畳からクッションフロアへのDIY:床の補強と下地処理

床を畳からクッションフロアへDIYすることについて。以前にも質問しましたが、再度気になることがあり質問します。●現状 根太が450ピッチ→12mm合板→畳 ●DIY後 畳剥がし→床下を除湿→450ピッチ45角の根太→断熱材→12mm合板→クッションフロア *現状のコンパネ一畳分が激しく凹んでいたため確認すると何故かコンパネが450×420で切り抜かれコンパネがクギに固定されることなく置かれている状態でした。質問ですが、、、①現状のコンパネが凹んでいる箇所のみ、交換したほうがいいのか、部屋のコンパネ全て(6畳分)を交換すべきなのか。②クッションフロアを敷くにあたって、根太は450ピッチのままで強度は大丈夫か。303ピッチにするために、現状の傷んでいない根太を剥がしたくありません…強度を出すためには、どうすべきか。回答よろしくお願いしますm(__)m補足回答ありがとうございます!既存根太とは逆方向と言うのは、大引きと平行に並べていき、要は格子状で並べていけばOKと言うことでしょうか??それなら、強度も出て大丈夫そうですね!そのやり方で、やってみようと思います。

現状のコンパネ:部分交換か全面交換か?

まず、コンパネの凹みについてですが、部分的な交換だけでは根本的な解決にならない可能性が高いです。コンパネが適切に固定されていない状態(450×420で切り抜かれ、釘で固定されていない)であることから、他の部分も同様の施工不良の可能性があります。そのため、6畳分のコンパネを全て交換することを強くお勧めします

部分的に交換した場合、交換した部分と元の部分との間に段差が生じたり、強度不足による新たな凹みが発生するリスクがあります。クッションフロアを綺麗に仕上げるためには、水平で均一な下地が不可欠です。全面交換することで、将来的なトラブルを防ぎ、仕上がりの美しさも確保できます。

コンパネ交換の手順

1. 既存コンパネの撤去:釘やビスで固定されていないため、比較的容易に剥がせるはずです。しかし、破損に注意しながら慎重に作業しましょう。
2. 下地の確認:根太の状態を改めて確認し、腐食や損傷がないかチェックします。必要に応じて根太の補修や交換を行います。
3. 新しいコンパネの設置:適切なサイズ(今回は450×900mmなど)のコンパネを選び、根太にしっかりと釘で固定します。釘の打ち込み間隔は、コンパネの反りを防ぐためにも重要です。専門家のアドバイスに従うか、説明書をよく読んで作業しましょう。
4. 水平確認:水平器を使って、コンパネの水平を確認します。必要に応じて、調整を行います。

根太ピッチと強度:450ピッチのままでも大丈夫?

根太ピッチが450ピッチのままでも、適切な補強を行えばクッションフロアを敷くのに十分な強度を確保できます。303ピッチにするために既存の根太を剥がす必要はありません。

既存の根太とは逆方向に、つまり大引きと平行に新しい根太を格子状に配置することで強度を大幅に向上させることができます。この方法であれば、既存の根太を剥がす必要がなく、作業も効率的です。

根太補強の方法

1. 新しい根太の準備:既存の根太と同じ厚さ、または少し厚めの木材を選びます。45角の根太が良いでしょう。
2. 格子状の配置:既存の根太と平行に、新しい根太を配置します。間隔は、既存の根太の間隔とほぼ同じか、少し狭くても構いません。
3. 固定:新しい根太を、既存の根太と床束にしっかりと固定します。ビスや釘、金具などを用いて、しっかりとした固定を心がけましょう。
4. 強度確認:補強後、コンパネを敷き詰める前に、床の強度を確認します。中心部分に体重をかけてみて、たわみが少ないかを確認しましょう。

専門家の視点:DIYにおける注意点

DIYはコスト削減や達成感を得られる反面、専門知識や技術が不足していると、かえって費用や時間がかかったり、仕上がりが悪くなったりする可能性があります

特に、床下地は建物の構造に直結するため、不安な点があれば、専門業者に相談することをお勧めします。専門業者は、状況を正確に判断し、適切なアドバイスや施工を提供してくれます。

DIYにおけるリスクと対策

* 強度不足による床のたわみ:根太の補強を適切に行わないと、床がたわんでクッションフロアが剥がれたり、破損したりする可能性があります。
* 施工不良による不具合:コンパネの固定が不十分だと、後々、床鳴りや凹みが発生する可能性があります。
* 床下の湿気:床下の湿気が原因で、木材が腐食したり、カビが発生したりする可能性があります。

これらのリスクを軽減するために、作業前に十分な計画を立て、必要な材料や工具を準備しましょう。また、作業手順を理解し、安全に配慮して作業を行うことが重要です。

まとめ:安心安全なDIYを目指して

畳からクッションフロアへのDIYは、適切な手順と知識があれば十分に可能です。しかし、今回のケースのように下地が不十分な状態では、コンパネの全面交換と根太の補強が不可欠です。

専門家のアドバイスを参考にしながら、安全に作業を進め、快適な空間を実現しましょう

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