留守番中の犬の吠え対策と多頭飼いの注意点

助けて下さい!!!!!!!! 一昨日から我が家に来た、父が一人暮らしで飼っていた9歳のオスの大き目のミニチュアダックスが、吠え止みません。 日中ずっと吠え続けています。 昨日の日中は、犬の近くにラジオを置いて、一昨日より吠えるのが減ったのですが、今日はラジオの効果がありません。 夜は私の部屋に入れて、おとなしく寝てくれます。 前の家では犬は父と二人だけの生活だったので、留守番もできたようですが、今は人恋しいのか、一軒家ですが近所迷惑です。 2階に犬がいますが、吠えた時に犬の前に人が行くと、吠えなくなるので、吠えた瞬間にお酢のスプレーをかけるとか、大きな音を出すとかは、できませんでした。 お留守番の躾をしたいのですが、ケージも今までやっていません(家の中で繋いでいます)。 田舎に住んでいて、車で2時間行かないと、躾教室がないのですが、電話をかけてもいつも出ません。 近所の人に、すいませんと言うと、皆さん、新しい家に来て慣れないだけと言ってくれますが、躾されていない犬だし、父も散歩しない人で、家では長時間繋がれっぱなしだったので。 今は私が散歩をしていますが、でも一日一回30分ぐらいしかできません。 私は12歳の白内障(両目失明)のメスのミニチュアダックスがいますが、色々言葉は覚えています。 良い子、おりこうさん、お留守番、お出かけ、お散歩、ご飯、ねんね、おしっこなど。 また、誉められると喜び、物を覚えます。 でも父が飼っていた犬は、普段からジャーキーを食べているので、おやつはご褒美にならないし、誉めても喜ばない、言葉も余りわからないようで、私の犬に今までやって来たように、父の犬に話しかけたり、高いトーンで言っても通用していないみたいです。補足事情があり別居していた父と、同居する事になり、父が飼っていた犬も我が家に来たのですが、母が今日、父の犬を1階の廊下におろしました。 日中留守の時は、吠えているかどうかわかりませんが、家族がいる時は吠えなくなり、だいぶマシになりました^^ 先住犬とは、お尻の臭いを嗅いだり舐めたり、口もペロペロするのですが、どうしても父の犬が先住犬にマウンティングしてしまうので、まだ2匹を一緒にフリーにはしていません。

問題:9歳ミニチュアダックスの過剰な吠えと多頭飼いの課題

ご自宅に新しく来た9歳のミニチュアダックスが、留守番中に過剰に吠えるという問題を抱えているのですね。 さらに、先住犬との多頭飼育におけるマウンティングの問題も抱えているようです。 田舎での生活環境、躾教室へのアクセス困難さ、そして犬の性格やこれまでの飼育環境の違いなども考慮すべき複雑な状況です。

解決策:段階的なアプローチで吠えと多頭飼育の問題に対処

この問題を解決するためには、段階的なアプローチが必要です。 焦らず、犬のペースに合わせて、一つずつ解決していくことが重要です。

1. 吠えの根本原因の特定

犬が吠える原因を特定することが、効果的な対策を立てる第一歩です。 考えられる原因は以下の通りです。

  • 不安・恐怖:新しい環境への適応不良、先住犬の存在、留守番への不安など。
  • 寂しさ・孤独:長時間の単独飼育によるストレス。
  • 注意喚起:吠えることで人間の注意を引きつけようとしている可能性。
  • 遊び・興奮:吠えることで楽しんでいる可能性。
  • 健康問題:痛みや不快感による吠え。

現状では、新しい環境への適応不良と寂しさが主な原因と考えられますが、獣医への相談も検討しましょう。健康問題が隠れている可能性もあります。

2. 環境の整備と安心感の提供

  • 安全なスペースの確保:犬が落ち着いて過ごせる、自分の居場所となるクレートやベッドを用意しましょう。 最初はクレートに美味しいおやつや好きなおもちゃを入れて、良いイメージを植え付けることが重要です。無理強いせず、徐々に慣れさせていきましょう。
  • フェロモン製品の活用:犬用フェロモン製品(Adaptilなど)は、犬の不安を軽減する効果があります。 獣医やペットショップで相談してみてください。
  • 音楽療法:クラシック音楽など、犬が落ち着ける音楽を流してみましょう。 ラジオよりも効果的な場合があります。
  • 視覚的な刺激の軽減:窓から見える景色や通り過ぎる人などが、犬の不安を煽る可能性があります。 カーテンなどで視界を遮ることも検討しましょう。

3. しつけとトレーニング

  • 基本的なしつけ:「おすわり」「待て」などの基本的なコマンドを教え、犬との信頼関係を築きましょう。 ご褒美は、ジャーキーではなく、犬が大好きなおもちゃや、特別な遊びなどを活用してみましょう。 ご褒美は、行動と同時に与えることが重要です。
  • 留守番トレーニング:最初は短時間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。 留守番中は、犬が落ち着いていられるように、安全なスペースにいます。 帰ってきた時は、興奮せず、落ち着いて接しましょう。
  • 無視トレーニング:吠えても、絶対に構わず無視しましょう。 吠えが収まったら、褒めてあげましょう。 これは、吠えることで注意を引けないことを犬に教えるための重要なステップです。
  • オンラインしつけ教室の活用:遠隔地のため対面でのしつけ教室が難しい場合は、オンラインのしつけ教室などを検討してみましょう。多くのプロがオンラインで指導を行っています。

4. 多頭飼育における注意点

  • ゆっくりと慣れさせる:先住犬と新しい犬をいきなり一緒にフリーにするのは危険です。 最初は、それぞれの犬が互いの存在を感じられる程度の距離を保ち、徐々に時間を延ばしていきましょう。 食事や散歩は、必ず別々に行いましょう。
  • マウンティングへの対処:マウンティングは、優位性を示す行動です。 マウンティングが始まったら、優しく注意し、別の行動に誘導しましょう。 先住犬がストレスを感じているようであれば、一時的に隔離することも検討しましょう。
  • 公平な扱い:両方の犬に、愛情と注意を平等に与えることが重要です。 一方を過度に可愛がると、嫉妬や争いが起こる可能性があります。

5. 専門家への相談

どうしても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や獣医に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策を見つけることができるでしょう。

まとめ:継続と忍耐が鍵

犬のしつけは、時間と忍耐が必要です。 すぐに効果が出なくても、諦めずに継続することが重要です。 犬の行動をよく観察し、その原因を理解することで、より効果的な対策を立てることができます。 そして、あなたの愛情と努力によって、犬たちはきっと幸せな生活を送ることができるでしょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)