畳の部屋をフローリングにDIY!簡単リフォームで理想の空間を実現

畳の部屋を簡単にフローリングの部屋にできますか?

畳の部屋をフローリングにリフォームしたいけど、大掛かりな工事は避けたい…そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。実は、専門業者に依頼せずとも、比較的簡単に畳の部屋をフローリング調の空間にDIYできる方法があります。この記事では、畳の上からフローリングを施工する方法や、費用、注意点などを詳しく解説します。理想のインテリアを実現するための具体的なステップと、失敗しないためのポイントを分かりやすくご紹介します。

畳の上からフローリングをDIYするメリット・デメリット

まず、畳の上からフローリングをDIYするメリットとデメリットを整理しておきましょう。

メリット

  • 費用を抑えられる:本格的なフローリングリフォームと比べて、大幅に費用を抑えることができます。材料費とDIYにかかる時間だけなので、予算を抑えたい方におすすめです。
  • 工期が短い:専門業者に依頼するリフォームと比べて、工期が大幅に短縮できます。週末を利用してDIYすることも可能です。
  • 自分好みのデザインにできる:市販されているフローリング材は種類が豊富なので、自分の好みに合わせたデザインを選ぶことができます。色や素材、質感など、自由にカスタマイズできます。
  • 手軽にリフォームできる:特別なスキルや工具がなくても、比較的簡単に施工できます。初心者でも挑戦しやすいリフォーム方法です。

デメリット

  • 耐久性が低い:畳の上に重ねて施工するため、本格的なフローリングに比べて耐久性が低くなる可能性があります。重い家具を置く場合は、下地を強化する必要があります。
  • 高低差が生じる:畳の上にフローリングを施工すると、どうしても高低差が生じます。ドアの開閉や、部屋全体の段差に注意が必要です。
  • 防音効果が低い:畳に比べて防音効果が低くなる可能性があります。階下への騒音対策が必要な場合は、防音材を使用するなど工夫が必要です。
  • 撤去が難しい:後からフローリングを撤去する際には、畳を傷つける可能性があります。リフォームの際は、将来的な撤去についても考慮しましょう。

畳の上からフローリングにするためのDIY手順

それでは、畳の上からフローリングをDIYする具体的な手順を見ていきましょう。

1. 準備

  • 必要な材料の購入:フローリング材、断熱材(必要に応じて)、防湿シート、接着剤、下地材(合板など)、カット用のノコギリ、金槌、レベル、メジャーなど。
  • 畳の確認:畳の状態を確認し、傷んでいる部分があれば修理または交換します。カビやダニの発生を防ぐため、畳を掃除機で丁寧に掃除しましょう。
  • 部屋の寸法測定:正確に部屋の寸法を測り、必要なフローリング材の量を計算します。少し余裕を持って購入しておきましょう。

2. 下地処理

  • 防湿シートの敷設:畳の上に防湿シートを敷き詰めます。これは、湿気からフローリングを守るための重要なステップです。シートの継ぎ目はしっかりと重ねて、テープで固定しましょう。
  • 下地材の設置:畳の上に合板などの下地材を敷き詰めます。これは、フローリングの安定性を高めるためです。下地材は、しっかりと固定し、レベルを使って水平になるように調整します。
  • 断熱材の設置(必要に応じて):断熱性を高めたい場合は、下地材とフローリング材の間に断熱材を敷き詰めます。特に、マンションなどの集合住宅では、防音効果を高めるためにも有効です。

3. フローリングの施工

  • フローリング材のカット:部屋の寸法に合わせてフローリング材をカットします。正確にカットするために、メジャーとノコギリを丁寧に使いましょう。直角に切るのがポイントです。
  • 接着剤の塗布:下地材に接着剤を塗布します。接着剤の種類によって乾燥時間などが異なるため、説明書をよく読んでから作業しましょう。
  • フローリング材の貼り付け:カットしたフローリング材を、接着剤を塗布した下地材に貼り付けます。しっかりと圧着し、隙間ができないように注意しましょう。トンカチなどで軽く叩いて固定するとより効果的です。
  • 仕上げ:全てのフローリング材を貼り終えたら、仕上げ作業を行います。必要に応じて、巾木などを取り付けます。

費用と時間

DIYにかかる費用は、使用する材料によって大きく異なります。安価なフローリング材を使用すれば、1万円程度から始めることも可能です。ただし、高品質なフローリング材や、断熱材などを追加すると、費用は高くなります。

DIYにかかる時間は、部屋の広さや作業のスキルによって異なりますが、数時間から1日程度で完了するケースが多いです。

専門業者への依頼も検討しよう

DIYに自信がない、時間がない、完璧な仕上がりを求める場合は、専門業者への依頼も検討しましょう。専門業者であれば、高品質な仕上がりと、長持ちするリフォームを実現できます。ただし、費用と工期はDIYよりも高くなります。

まとめ

畳の部屋をフローリングにリフォームするDIYは、費用と時間を節約できる魅力的な方法です。しかし、デメリットや注意点もしっかり理解した上で、計画的に進めることが重要です。この記事を参考に、理想の空間を実現してください。

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