畳部屋の紙虫対策と痒みとの関係

部屋に紙虫(ρ_-)o

今畳の部屋の布団カバーを外したり低めのベッドを動かしてたんですが、
窓の真下の隅の隙間に銀色のニョロニョロした紙虫が7匹ぐらいいたんで怖くて居間に逃げてきました。

以前トイレに出てくる変な虫がいると知恵袋で聞いたら紙虫だって教えてくれました。

それと同じ虫がいて、毎日一緒に寝てたと思うと気分悪いです。

わたしは大の虫嫌いでハエも怖いです。

湿気がある所を好むらしいですけど‥
対処法はありますか?
マンションの3階です。
バルサンってききますか?
一応ダニのバルサンは持ってますが、バルサンを炊いたらその後死骸がでますよね?掃除機で吸うだけでいいですか?

後最近体中かゆくてひどいのも関係ありますか?

冬はあんまり出ないと言うか見ません。

紙虫の正体と発生原因

質問者様がお困りの「銀色のニョロニョロした虫」は、おそらくシミ(衣魚)と呼ばれる昆虫です。シミは、古紙や糊、髪の毛、フケなどの有機物を餌とする小さな昆虫で、体長は数ミリ程度、銀白色の鱗粉で覆われています。湿気のある場所を好み、特に畳や押し入れ、クローゼットなどの暗い場所に多く発生します。マンションの3階でも発生する可能性があり、冬場は活動が鈍くなるため、見かける機会が減るというご指摘も納得できます。

シミの発生原因としては、以下の点が考えられます。

  • 湿気:シミは湿気を好むため、結露や換気不良によって湿気が高い場所では発生しやすくなります。
  • 餌となる有機物:古くなった畳、衣類の繊維、ホコリ、抜け毛、ペットの毛など、有機物が豊富にある場所では繁殖しやすいです。
  • 温度:適温は20~25℃と言われています。そのため、一年を通して気温が高い場所ではより多く発生する可能性があります。
  • 隙間:畳の隙間や壁の亀裂など、隠れやすい場所があると繁殖しやすいです。

紙虫対策:徹底的な清掃と環境改善

シミの駆除には、以下の対策が有効です。

1. 徹底的な清掃

  • 畳の清掃:畳の表面を掃除機で丁寧に掃除し、隙間にも注意して掃除機をかけます。必要であれば、畳専門業者に依頼して、畳のクリーニングを行うことを検討しましょう。殺虫剤を使用する場合は、必ず換気を十分に行ってから作業を行い、説明書をよく読んでから使用してください。
  • 部屋全体の清掃:部屋の隅々まで掃除機をかけ、ホコリやゴミを取り除きます。特に、窓枠や壁の隙間、家具の裏側などは念入りに掃除しましょう。シミの死骸は掃除機で吸い取れば問題ありません。
  • 布団の清掃:布団カバーだけでなく、布団自体も定期的に天日干しし、ダニやシミを駆除します。布団乾燥機を使用するのも効果的です。

2. 環境改善

  • 湿気対策:除湿機を使用したり、窓を開けて定期的に換気をしたりすることで、部屋の湿度を下げます。特に、梅雨時期や雨の日は注意が必要です。湿気取りパックなども有効です。
  • 餌となる有機物の除去:古くなった畳や衣類は処分し、不要なものは整理整頓しましょう。定期的に掃除機をかけ、ホコリやゴミを溜めないように心がけましょう。
  • 隙間を塞ぐ:畳の隙間や壁の亀裂など、シミが隠れやすい場所があれば、パテなどで塞ぎましょう。

3. バルサンの使用

質問者様がお持ちのダニ用バルサンは、シミにもある程度の効果が期待できます。しかし、バルサンはあくまで殺虫効果が主であり、根本的な解決策ではありません。 バルサンを使用する際は、必ず換気を十分に行い、説明書をよく読んでから使用してください。使用後は、死骸を掃除機で吸い取れば問題ありません。

痒みとの関係

体中がかゆいとのことですが、シミ自体が直接かゆみを引き起こすことは少ないと言われています。しかし、シミの死骸や糞、あるいはシミが媒介する可能性のあるダニなどが、アレルギー反応を引き起こし、かゆみの原因となる可能性があります。また、シミの発生環境とダニの発生環境は似ているため、ダニによるアレルギーの可能性も考慮する必要があります。

もし、かゆみが続く場合は、皮膚科を受診し、アレルギー検査を受けることをお勧めします。

専門家のアドバイス

害虫駆除の専門業者に相談することも有効です。専門業者は、シミの発生状況を的確に判断し、適切な駆除方法を提案してくれます。また、再発防止策についてもアドバイスをもらえます。

まとめ

シミの駆除は、徹底的な清掃と環境改善が重要です。バルサンも有効な手段の一つですが、根本的な解決策ではありません。かゆみが続く場合は、皮膚科を受診することをお勧めします。必要であれば、害虫駆除の専門業者に相談しましょう。 快適な睡眠環境を取り戻すために、上記の対策をぜひ実践してみてください。

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