田舎の実家敷地内での新築:費用相場と間取りプランニング

今すぐの話ではないのですが、田舎の山奥(高速が近い)旦那の実家の敷地内の古い家を壊して新しくしようと思います。一階、トイレ、風呂、いずれも普通のグレード。4畳か5畳の畳(客間兼仏間)、キッチンリビング8畳ぐらいかな。二階、夫婦の部屋、子どもの部屋いずれも8畳。ウォークインクローゼットはいらない代わりに2畳ぐらいの押し入れ部屋がほしい。ベランダ、トイレ(不要かな)。ピンキリなのはわかりますが、だいたい相場どれくらいでしょうか?補足いろいろ見てるとリビングがちょっと小さいみたいです。リビング12畳ぐらいかな。

田舎での新築費用:相場と影響要因

田舎の山奥での新築、しかも既存住宅の解体からとなると、費用は都市部と比べて異なる要素がいくつか出てきます。まず、土地の費用は、場所によって大きく変動します。高速道路の近接性はプラス要因ですが、山奥という立地条件によっては、地盤改良費用が高額になる可能性があります。また、建築資材の運搬費用も考慮しなければなりません。山間部への運搬は、都市部と比べてコストがかかります。

次に、建築費用の相場ですが、一般的な木造住宅の場合、坪単価で60~100万円程度が目安です。ただし、これはあくまで一般的なものであり、建物の規模、仕様、デザイン、使用する建材などによって大きく変動します。

ご質問のプランでは、延床面積は約30坪程度と想定されます(一階16畳+二階24畳程度)。仮に坪単価を75万円とすると、建築費用だけで約2250万円になります。ここに、解体費用、地盤改良費用、外構工事費用、諸費用などを加えると、総費用は3000万円~4000万円程度と予想されます。これはあくまで大まかな見積もりであり、実際には設計図を作成し、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。

費用を抑えるためのポイント

費用を抑えるためには、以下の点を考慮しましょう。

  • シンプルなデザインにする:凝ったデザインや装飾は費用を増加させるため、シンプルで機能的なデザインを選ぶことが重要です。
  • 標準的な仕様で抑える:高級感のある設備や材料は避け、標準的な仕様で十分な機能性を確保しましょう。トイレ、お風呂も「普通のグレード」で十分です。
  • 地元の工務店に依頼する:地元の工務店は、地域事情に詳しく、費用を抑えた提案をしてくれる可能性があります。
  • 建材を賢く選ぶ:価格と品質のバランスを考慮し、コストパフォーマンスの高い建材を選びましょう。
  • DIYを取り入れる:できる範囲でDIYを取り入れることで、人件費を削減できます。ただし、安全面には十分注意しましょう。

間取りプランニング:リビングの広さを見直す

現在のプランでは、リビングが8畳とやや狭く感じるかもしれません。ご指摘の通り、12畳程度に拡大することを検討しましょう。12畳のリビングであれば、家族団らんの場として十分な広さを確保できます。

間取り改善案

* リビングの拡大:8畳から12畳に拡大することで、より快適な空間が実現します。そのためには、他の部屋の面積を少し小さくするか、建物の延床面積を拡大する必要があります。
* 押し入れ部屋の活用:2畳の押し入れ部屋は、収納だけでなく、書斎やワークスペースとして活用することもできます。
* ベランダの検討:ベランダは、洗濯物を干したり、くつろいだりするスペースとして有効ですが、不要であれば省くことで費用を抑えることができます。
* 二階トイレの必要性:高齢になった場合を考慮して、二階にもトイレを設置する方が便利かもしれません。しかし、費用を抑えるためには不要と判断することも可能です。

専門家への相談

間取りプランニングは、専門家の意見を聞くことが重要です。建築士や設計士に相談することで、予算やライフスタイルに合わせた最適な間取りを提案してもらうことができます。

まとめ:綿密な計画と専門家との連携が成功の鍵

田舎での新築は、都市部とは異なる要素を考慮する必要があります。費用は高額になる可能性があるため、綿密な計画と予算管理が不可欠です。また、地元の工務店との連携や、建築士・設計士などの専門家への相談も重要です。

今回のプランでは、リビングの広さを12畳程度に拡大し、収納やワークスペースを確保するなど、快適な生活空間を設計することが重要です。様々な選択肢を検討し、ご自身のライフスタイルに合った最適なプランを作成しましょう。

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