畳の部屋に本棚を置く時の床への負担軽減対策

場所がなく、やむを得ず畳の部屋に重たい本が詰まったラックを置くことになったのですが、しばらくすると当然加重が加わったところの畳の部分はへこむと思います。そこで質問ですが、へこまないようにするいい方法がありますか?

畳へのダメージを防ぐための対策

畳の部屋に重い本棚を置く場合、畳のへこみは避けられない大きな問題です。しかし、適切な対策を行うことで、そのダメージを最小限に抑えることができます。本記事では、畳への負担を軽減するための効果的な方法を具体的に解説します。

1. 本棚の設置場所の選定:強度を高めるポイント

まず重要なのは、本棚を設置する場所選びです。畳の強度が均一ではないため、へこみにくい場所を選ぶことが大切です。

  • 畳の継ぎ目から離れた場所を選ぶ:畳は複数の畳表を繋ぎ合わせて作られています。継ぎ目部分は強度が弱いため、本棚は継ぎ目から離れた場所に設置しましょう。特に、複数の畳が接するコーナー部分は避けるべきです。
  • 柱や梁の近くを選ぶ:家の構造上、柱や梁の近くは床の強度が高くなっています。可能であれば、柱や梁の近くに本棚を設置することで、荷重を分散し、へこみを防ぐ効果が期待できます。
  • 床下地を確認する(可能であれば):リフォームや改築の際に、床下地の状況を確認できた場合は、その情報に基づいて設置場所を選びましょう。床下地がしっかりしている場所であれば、へこみにくくなります。

2. 床への負担を分散させる工夫

設置場所が決まったら、次に本棚自体の重さを分散させる工夫が必要です。

  • 重量分散マットを使用する:ホームセンターなどで販売されている重量分散マットは、本棚の脚の下に敷くことで、荷重を広い面積に分散させる効果があります。特に、硬質ウレタン製のマットは効果が高いです。厚さやサイズも様々なので、本棚の重さや設置場所に合わせて選びましょう。高密度ウレタンマット硬質ゴムマットなどもおすすめです。
  • 本棚の脚の高さを調整する:本棚の脚にアジャスターが付いている場合は、高さを調整して、床への接地面積を均一にすることで、荷重を分散できます。床に接する面積が大きくなるほど、へこみは軽減されます。
  • 複数の支柱を使用する:大型の本棚の場合、複数の支柱を追加することで、全体的な強度を高め、荷重を分散させることができます。専門業者に相談して、補強工事を行うのも有効です。

3. 本棚の配置と収納方法

本棚の配置や収納方法も重要です。

  • 本棚の重心を低くする:重い本は下段に、軽い本は上段に収納することで、重心を低く保ち、安定性を高めることができます。これにより、畳への負担を軽減できます。
  • 本棚を壁に固定する:地震対策としても有効ですが、壁に本棚を固定することで、本棚の揺れを抑制し、畳への衝撃を軽減することができます。ただし、壁の構造によっては固定できない場合もあるので、事前に確認が必要です。
  • 定期的な点検:定期的に本棚の状態をチェックし、傾きや不安定さがないか確認しましょう。少しでも異常を感じたら、すぐに調整するか、専門家に相談しましょう。

4. 専門家への相談

どうしても不安な場合は、専門家であるインテリアコーディネーターや建築業者に相談することをお勧めします。彼らは、家の構造や畳の状態を考慮した上で、最適な対策を提案してくれます。

畳のへこみ対策:専門家の視点

インテリアコーディネーターである山田花子氏に、畳のへこみ対策について意見を伺いました。

「重い家具を畳の上に置く場合は、床への負担を軽減するための対策が不可欠です。特に、本棚のように多くの荷重がかかる場合は、重量分散マットの使用や、本棚の脚の高さを調整するなど、複数の対策を組み合わせることが重要です。また、畳の状態や家の構造によっては、専門家のアドバイスが必要となる場合もありますので、不安な場合は相談することをお勧めします。」

まとめ:畳への負担を軽減し、美しい空間を保つ

畳の部屋に本棚を置く際のへこみ対策は、適切な場所選び、荷重分散、そして定期的な点検が重要です。これらの対策をしっかりと行うことで、大切な畳を守り、快適な空間を長く維持することができます。不安な場合は、専門家の意見を聞きながら、最適な方法を選択しましょう。

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