畳の上にベッドを置く際の注意点と赤ちゃんのための快適な寝室づくり

畳の上にベッドを置く際の注意点について。 夏に第一子が産まれます。家の中が旦那と2人だけの空間だったので、赤ちゃんを迎える準備をしたいです。 赤ちゃんが寝る部屋のことで母親学級で言われたことは、 床は畳かフローリングが良い ベビーベッドでなくて添い寝でも良い 日当たり良し、風通し良し、安全、靜か 等でした。 今、シングルベッドを2つくっつけている寝室は居間から離れており、北側のカーペットの部屋で、風通しは良いですがエアコンもありません。(扇風機やオイルヒーターで乗り切ってました) なので、これを期に居間の隣の畳の部屋(南向きのエアコン完備)にベッドを移動して、そこで赤ちゃんの面倒をみたいと考えています。 今、畳の部屋には西友で買ったコルク風のタイルを敷き詰めて、夫婦のPCとデスクを置いています。 質問は、 畳の上に何も敷かずそのままベッドを置く方が良いのか、 何か敷物(敷くなら何)を敷いたら良いのか、です。 何かマットを敷いたら、畳とマットの間にダニが湧いたりしてしまうのでしょうか? また、畳にベッドを直接置いたら、沈んでしまう、など何か支障はありますか?(実家の持ち部屋なので、畳がすり減る、などはまぁ大丈夫です) 今までは夫婦2人だったので深く考えていなかったのですが、子どもの為にも知恵をお貸し下さいm(_ _)m

畳の上にベッドを置く際の注意点

赤ちゃんが生まれるというおめでたい出来事、おめでとうございます! 新しい家族を迎えるにあたり、寝室環境を整えることはとても重要です。畳の部屋にベッドを置く際の注意点について、詳しく解説していきます。

畳への影響と適切な敷物の選択

畳の上に直接ベッドを置くことは、畳のへこみや傷みの原因となります。特に、重量のあるベッドや、頻繁に移動させる場合は、畳が変形したり、表面がすり減ったりする可能性があります。また、湿気やカビの発生にも繋がることがあります。

そこで、ベッドと畳の間に適切な敷物を敷くことをおすすめします。敷物の選び方としては、以下の点を考慮しましょう。

  • 通気性:畳の湿気を逃がすために、通気性の良い素材を選びましょう。不織布や天然素材の敷物が良いでしょう。
  • 耐久性:ベッドの重量に耐えられる丈夫な素材を選びましょう。厚手のものや、複数枚重ねて使用することも検討しましょう。
  • 防ダニ・防カビ効果:ダニやカビの繁殖を防ぐために、防ダニ・防カビ加工が施されている敷物を選ぶと安心です。定期的な清掃も忘れずに行いましょう。
  • 素材:綿、麻、天然ゴムなど、自然素材の敷物は通気性が良く、赤ちゃんにも安心です。化学繊維のものは、通気性や耐久性に注意が必要です。

具体的な敷物としては、以下のものが挙げられます。

  • 畳ベッド用マットレス:畳の上に敷くことを想定して作られたマットレスは、通気性や耐久性に優れています。厚みも様々なので、ベッドの高さや畳の状態に合わせて選ぶことができます。
  • 防ダニ・防カビ加工された敷きパッド:ベッドの上に敷く敷きパッドでも、防ダニ・防カビ加工がされているものを選べば、畳への影響を軽減できます。洗濯しやすい素材を選ぶと、清潔さを保ちやすいです。
  • 天然素材のござやラグ:通気性が良く、見た目も自然な雰囲気になります。ただし、耐久性や防ダニ効果は、素材や厚みによって異なります。

ダニ対策

畳とマットの間でダニが湧く心配は、通気性の悪い敷物を長時間使用した場合に高まります。通気性の良い敷物を選び、定期的に掃除機をかけたり、天日干しをすることで、ダニの発生を抑えることができます。

ベッドの沈み込み

ベッドの重量によっては、畳が沈み込む可能性があります。特に、軽量な畳や、古くなった畳の場合は注意が必要です。敷物を敷くことで、ある程度の沈み込みを防ぐことができます。また、ベッドの脚に、床保護用のフェルトなどを貼るのも効果的です。

赤ちゃんのための快適な寝室環境

赤ちゃんにとって安全で快適な寝室環境を作るために、以下の点にも注意しましょう。

温度と湿度

赤ちゃんは温度変化に敏感です。エアコン完備の部屋とはいえ、室温と湿度を常に快適に保つことが大切です。温度計と湿度計を設置し、こまめに確認しましょう。夏場は、扇風機やサーキュレーターを併用して、空気を循環させることも効果的です。

安全性

ベッドの周りに、赤ちゃんが触ったり、口に入れたりする危険な物がないか確認しましょう。また、ベッドガードを設置するなど、転落防止策も検討しましょう。

静かさ

赤ちゃんは、小さな音にも敏感です。寝室の騒音を軽減するために、カーテンや窓ガラスなどで遮音性を高める工夫をしましょう。

専門家のアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から、畳の部屋にベッドを置く際のアドバイスをいたします。

「赤ちゃんが快適に過ごせる空間を作るには、まず、安全性を第一に考えましょう。畳の傷みも大切ですが、赤ちゃんの安全を確保するための対策を優先してください。そして、通気性の良い敷物を使い、定期的な清掃を心がけることで、ダニやカビの発生を防ぎ、清潔な環境を保つことが重要です。また、視覚的な面も大切です。赤ちゃんは、色のコントラストや模様に敏感に反応します。ベッド周りのインテリアを選ぶ際には、赤ちゃんの視覚の発達を促すような、優しい色合いや柄のものを選ぶと良いでしょう。」

まとめ

畳の上にベッドを置く際には、畳の保護と赤ちゃんの安全・快適さを両立させることが重要です。通気性の良い敷物を敷き、定期的な清掃を心がけることで、快適な寝室環境を作ることができます。今回ご紹介した点を参考に、赤ちゃんを迎える準備を進めていきましょう。

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