畳の部屋をフローリングにDIY!1.5cm畳の上への施工方法と注意点

畳の部屋をフローリングにかえたいのですが、素人でもDIYが可能な方法はありますか?ウッドカーペットについて調べてみたところ、やはりダニについて心配な点があり、フローリング材がいいと感じました。購入したハウスメーカーに頼めば問題はないのですが、やはり費用がかかるので可能であれば自分でやりたいと検討しております。ちなみに畳は本物の畳ではなく、1.5ミリのうすっぺらいものでした。(畳の処分は自宅で可能です)要望としては今の現状維持で段差は作りたくないです。フローリング材をネットで調べたところ、1.5ミリのものが販売されているのでそのまま何もしかずに敷くというので大丈夫でしょうか。フローリング材などはホームセンターなどで見かけたことはあるのですが、購入できたとしても長さを自宅でカットした場合きたなくなってしまうと思います。(我が家はジグソーしかなくて)ホームセンターでカットをお願いする場合、何センチが何枚などと指定するのでしょうか?また、やはり無理と確信してしまった場合…ウッドカーペットで対応する場合、厚みの誤差の少ない分はどのように対応したらよいのでしょうか?補足すみません。1.5ミリではなく1.5㎝です。どうして間違えたのか、お恥ずかしい限りです。

1.5cm厚の畳の上へのフローリングDIY:可能性と注意点

1.5cm厚の畳の上にフローリングをDIYすることは、可能です。ただし、いくつかの注意点と適切な手順が必要です。 本物の畳と違い、薄い畳材の上であれば、比較的容易に施工できますが、下地処理や材料選びが重要になります。

下地処理の重要性

既存の畳が1.5cmと比較的薄いとはいえ、そのままフローリングを敷くのはおすすめしません。 不陸(凹凸)強度不足により、フローリングが剥がれたり、傷んだりする可能性があります。 まずは下地処理を行い、平らで安定した床面を作る必要があります。

  • 既存畳の状況確認:畳の剥がれや破損がないか確認します。必要に応じて補修を行います。
  • 下地材の選定:合板などの下地材を敷くことで、強度と平坦性を確保します。厚さ2mm程度のベニヤ板が一般的です。既存の畳の厚みと合わせて、フローリング材との段差を考慮して選びましょう。
  • 下地材の施工:下地材を敷き、木工用ボンドや両面テープでしっかり固定します。釘打ちも可能ですが、既存の畳を傷つけないよう注意が必要です。下地材を敷くことで、フローリング材の寿命も延びます。
  • レベル調整:下地材を敷いた後、水平器を使って床の水平を確認します。不陸がある場合は、パテなどで調整します。

フローリング材の選定とカット

フローリング材は、ホームセンターで様々な種類が販売されています。DIY向けには、接着剤不要のクリック式両面テープで貼れるタイプがおすすめです。厚さは、既存の畳と合わせて、全体の厚みを考慮しましょう。

ジグソーでのカットは、正確な直線カットが難しく、仕上がりが綺麗にならない可能性があります。ホームセンターでは、カットサービスを提供しているところが多いので、事前にカット寸法を正確に計算し、依頼することをおすすめします。

  • 寸法測定:部屋の寸法を正確に測り、必要な枚数を計算します。余裕を持って少し多めに購入しましょう。
  • カット依頼:ホームセンターでカットを依頼する際は、必要な枚数とそれぞれの寸法を明確に伝えましょう。図面があるとよりスムーズです。
  • 材料選び:DIY向けに、扱いやすいフローリング材を選びましょう。例えば、表面が傷つきにくい素材や、施工が簡単なクリック式などがおすすめです。

施工手順

  • 下地処理完了後、フローリングの施工を開始します。クリック式の場合は、説明書をよく読んで施工しましょう。両面テープ式の場合は、テープの位置を正確に貼り、しっかりと圧着する必要があります。
  • 施工後、24時間ほど乾燥させ、接着剤やテープが完全に固まるのを待ちます。
  • 完成後、家具などを配置する前に、再度水平を確認しましょう。

ウッドカーペットを選択する場合の注意点

ウッドカーペットは、フローリング材に比べて施工が簡単ですが、厚みの誤差による段差が問題となる可能性があります。 厚みの誤差が少ないものを選ぶか、下地調整をしっかり行う必要があります。 また、ダニ対策として、防ダニ加工が施されているものを選びましょう。

厚みの誤差への対応

ウッドカーペットの厚みに誤差がある場合、段差を解消するために、薄い板やパテなどを使い、床面を平らに調整する必要があります。 不陸があると、歩行時の違和感や、ウッドカーペットの剥がれの原因となります。

専門家の意見

DIYはコスト削減に繋がる反面、失敗のリスクも伴います。 自信がない場合は、専門業者に相談することをおすすめします。 専門業者は、適切な材料選びや施工方法をアドバイスし、仕上がりの美しさや耐久性を確保してくれます。 費用はかかりますが、仕上がりの満足度を高めるためには有効な手段です。

まとめ

畳の部屋をフローリングにDIYすることは、下地処理を適切に行い、適切な材料を選べば可能です。 しかし、ジグソーだけでは正確なカットが難しい場合があるので、ホームセンターのカットサービスを利用することをおすすめします。 自信がない場合は、専門業者に依頼することも検討しましょう。 DIYで成功させるためには、計画性と丁寧な作業が不可欠です。

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