畳の部屋を黄色いムードのある空間に!照明選びと空間演出のヒント

あまり電球の知識がないので、教えてください。今の部屋は畳なので、黄色い少しムードのあるような部屋にしたいと思っています。しかし付けられているのは30と32型のパルックです。どうすればよいのでしょうか??できれば費用や分かりやすい方法など、よろしくお願いします。

現在の照明と目指す雰囲気のギャップ

現在、30Wと32Wのパルック蛍光灯を使用されているとのことですが、これは比較的消費電力が少なく、明るい照明と言えるでしょう。しかし、畳の部屋に「黄色い、少しムードのある」雰囲気を求めるのであれば、現在の照明では明るすぎたり、色温度が合わなかったりする可能性があります。パルック蛍光灯は、一般的にやや白っぽい光(昼白色や昼光色)を放つため、温かみのある黄色い雰囲気とは対照的です。

黄色いムードのある空間を作るための照明選び

畳の部屋に黄色いムードを演出するには、照明器具と電球の両方を考慮する必要があります。

1. 電球の種類と色温度

電球の色温度はケルビン(K)で表され、数値が低いほど暖色系、高いほど寒色系になります。黄色いムードを演出するには、2700K以下の電球色を選ぶのがおすすめです。

* 電球色(2700K以下):温かみのある黄色い光で、リラックス効果が高いです。畳の部屋には特に相性が良く、落ち着いた雰囲気を演出できます。
* 温白色(2700~3000K):電球色と白色の中間で、明るさと暖かさを両立したい場合に適しています。
* 白色(3000~5000K):比較的明るい光で、作業に適していますが、黄色いムードとは少し離れてしまいます。

現在の30Wと32Wのパルック蛍光灯を、電球色のLED電球に交換することで、劇的に雰囲気を変えることができます。

2. 照明器具の種類

照明器具も雰囲気作りに大きく影響します。

* ペンダントライト:天井から吊り下げるタイプの照明で、空間のアクセントになります。和風のデザインのペンダントライトを選べば、畳の部屋に自然と溶け込みます。
* スタンドライト:床置きタイプの照明で、間接照明として使用できます。柔らかな光で、リラックスできる空間を演出します。
* シーリングライト:天井に取り付けるタイプの照明で、部屋全体を明るく照らします。電球色LED電球を使用すれば、黄色いムードを演出できます。
* 間接照明:壁や天井に光を当てることで、柔らかく落ち着いた雰囲気を作ることができます。フロアスタンドや間接照明用のLEDテープライトなどを活用しましょう。

3. 照明の配置

照明の配置も重要です。一点集中型の照明ではなく、複数の光源を組み合わせることで、より立体感のある空間を演出できます。例えば、メインのシーリングライトに加えて、スタンドライトや間接照明を配置することで、奥行きのある黄色いムードを演出できます。

具体的な手順と費用

1. 現在の照明器具の確認:現在使用している照明器具の種類と口金(電球のネジ部分)を確認します。口金の種類はE17、E26などがあります。
2. LED電球の選定:電球色(2700K以下)のLED電球を選びます。消費電力や明るさ(ルーメン)も確認し、部屋の広さに合ったものを選びましょう。LED電球は種類が豊富で、価格も様々です。1個あたり500円~2000円程度が目安です。
3. 電球の交換:古い蛍光灯を取り外し、新しいLED電球を取り付けます。
4. 追加照明の検討:必要に応じて、スタンドライトや間接照明を追加します。スタンドライトは数千円から、LEDテープライトは数千円~1万円程度で購入できます。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、畳の部屋に黄色いムードを演出するには、照明だけでなく、インテリア全体のコーディネートも重要です。例えば、黄色のクッションやラグ、カーテンなどを加えることで、より統一感のある空間を作ることができます。また、素材感にも注目しましょう。木製の家具や竹製の小物などを組み合わせることで、より自然で温かみのある空間を演出できます。

まとめ

畳の部屋に黄色いムードを演出するには、電球色のLED電球への交換と、適切な照明器具の選択が重要です。費用はLED電球の交換だけであれば、数千円から抑えることができます。追加照明などを検討する場合は、予算に合わせて検討しましょう。照明だけでなく、インテリア全体のコーディネートも意識することで、より魅力的な空間を創り上げることが可能です。 色々な組み合わせを試して、あなただけの理想の黄色い空間を実現してください。

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