畳部屋のリフォームトラブル!フローリングの隙間や壁の凹凸、工事の遅延…どうすればいい?

畳の部屋をフローリングにリフォームしました。完成したというので見たところ、壁に一箇所遠目からもわかる凹凸があり、直すように言ったところ無理だと言われました。 壁の下地からやりなおすから大工事になり別にお金が発生するとかいうのです。 他にもフローリングの板と板の間に大きな隙間がある場所が数箇所あるのをさきほど発見してしまいました。 不動産屋に紹介してもらい、最初から予算がないことを告げて見積もってもらい、必要のない作業分はいらないことを伝えて引いてもらいましたが、ほぼ最初の見積もりどおりで契約しました。 最初の予定で告げられた工事開始予定日から一週間たつまで何の連絡もなかったり、やっと連絡があってもそのとおりには動いてなく、工期も10日以上遅れました。 クレームをつけてから、営業の担当者と、工事責任者から直せないと電話があり、納得できないとはっきり言ったら「検討します」と言ったきり、連絡はありません。 壁の凹凸が仕方がないレベルとは思えませんし、基本的に大工さんの仕事は杜撰です。壁際のフローリングの板足で踏むと段差ができるし、幅木も微妙に曲がっていたり、適当につなげてあるところがあちこちにあります。そこまでは直せとは言わないつもりですが。 明日、フローリングの隙間についても連絡しますが、多分、仕方がないと言うでしょうね。 甘く見られているのだと痛感します。 折れるつもりはありませんが、鍵を預けて作業してもらっているのでいつまでもいつ来るかわからない状態で他人が部屋に出入りするのも、リビングとキッチンがほとんど使えないのももう耐えられなくなってきました。 まだ半金は払っていませんが今後どのように動いたらいいのか教えていただけないでしょうか?補足和室をフローリングに、押入れをクローゼット扉にし、隣のキッチンとつながって使えるようにしました。予算がないとは伝えましたが削ったのはクローゼットの中にあれこれセットしなくていいと言ってその材料費を引いてもらっただけで60万の契約です。安すぎて大工さんがかわいそうなくらいの契約だったでしょうか?

リフォーム工事のトラブル発生!現状と問題点

今回のケースは、フローリングリフォームにおいて、複数の問題が発生している深刻な状況です。具体的には、以下の3点が大きな問題点として挙げられます。

  • 壁の凹凸:遠目からでもわかるほどの凹凸は、明らかに施工不良です。「下地からやり直し」という説明は、責任逃れとも取れます。
  • フローリングの隙間:複数の箇所に大きな隙間があるのは、施工の精度が低いことを示しています。見た目だけでなく、将来的に床鳴りや破損につながる可能性も高いです。
  • 工事の遅延と連絡不足:予定から10日以上も遅延し、連絡もまともに取れない状況は、プロとしてありえないレベルのずさんさです。顧客への配慮が全く感じられません。

さらに、幅木が曲がっていたり、フローリングに段差があるなど、細部にも杜撰な仕事が見られます。60万円という価格が安すぎるというご懸念も理解できますが、それは今回の施工不良を正当化する理由にはなりません。

まずは冷静に証拠を確保!

現状を打破するために、まずは冷静に証拠を確保することが重要です。

  • 写真・動画撮影:壁の凹凸、フローリングの隙間、幅木の歪みなど、問題点を全て写真や動画で記録しましょう。複数枚撮影し、日付と時刻の情報も残しておきましょう。
  • メールや電話の記録:業者とのやり取りは、全てメールや電話の記録を残しておきましょう。特に、工事の遅延や施工不良に関する連絡は、証拠として非常に重要です。
  • 契約書のコピー:契約書の内容を改めて確認し、契約内容と実際の施工状況のずれを明確にしましょう。

これらの証拠は、今後の交渉や訴訟において非常に重要な役割を果たします。

業者への対応:具体的なステップ

証拠を確保したら、業者に対して具体的な対応を取っていく必要があります。

ステップ1:内容証明郵便で改善要求

「検討します」という曖昧な回答では、何も解決しません。まずは、内容証明郵便で、以下の点を明確に伝えましょう。

  • 具体的な問題点:写真や動画を添付し、問題点を具体的に記述します。
  • 改善要求:壁の凹凸、フローリングの隙間、幅木の歪みなど、具体的な改善策を要求します。
  • 期限設定:改善期限を明確に設定します。期限までに改善されない場合は、次のステップに移行することを伝えましょう。
  • 損害賠償請求の可能性:改善されない場合、損害賠償を請求する可能性があることを明確に示します。

内容証明郵便は、証拠として非常に有効です。

ステップ2:消費者センターへの相談

内容証明郵便を送付しても改善が見られない場合は、消費者センターに相談しましょう。消費者センターは、消費者の権利を守るための機関であり、適切なアドバイスやサポートを受けることができます。

ステップ3:弁護士への相談

消費者センターの相談でも解決しない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士は、法的観点から適切なアドバイスを行い、必要であれば訴訟手続きを進めることができます。

60万円という価格について

60万円という価格が安すぎるかどうかは、工事内容によって異なります。しかし、今回のケースでは、明らかに施工不良が多く、その価格に見合うだけの品質が提供されていないと言えます。安価な価格を理由に、施工不良を容認することはできません。

今後の対策:リフォーム業者選びのポイント

今回のトラブルを教訓に、今後のリフォーム業者選びには、より慎重な対応が必要です。

  • 複数の業者に見積もりを依頼する:複数の業者から見積もりを取り、価格や施工内容を比較検討しましょう。
  • 業者の実績や評判を調べる:インターネットなどで、業者の実績や評判を事前に確認しましょう。
  • 契約内容をしっかり確認する:契約書の内容をしっかりと理解し、不明な点は質問しましょう。特に、工事期間、支払い方法、保証内容などは、しっかりと確認することが重要です。
  • 施工中の現場確認を行う:可能であれば、施工中の現場を確認し、施工状況を確認しましょう。

これらの点を踏まえることで、今後のリフォームトラブルを回避できる可能性が高まります。

まとめ

リフォーム工事は、高額な費用がかかるため、慎重な業者選びと契約が重要です。今回のケースのように、トラブルが発生した場合には、冷静に証拠を確保し、適切な対応を取る必要があります。消費者センターや弁護士などの専門機関に相談することも有効な手段です。

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