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畳部屋をフローリング風にリフォームする方法
古い畳の部屋をフローリング風にリフォームしたい、というご要望ですね。畳のへこみ、ダニの発生など、お困りの状況がよく分かります。カネライトフォームを活用したリフォームは、DIYでも可能な比較的低コストな方法として有効です。しかし、いくつかの注意点がありますので、順を追って解説していきます。
カネライトフォームとは?
カネライトフォームは、断熱材として使用される硬質ウレタンフォームの一種です。軽量で断熱性・保温性に優れ、DIYでも扱いやすい素材です。リフォームにおいては、床の断熱や防音、そして今回のケースのように、既存の床材の上に重ねて新しい床を作る下地材として利用できます。
カネライトフォームを使ったフローリングリフォームの手順
1. 畳の撤去: まず、既存の畳をすべて撤去します。畳の下地となる床の状態を確認し、必要に応じて補修を行います。床が腐っていたり、傾斜がある場合は、専門業者に相談することをお勧めします。
2. 下地処理: 畳を撤去した後の床面を掃除機で丁寧に掃除し、ゴミや埃を取り除きます。必要に応じて、防虫・防腐処理を行います。
3. カネライトフォームの設置: カネライトフォームを床面に敷き詰めます。厚さ50mmであれば、ある程度の凹凸は吸収できますが、完全に平らな状態にするためには、事前に床のレベル調整が必要になる場合があります。カネライトフォーム同士のつなぎ目には、隙間ができないように注意しましょう。接着剤を使用する場合は、カネライトフォームの材質に適したものを選びましょう。
4. フローリングの設置: カネライトフォームの上に、フローリング材を敷設します。フローリング材の種類は様々ですが、DIY向けに扱いやすい合板フローリングや、接着剤不要のクリック式フローリングなどがおすすめです。フローリングの施工方法については、製品の取扱説明書をよく読んでから作業を行いましょう。
5. 仕上げ: フローリングの敷設が終わったら、巾木などを設置して仕上げます。
重量物への耐性について
厚さ50mmのカネライトフォームにタンスや机などの重量物を置いても耐えられるか、というご質問ですが、これはカネライトフォーム単体での強度ではなく、下地とフローリング材との組み合わせで決まります。 50mmの厚みは、ある程度の荷重には耐えられますが、極端に重い家具や、一点に集中して荷重がかかる場合は、へこみや変形が起こる可能性があります。 より強度を高めたい場合は、カネライトフォームを厚くするか、下地に合板などを追加するなどの工夫が必要です。
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カネライトフォームの入手方法
都内でカネライトフォームを取り扱っているホームセンターは、大型ホームセンターであればある程度可能性が高いです。 八王子方面以外でも、事前に電話で在庫状況を確認することをお勧めします。また、インターネット通販でも購入可能です。 見本を確認したい場合は、ホームセンターに直接問い合わせるか、メーカーのウェブサイトで販売店情報を検索してみてください。 ホームセンターによっては、カネライトフォームのカットサービスを行っている場合もありますので、必要なサイズにカットしてもらうことも可能です。
専門家のアドバイス
DIYでリフォームを行う場合、事前に専門家への相談も検討しましょう。 床の状態や、使用する材料の選定、施工方法などについてアドバイスを受けることで、より安全で確実なリフォームを行うことができます。特に、古い建物の場合は、下地補強が必要になるケースもありますので、専門家の意見を聞くことが重要です。
費用と時間
DIYでのリフォームは、業者に依頼するよりも費用を抑えられますが、作業時間と労力は必要です。 また、材料の購入や、必要な工具の準備なども考慮する必要があります。
まとめ
カネライトフォームを使った畳部屋のフローリングリフォームは、DIYでも可能な方法ですが、下地処理や材料の選定、施工方法など、注意すべき点があります。専門家のアドバイスを受けながら、安全に作業を進めることをお勧めします。 重量物への耐性については、カネライトフォームの厚さだけでなく、下地やフローリング材との組み合わせが重要です。 都内での入手方法については、大型ホームセンターやインターネット通販などを利用できます。