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畳部屋のフローリングDIY:根太レスでコンパネ二枚重ねのリフォーム
古民家風のリノベーションやDIYリフォームが人気ですが、畳部屋のフローリング化は魅力的なDIYプロジェクトです。質問者様は、従来の根太工法ではなく、コンパネ二枚重ねで床の高さを調整しながらフローリングを施工したいと考えていらっしゃいます。これは、工期短縮や手間削減というメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットも考慮する必要があります。以下、メリット・デメリットを詳しく解説します。
コンパネ二枚重ね工法のメリット
作業時間の短縮と手軽さ
根太工法に比べて、コンパネ二枚重ね工法は圧倒的に作業時間が短縮できます。根太を正確に並べ、水平を調整する手間が不要になるため、DIY初心者でも取り組みやすい点が大きなメリットです。特に、時間的な制約のある方や、DIY経験が少ない方にとって、この手軽さは魅力的です。
材料費の削減の可能性
根太を使用しないため、材料費を抑えることができます。ただし、コンパネを二枚重ねにする分、コンパネの枚数が増えるため、必ずしも材料費が安くなるとは限りません。使用するコンパネの種類や厚さ、床材の価格なども考慮し、全体的なコストを比較検討する必要があります。
床の高さをある程度調整できる
質問者様のように、既存の床の高さが不均一な場合、コンパネを重ねることである程度の高さ調整が可能です。ただし、55mm~60mmもの高低差がある場合は、コンパネだけで完全に解消するのは難しいかもしれません。部分的に厚さを変えるなど、工夫が必要になります。
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コンパネ二枚重ね工法のデメリット
強度不足のリスク
根太工法と比較すると、コンパネ二枚重ね工法は強度が劣ります。特に、重量のある家具を配置する場合や、頻繁に歩行する場所では、床鳴りや沈み込みが発生するリスクがあります。使用するコンパネの厚さや種類、下地処理の状況によって強度が大きく変わるため、十分な注意が必要です。厚さ12mm以上の合板を使用し、しっかりとした下地処理を行うことが重要です。
床鳴りの発生
コンパネを直接敷くため、床鳴りが発生しやすい点がデメリットです。コンパネ同士の隙間や、下地の不具合によって、歩行時に音が発生する可能性があります。これを防ぐためには、コンパネをしっかりと固定し、隙間なく施工する必要があります。また、防振材を使用することも効果的です。
バリアフリー化への制約
コンパネ二枚重ねでは、高低差を完全に解消できない可能性があります。バリアフリー化を目指す場合は、根太工法など、より高度な施工方法を選択する方が適切です。どうしてもコンパネ二枚重ねで施工する場合は、段差解消用のスロープなどを併用する必要があります。
湿気への対策が必要
畳の下は湿気がこもりやすい環境です。コンパネ二枚重ね工法では、湿気が床材に影響を与える可能性があります。防湿シートを敷設するなど、湿気対策をしっかりと行うことが重要です。
専門家のアドバイス:成功のためのポイント
経験豊富なDIYアドバイザーに相談したところ、以下のアドバイスをもらいました。
* コンパネの選び方:厚さ12mm以上の合板を使用し、JIS規格を満たしているものを選びましょう。
* 下地処理:既存の床を清掃し、凹凸を修正します。必要に応じて、下地調整材を使用しましょう。
* 固定方法:コンパネは、ビスまたは釘でしっかりと固定します。適切な間隔で固定することで、強度を高めることができます。
* 防湿対策:防湿シートを敷設し、湿気による床材の劣化を防ぎましょう。
* 床鳴り対策:防振材を使用したり、コンパネの接合部に接着剤を使用するなど、床鳴りを抑制する対策を講じましょう。
* 専門家への相談:不安な点があれば、専門家(リフォーム業者など)に相談しましょう。
具体的な施工手順
1. 畳の撤去と下地処理:畳を剥がした後、既存の床面を清掃し、凹凸を修正します。必要に応じて、下地調整材を使用します。
2. 防湿シートの施工:防湿シートを床面に敷き、湿気対策を行います。
3. コンパネの設置:コンパネを二枚重ねて敷き、ビスまたは釘でしっかりと固定します。
4. 床材の施工:床材をコンパネの上に施工します。
5. 仕上げ:必要に応じて、巾木などを取り付けます。
まとめ
コンパネ二枚重ね工法は、手軽で作業時間の短縮に繋がる反面、強度や床鳴りの問題、バリアフリー化への制約など、デメリットも存在します。DIYでリフォームに挑戦する際は、メリット・デメリットを十分に理解し、適切な材料選び、下地処理、施工方法を選択することが重要です。不安な場合は、専門家への相談も検討しましょう。安全で快適な空間を実現するため、計画的にリフォームを進めてください。