田舎家とムカデ対策:二階への集中と効果的な駆除方法

はじめまして。ムカデ対策の知恵ノート、大変勉強になりました。我が家は、山を切り開いた場所に建つ、周りは緑や小川がある自然豊かな田舎です。今年もムカデの季節になり、家の周りにムカデ博士という薬剤を撒き、部屋の整備をしましたが、やはりお出ましになりました(涙) 今日は、タンスの上に置いた私の衣類に潜んでいて、間一髪で退治したところです。何故か、毎年二階に多く出るのです。平均湿度35%の部屋に。窓も、開ける時はベランダに出入りするのみで、あとは閉めています。食べ物も置かないようにしています。築年数は50年ほどの、傾きのある家なので、隙間はたくさんあり、防ぎきれません。しかし、一階には、あまり出ないのです。何故か二階の私の部屋や、階段によく出ます。階段は、リフォームしてなくて土壁で、何箇所か剥がれているので、そこから出て来るのかなとも考えています。そうゆうことは。ありますでしょうか?もし、そうならば、漆喰などを塗り直ししたいと思います。それとも、一階の隙間を塞げば、二階に出なくなるのでしょうか?小さな好奇心旺盛な子供がいるので、噛まれないか心配です。どうか、よきアドバイスをお願いいたします。補足 早速のアドバイスをありがとうございます。ゴキさんは、一年に数匹見るか見ないかで、地蜘蛛や小さな蛾などは、時々見かけます。庭では、ムカデをよく見ますし、家の周りに撒いた薬剤にかかり死んでいました。やはり、土壁でしょうか?エアゾール噴射は、怖くて出来ません(泣)

ムカデの集中と侵入経路の特定

築50年の木造住宅、特に山間部など自然豊かな環境では、ムカデの侵入は避けがたい問題です。ご質問のように、一階よりも二階に多くムカデが出現する理由は、いくつか考えられます。

1. 侵入経路:土壁の隙間

最も可能性が高いのは、階段の土壁の剥がれです。 ムカデは、小さな隙間からでも容易に侵入します。土壁の隙間は、ムカデにとって理想的な隠れ家であり、湿気も保たれるため、好んで潜む場所となります。剥がれた土壁から侵入し、二階に広がっている可能性が高いでしょう。漆喰などで補修することで、効果的に侵入を防ぐことができます。

2. 湿度と温度:二階の環境

平均湿度35%は、ムカデにとって必ずしも好ましい環境ではありませんが、一階と比べて二階の方が、温度や湿度の条件がムカデの活動に適している可能性があります。例えば、日当たりや通風、屋根裏の状況などによって、局所的に湿度が高くなっている場所があるかもしれません。

3. 食料源:昆虫類の存在

ムカデは、ゴキブリや蜘蛛などの昆虫を捕食します。一階に比べて二階でこれらの昆虫類が多く見られる場合、ムカデが集まる原因となります。ゴキブリや蜘蛛の駆除も、ムカデ対策に繋がります。

効果的なムカデ対策:具体的なステップ

お子様もいらっしゃるので、安全で効果的な対策が重要です。以下のステップで、ムカデ対策を進めていきましょう。

1. 侵入経路の遮断:土壁の補修

まずは、階段の土壁の補修が最優先です。 剥がれている部分を丁寧に補修し、隙間をなくすことで、ムカデの侵入を効果的に防ぎます。漆喰だけでなく、セメントモルタルなども選択肢として考えられます。専門業者に相談し、適切な材料と施工方法を選ぶことをお勧めします。

2. 環境整備:湿度と清潔さの維持

* 換気: 湿気がこもらないように、定期的な換気を心がけましょう。窓を開ける際には、網戸を必ず設置し、ムカデの侵入を防ぎます。
* 清掃: 定期的な掃除で、ゴミやホコリを溜めないようにしましょう。特に、床下や壁際などの、ムカデが潜みやすい場所を念入りに清掃します。
* 収納: 衣類や布団などの収納は、密閉性の高い容器を使用し、ムカデが入り込めないようにします。タンスの上などに物を置かないようにしましょう。

3. 薬剤散布:効果的な方法

エアゾールは確かに怖いですが、ムカデ専用の殺虫剤を使用することで、安全に駆除できます。直接噴射するのではなく、ムカデの通り道や潜みそうな場所に、薬剤を少量ずつ散布します。

* ベイト剤: ムカデを誘引して駆除するベイト剤も効果的です。ただし、お子様やペットが触れない場所に設置することが重要です。
* 忌避剤: ムカデを寄せ付けない忌避剤も有効です。ハーブ系の香りや、柑橘系の香りが効果的です。

4. 専門家への相談

状況によっては、専門業者に駆除を依頼することも検討しましょう。専門業者は、的確な診断と効果的な駆除方法を提案してくれます。特に、土壁の補修と合わせて相談することで、より効果的な対策を立てることができます。

インテリアとの調和:ムカデ対策とデザイン

ムカデ対策は、インテリアにも影響を与えます。しかし、適切な対策を施すことで、デザイン性を損なうことなく、安全で快適な住空間を維持できます。

例えば、土壁の補修には、デザイン性の高い漆喰を使用することで、インテリアの雰囲気を損なわずに、ムカデ対策を行うことが可能です。また、忌避剤として使用するハーブや柑橘系の香りは、アロマとして活用することもできます。

まとめ

ムカデ対策は、侵入経路の遮断と環境整備、そして適切な薬剤の使用が重要です。特に、土壁の補修は、効果的な対策となります。専門家への相談も有効な手段です。安全で快適な住空間を維持するために、適切な対策を行いましょう。

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