畳部屋をOSB板でDIYフローリング化!ささくれ対策と夏場の暑さ対策

畳の部屋にOSB板の柄を利用して床にひいてフローリングにしたいのですが、OSB板のささくれ?が気になります。今のところ透明のテーブルクロスを繋いでひこうかと考えてますが他にいいやり方ありますか?また畳→板→クロスをひいたら夏とか群れますかね?費用はあまりないのであまりお金のかからないやり方を選びました。よろしくお願いします。補足回答有難うございます。6畳の和室の半分を床から15cm程(角材の値段と相談です)上げてその部分にOSBを使うつもりです。壁は四方全部OSBで囲います。ビスは考えてませんでした…釘ではダメですかね?

OSB板のささくれ対策:安全で快適なDIYフローリングを実現

OSB板は安価でDIYに最適な素材ですが、ささくれが気になるのは大きな問題です。透明のテーブルクロスは手軽ですが、見た目がイマイチで、耐久性にも不安が残ります。もっと安全で見た目も美しい対策方法をいくつかご紹介します。

1. サンディング(研磨)でささくれを解消

最も効果的な方法は、OSB板の表面をサンディングすることです。電動サンダーがあれば作業効率が大幅に向上しますが、手作業でも十分可能です。

  • 粗めのサンドペーパー(#80~#120)で表面の大きなささくれを取り除きます。この段階では力を入れて研磨しても大丈夫です。
  • 中間のサンドペーパー(#150~#240)で表面を滑らかにします。この段階では、力加減に注意し、均一に研磨することが重要です。
  • 細かいサンドペーパー(#320~#400)で仕上げ研磨を行います。これで、ほとんどささくれを感じなくなるはずです。

研磨後は、必ず掃除機で木くずを丁寧に吸い取ってください。残った木くずは、後工程で問題を引き起こす可能性があります。

2. 塗装でささくれを隠して保護

サンディング後、OSB板の表面を塗装することで、ささくれを完全に隠すだけでなく、耐久性も向上します。

  • 水性ウレタンニスは、臭いが少なく、扱いやすいのでおすすめです。色は、お部屋の雰囲気に合わせて自由に選べます。
  • オイルステインは、木材の質感を活かした自然な仕上がりになります。OSB板の独特の模様を活かしたい場合に最適です。

塗装は、薄く数回に分けて塗ることで、ムラなく仕上がります。乾燥時間は、塗料の種類によって異なりますので、製品の説明をよく読んで作業してください。

3. 仕上げ材でささくれ対策とデザイン性を両立

サンディングと塗装に加え、さらに仕上げ材を使用することで、より快適で美しい床を実現できます。

  • リノリュームシート:安価で施工が容易。様々なデザインがあり、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
  • クッションフロア:柔らかく、足触りが良いのが特徴。防音効果も期待できます。
  • フロアタイル:タイル状になっているので、DIYでも比較的簡単に施工できます。デザインのバリエーションも豊富です。

これらの仕上げ材を使用することで、ささくれの心配がなくなり、より快適な空間が実現します。

夏場の暑さ対策:通気性を確保し、快適な空間を維持

畳の上にOSB板、さらにクロスと重ねることで、通気性が悪くなり、夏場は暑さがこもる可能性があります。そのため、以下の対策が必要です。

1. 通気性を確保する工夫

OSB板と畳の間に、通気性を確保するための隙間を作ることを検討しましょう。例えば、OSB板の下に、小さなブロックなどを置いて、わずかな隙間を作ることで、空気の循環を促せます。

2. 断熱材の活用

予算に余裕があれば、OSB板の下に断熱材を敷くことで、夏場の暑さ対策に効果があります。断熱材は、ホームセンターなどで手軽に購入できます。

3. 換気扇の設置

部屋に換気扇を設置することで、空気の循環を促進し、室温の上昇を抑えることができます。

釘とビスの選択:適切な固定方法

OSB板を固定する際には、釘よりもビスの方がおすすめです。釘は抜けやすい可能性がありますが、ビスはしっかりと固定できます。ただし、OSB板の厚さや使用するビスの種類によっては、下穴を開ける必要がある場合があります。ホームセンターなどで、適切なビスと下穴錐を選んでください。

専門家のアドバイス:DIYの注意点

DIYは楽しい反面、安全に配慮することが重要です。

専門家(建築士など)への相談も検討しましょう。特に、床を上げる作業や、OSB板の固定方法など、専門的な知識が必要な部分については、専門家のアドバイスを受けることで、安全で安心なDIYを行うことができます。

まとめ:安全で快適なOSB板DIYフローリング

OSB板を使ったDIYフローリングは、費用を抑えながら個性を発揮できる魅力的な方法です。しかし、ささくれや夏場の暑さ対策など、注意すべき点もあります。この記事で紹介した対策方法を参考に、安全で快適な空間づくりを目指してください。

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