:高齢猫用の栄養バランスの良いフードを選びましょう。食欲不振の場合は、嗜好性の高いフードやウェットフードを試してみましょう。
* 水分補給:高齢猫は脱水症状を起こしやすいので、こまめな水分補給を心がけましょう。
ご自身の健康とメンタルケア
* 睡眠確保:1~2時間おきの起床は、睡眠不足による心身への負担が大きいです。ご家族と協力して、交代で猫の世話をする体制を作るなど、睡眠時間を確保しましょう。
* 医療機関の受診:顔面神経麻痺の症状は放置せず、医療機関を受診しましょう。
* 専門機関への相談:介護疲れや精神的なストレスを抱えている場合は、介護相談窓口や精神科医などに相談しましょう。
* ヘルパーの利用:介護ヘルパーの利用も検討しましょう。一時的にでも、介護の負担を軽減することができます。
* ご自身の趣味の時間:少しでも自分の時間を作るように心がけましょう。
ご家族との協力体制
* 家族会議:家族全員で集まり、猫の介護について話し合い、役割分担を決めましょう。
* 父の介護とのバランス:父の介護と猫の介護を両立させるのは非常に困難です。介護サービスの利用や、家族以外のサポートを検討しましょう。
* 他の猫への配慮:もう一匹の猫への配慮も忘れず、十分な愛情を与えましょう。
専門家への相談
獣医さん、介護相談窓口、そして場合によっては動物行動学者への相談も有効です。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な介護方法を見つけることができるでしょう。
まとめ:バランスの取れた介護を目指して
21歳という高齢の猫さんの介護は、想像を絶する大変さだと思います。しかし、猫さんにとって最善のケアを提供するためには、飼い主さん自身の健康とメンタルケアも非常に重要です。ご家族と協力し、専門家のアドバイスを受けながら、猫さん、ご家族、そしてあなた自身の幸せを守るためのバランスの取れた介護を目指しましょう。