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畳の交換時期と判断基準
畳の交換が必要かどうか迷う場合、以下の点をチェックしてみましょう。
- 表面のささくれや剥がれ:畳表(畳の表面)にささくれや剥がれが目立つ場合、交換時期です。歩く際に引っかかったり、裸足で歩くのが危険な状態になっているなら、早めの交換を検討しましょう。
- 変色や汚れ:長年の使用で畳が変色したり、汚れが落ちにくくなっている場合も交換を検討しましょう。特に、ペットを飼っているご家庭や、小さなお子さん、高齢者がいるご家庭では、清潔さを保つためにも交換がおすすめです。茶色く変色しているとのことですので、交換時期と言えるでしょう。
- カビやダニの発生:畳の裏側にカビやダニが発生している可能性があります。湿気がこもりやすい環境では、特に注意が必要です。カビやダニは健康被害につながる可能性もあるため、発見したら早急に交換を検討しましょう。
- へこみ:長年の使用で畳がへこんでいる場合も、交換を検討しましょう。へこみは見た目だけでなく、歩行時の安定性にも影響します。
上記のような状態であれば、畳の交換を検討すべきでしょう。放置すると、さらに畳の劣化が進み、修理費用が高額になる可能性もあります。
畳交換にかかる費用
畳の交換費用は、畳の種類、部屋数、業者によって大きく異なります。
畳の種類による費用
畳の種類には、イグサを使った「和室畳」、樹脂素材を使った「樹脂畳」、和紙を使った「和紙畳」などがあります。
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- 和室畳(イグサ):最も一般的な畳で、自然素材の風合いが魅力です。価格帯は、1枚あたり5,000円~10,000円程度です。品質によって価格が大きく変動します。
- 樹脂畳:耐久性が高く、水に強いのが特徴です。価格帯は、1枚あたり6,000円~15,000円程度です。デザインも豊富で、洋室にも合わせやすいです。
- 和紙畳:イグサに比べて軽量で、耐久性も高いです。価格帯は、1枚あたり7,000円~15,000円程度です。デザイン性も高く、近年人気が高まっています。
部屋数と畳の枚数
6畳の部屋は、通常約6枚の畳を使用します。8畳の部屋は約8枚です。そのため、6畳2部屋と8畳1部屋の場合、合計20枚の畳が必要になります。
その他費用
畳の交換費用には、以下の費用も含まれる場合があります。
- 処分費用:古い畳の処分費用は、業者によって異なります。1枚あたり数百円~数千円程度です。
- 運搬費用:畳の運搬費用も、業者によって異なります。距離や量によって費用が変動します。
- 工事費用:畳の交換作業にかかる費用です。業者によって異なりますが、1部屋あたり数千円~数万円程度です。
費用例
上記の要素を考慮すると、6畳2部屋と8畳1部屋の畳交換費用は、和室畳の場合、約10万円~20万円程度、樹脂畳や和紙畳の場合、約15万円~30万円程度と想定できます。ただし、これはあくまで目安であり、実際の費用は業者に見積もりを取って確認する必要があります。
畳交換業者の選び方
畳交換業者を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
- 複数の業者から見積もりを取る:複数の業者から見積もりを取り、価格やサービス内容を比較しましょう。相見積もりを取ることで、適正価格を把握しやすくなります。
- 業者の評判を確認する:インターネットなどで業者の評判を確認しましょう。口コミサイトやレビューなどを参考に、信頼できる業者を選びましょう。
- アフターサービスを確認する:アフターサービスの内容を確認しましょう。保証期間や対応内容などを確認することで、安心して依頼できます。
- 経験豊富な業者を選ぶ:経験豊富な業者は、技術力が高く、丁寧な作業をしてくれる可能性が高いです。
畳交換の手順
畳交換の手順は以下のとおりです。
1. 業者への依頼:複数の業者に見積もりを依頼し、最適な業者を選びます。
2. 日程調整:業者と交換の日程を調整します。
3. 畳の搬出:古い畳を搬出します。
4. 新しい畳の搬入:新しい畳を搬入します。
5. 畳の敷き込み:新しい畳を敷き込みます。
6. 清掃:作業後の清掃を行います。
まとめ
畳の交換は、費用や業者選びなど、初めてだと戸惑うことが多い作業です。しかし、この記事で紹介したポイントを参考に、適切な業者を選び、スムーズに交換を進めましょう。快適な空間を取り戻し、より良い生活を送ることが期待できます。