畳の部屋をアジアンテイストに!床材選びとインテリアコーディネート

自分の部屋をアジアンテイストな感じにしたいと思っているんですが、床が畳です… 以前ここで、畳の上にへたなもの敷くと、畳が傷んだり、ダニが発生したりと書いてありました。それで、畳の上に敷く、何かアジアンテイストになるようなものってありますか?

畳の上でも大丈夫!アジアンテイストを実現する床材

畳の部屋でアジアンテイストのインテリアを実現したい、でも畳を傷めたくない、ダニも心配…そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。ご安心ください!畳を傷めずに、アジアンテイストを演出する方法はたくさんあります。

畳を傷めないためのポイント

まず、畳を傷めないためには、通気性吸湿性に優れた素材を選ぶことが重要です。密閉性の高い素材は、湿気をため込みやすく、カビやダニの発生を招く可能性があります。また、素材の硬さや重さにも注意しましょう。硬すぎる素材は畳の表面を傷つけ、重い素材は畳のへこみや変形につながる可能性があります。

アジアンテイストに合う床材の提案

では、具体的な床材を見ていきましょう。畳の上に敷くことで、アジアンテイストを演出できるおすすめの素材はこちらです。

  • バンブーラグ:天然素材のバンブー(竹)で作られたラグは、アジアンテイストの代表格。通気性も良く、畳にも優しい素材です。様々なデザインがあり、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。サイズも豊富なので、部屋の広さに合わせて最適なものを選べます。
  • ジュートラグ:麻の一種であるジュートで作られたラグも、アジアンテイストにぴったり。素朴で温かみのある風合いが特徴です。バンブーラグと同様に通気性が良く、畳を傷める心配が少ないです。ナチュラルな色合いは、様々なインテリアに合わせやすいでしょう。
  • ココアマット:ココナッツの繊維で作られたマットは、独特の風合いと自然な香りが魅力です。耐久性にも優れており、長く愛用できます。ただし、水分に弱いので、こまめな掃除と湿気対策が必要です。
  • 籐(ラタン)マット:籐は、軽くて丈夫な素材で、通気性も抜群。アジアンテイストの家具によく使われる素材なので、統一感のあるインテリアを演出できます。丸みのあるデザインが多く、柔らかな印象を与えます。
  • 天然木製のフローリングシート:薄い木材をシート状にしたもので、比較的簡単に敷き詰められます。チークやマホガニーなど、アジアンテイストに合う木材を選びましょう。ただし、畳への負担を軽減するため、滑り止めシートを併用することをおすすめします。

これらの素材は、比較的お手入れが容易で、定期的な掃除をすることでダニの発生を防ぐことができます。

アジアンテイストのインテリアコーディネート

床材が決まったら、次はインテリアのコーディネートです。アジアンテイストの雰囲気をさらに高めるためのポイントをご紹介します。

家具選びのポイント

  • 天然素材の家具:チーク材やラタン、竹などの天然素材を使った家具は、アジアンテイストの定番です。温かみのある素材感が、リラックスした空間を演出します。
  • 彫刻や装飾のある家具:繊細な彫刻や装飾が施された家具は、アジアンテイストのアクセントになります。ただし、全体のバランスを考えて、主張しすぎないよう注意しましょう。
  • ロータイプの家具:アジアンテイストのインテリアでは、ロータイプの家具がよく使われます。畳の部屋にも自然と馴染み、リラックスできる空間を作ります。

色合いのポイント

  • ブラウン系:ブラウンやダークブラウンは、アジアンテイストの代表的な色です。落ち着いた雰囲気を作り出し、リラックス効果も期待できます。木材の色合いを活かした家具や小物を取り入れると、より自然な雰囲気になります。
  • ベージュやアイボリー:ブラウン系と組み合わせることで、空間を明るく、柔らかく見せる効果があります。壁やカーテンなどに使用すると、リラックスできる空間を演出できます。
  • グリーン:グリーンは、自然を感じさせる色です。観葉植物やグリーン系のクッションなどを加えることで、よりアジアンテイストな雰囲気を高めることができます。

その他のアジアンテイスト演出

  • 間接照明:ランタンやキャンドルなどの間接照明は、アジアンテイストの雰囲気をさらに高めます。温かい光が、リラックスできる空間を演出します。
  • バリ絵画やアジアン雑貨:壁にバリ絵画を飾ったり、アジアン雑貨を配置したりすることで、個性を加えることができます。ただし、多すぎるとごちゃごちゃした印象になるので、厳選して飾りましょう。
  • カーテンやファブリック:カーテンやクッションカバーなどのファブリックにも、アジアンテイストのデザインを取り入れることができます。麻や綿などの天然素材のファブリックを選ぶと、より自然な雰囲気になります。

専門家からのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田先生に、畳の部屋でのアジアンテイストインテリアについてアドバイスをいただきました。

「畳の部屋でアジアンテイストを実現するポイントは、素材選びとバランスです。通気性の良い素材を選び、湿気対策をしっかり行うことが重要です。また、家具や小物の配置にも気を配り、全体として調和のとれた空間を作ることで、より魅力的なアジアンテイストの部屋になります。」

まとめ

畳の部屋でも、適切な床材を選び、インテリアを工夫することで、素敵なアジアンテイストの空間を実現できます。今回ご紹介したポイントを参考に、あなただけの特別な空間を創り上げてください。

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