畳替えの頻度と方法|リビングの畳替えはいつ?表替え?新調?

畳替えは、何年くらいでしていますか?使用頻度の高い部屋と、あまり使わない部屋でも違うと思いますが、みんなが集まる茶の間だとすると、どのくらいで替えますか?その時は、「表がえし」というのをしますか?新品にしますか?お願いします。

畳替えの頻度:使用頻度と畳の種類で変わる

畳の寿命や替え時を判断する基準は、使用頻度、畳の種類、そして畳の状態によって大きく異なります。 一般的に言われる目安はありますが、あくまで目安であり、実際には状態を見て判断することが重要です。

  • 使用頻度が高い部屋(リビングなど): 毎日人が集まり、生活の中心となるリビングなどは、傷みも早く、5~10年が交換の目安です。頻繁に人が歩くことで畳表が擦り切れたり、汚れが目立ってきたりする場合、早めの交換を検討しましょう。
  • 使用頻度が低い部屋(客間など): ほとんど使わない部屋であれば、10年以上経っても問題ない場合もあります。しかし、湿気やカビによるダメージは使用頻度に関わらず発生するため、定期的な点検は必要です。

特に、「みんなが集まる茶の間」として使用頻度の高いリビングの場合、5~8年を目安に畳の状態をチェックし、必要に応じて交換を検討するのが良いでしょう。

畳替えの種類:表替え・裏返し・新調

畳の替え方には、大きく分けて3つの方法があります。それぞれの特徴と費用感、そして最適なタイミングについて見ていきましょう。

1. 表替え

畳表(畳の表面)だけを新しいものに交換する方法です。畳床(畳の土台)はそのまま使用するため、費用を抑えられます。畳表の素材(い草など)や品質によって価格が変動します。

  • メリット:費用が比較的安い、工期が短い
  • デメリット:畳床の状態によっては、表替えができない場合もある、畳床の傷みが進行すると、表替え後もすぐに傷んでしまう可能性がある
  • 最適なタイミング:畳表に汚れや傷が目立ち始めたら、またはヘタリを感じ始めたら

2. 裏返し

畳を裏返して使う方法です。畳表に大きな傷みや汚れがない場合にのみ可能な方法で、最も費用が安く済みます。しかし、裏返したことで新たな傷みが発生する可能性も考慮する必要があります。

  • メリット:最も費用が安い、工期が短い
  • デメリット:畳表に傷みや汚れがある場合はできない、裏返した面の状態によっては、すぐに交換が必要になる場合もある
  • 最適なタイミング:畳表に目立った傷みや汚れがなく、ヘタリも少ない場合

3. 新調

畳表と畳床を両方とも新品に交換する方法です。最も費用は高くなりますが、畳が新品同様に生まれ変わるため、長く快適に使用できます。

  • メリット:畳が新品同様になる、長持ちする、防ダニ・防カビ効果のある畳床を選べる
  • デメリット:費用が高い、工期が長い
  • 最適なタイミング:畳床が傷んでいる、カビが発生している、断熱性や防音性を高めたい場合

リビングの畳替え:専門家への相談が重要

リビングのように使用頻度が高い部屋では、畳の状態を定期的にチェックすることが大切です。 畳の専門業者に点検を依頼し、状態を的確に判断してもらうことをおすすめします。

専門家は、畳の種類、傷みの程度、そして予算などを考慮した上で、最適な替え方(表替え、裏返し、新調)を提案してくれます。 また、畳の素材選びやメンテナンス方法についてもアドバイスをもらえます。

畳替えにかかる費用

畳替えにかかる費用は、畳の種類、畳の数、施工業者によって大きく異なります。 表替えであれば1枚あたり5,000円~10,000円程度、新調であれば1枚あたり15,000円~30,000円程度が相場です。 正確な費用は、専門業者に見積もりを依頼する必要があります。

畳替えの時期

畳替えの最適な時期は、一般的には梅雨明け後から秋頃です。 湿気が少なく、畳が乾燥しやすい時期なので、新しい畳が長持ちしやすいためです。ただし、業者によっては年間を通して施工を受け付けている場合もありますので、事前に確認しましょう。

まとめ:リビングの畳替えは状態を見て判断を

リビングの畳替えは、5~8年を目安に状態をチェックし、必要に応じて表替え、裏返し、新調など適切な方法を選択することが大切です。 専門家のアドバイスを参考に、快適な空間を長く保ちましょう。 インターネットで「畳替え 見積もり」と検索すれば、近くの業者を簡単に探すことができます。 複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することで、最適な業者を選ぶことができるでしょう。

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