畳のカビ、徹底除去&再発防止ガイド

畳の部屋にずっと布団を敷いたままにしていて久しぶりに布団をあげてみるとカビだらけでした。それからはカビがある為、逆に敷布団を一枚増やし二枚ひいてカビを放置してしまっています。。 でもこれだと増加する一方なので‥掃除をしたいのですがカビの取り方がわかりません。畳についたカビを取り除く方法を教えて下さいm(__)m それとも買い替えた方がいいでしょうか? また、掃除後に再度カビが発生しない為にできるケア(?)も知りたいです。よろしくお願いします(:_;)

畳のカビ、放置は危険!早めの対処が重要

長期間布団を敷いたままにしておくと、湿気や温度によって畳にカビが発生することがあります。カビは放置すると、畳だけでなく健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。アレルギー症状呼吸器系の疾患を引き起こすこともあるため、カビを発見したら早めの対処が大切です。布団を二枚重ねてカビを隠すことは、カビの繁殖を助けることになり、状況を悪化させるだけです。まずは適切な掃除方法でカビを取り除き、再発防止策を講じましょう。

畳のカビ取り方法:段階別ステップ

畳のカビ取りは、カビの程度によって方法が変わってきます。軽度のカビであれば自分で対処できますが、広範囲に広がっている場合や、専門知識がない場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。

1. 準備:換気と防護

カビ取り作業前に、部屋の窓を開けて十分に換気を行いましょう。カビの胞子が飛散し、呼吸器に影響を与えるのを防ぐためです。また、作業中はマスク手袋を着用し、肌の露出を避けましょう。古着や汚れても良い服を着用することをおすすめします。

2. カビの種類と程度を確認

カビの種類を特定することは難しいですが、黒カビ緑カビ白カビなど、色によって種類が異なる場合があります。また、カビの範囲も確認しましょう。表面に軽く付着している程度なのか、畳の内部まで深く浸透しているのかによって、対処法が変わります。

3. 軽度なカビの除去方法

表面に軽く付着している程度の軽度なカビであれば、以下の方法で除去できます。

  • 掃除機で吸い取る:カビの胞子を拡散させないように、掃除機を使用する際は、HEPAフィルター付きのものを選びましょう。また、吸い込み口に布などを被せて使用すると、より効果的です。
  • 重曹水で拭き取る:重曹小さじ2杯を水500mlに溶かし、マイクロファイバークロスなどで優しく拭き取ります。重曹には、カビの繁殖を抑える効果があります。
  • アルコールスプレーを使用する:市販のアルコールスプレー(70%以上)をカビに吹きかけ、乾いた布で拭き取ります。アルコールはカビの除菌に効果的です。
  • 漂白剤を使用する(慎重に!)薄めた漂白剤を使用する場合は、必ず換気を十分に行い、ゴム手袋を着用しましょう。漂白剤は畳の色落ちや変色を引き起こす可能性があるため、目立たない場所で試してから使用してください。また、使用後は十分に水拭きし、乾燥させましょう。

4. 深刻なカビの除去方法

カビが深く浸透している場合や、広範囲に広がっている場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。専門業者は、適切な薬剤を使用し、畳を傷めずにカビを除去してくれます。

カビの再発防止策

カビを除去した後も、再発防止策を講じることで、清潔な状態を保つことができます。

1. 湿気対策

* 換気:こまめな換気は、湿気対策の基本です。特に布団を敷いている場合は、毎日数時間は窓を開けて換気しましょう。
* 除湿機:梅雨時期や湿気の多い時期は、除湿機を使用することで、室内の湿度をコントロールできます。
* 湿気を吸着する素材:畳の下に調湿シートなどを敷くことで、湿気を吸収し、カビの発生を防ぐことができます。
* 布団乾燥機:布団乾燥機を使用することで、布団の湿気を除去し、カビの発生を防ぐことができます。

2. 清潔な状態を保つ

* 定期的な掃除:定期的に畳の掃除機かけを行い、ホコリや汚れを取り除きましょう。
* 布団の乾燥:布団は定期的に天日干しを行い、湿気を除去しましょう。
* 防カビ剤:市販の防カビ剤を使用することで、カビの発生を防ぐことができます。ただし、使用前に使用方法をよく確認し、畳の種類に適した製品を選びましょう。

3. 畳のメンテナンス

* 畳の張り替え:カビが深刻な場合は、畳の張り替えを検討しましょう。専門業者に相談し、適切な方法を選びましょう。

専門家の意見

インテリアコーディネーターの山田花子さんによると、「畳のカビは、湿気が原因となることがほとんどです。換気と除湿を徹底し、清潔な状態を保つことが重要です。また、布団を敷いたままにせず、定期的に干すことも効果的です。」とのことです。

まとめ

畳のカビは、放置すると健康被害にも繋がるため、早期発見と適切な対処が重要です。軽度なカビであれば、上記の方法で自分で除去できますが、広範囲に広がっている場合は、専門業者に相談しましょう。そして、再発防止策をしっかり行うことで、快適で清潔な空間を保ちましょう。

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