生活援助における時間超過と業務範囲:グレーゾーンと解決策

生活援助で、風呂釜洗い(ジャバみたいの)はやってもいいのでしょうか?今でも時間オーバーなのです。こんな利用者さん普通ですか?1人暮らしの男性の利用者さん宅に生活援助で1時間入っています。 要介護1ですが、時間はかかりますが、自分で何でも、できる方です。 調理も、ヘルパーが来ない日は、自分で、冷凍かつを油で揚げて、カツどんを作ったり、おはぎを作ったりといろいろできます。 時間内に終わらないことを頼むのに、時間が来ると、もう、時間だから、早く終わらせるようにといつも、せかします。 もう、嫌になりました。 やる事は、はたきがけ、テレビや電化製品の埃を取る、1階の部屋すべて掃除機をかけ、洗濯機をまわす。洗い終わったら、干す(1週間分なのでかなりの量)があり、冬は、別に、手洗い(アクロンで洗う)があるため、手洗いがあると、完全に時間オーバーします。 あと、風呂掃除、トイレ掃除もあります。 1時間では終わる事がないため、10分前に入っています。 洗濯機の水が、少ししか出ないので、早く終わらせるために、すすぎ2回のときは、作業を中断して台所の井戸水を桶に汲み、洗濯機に30回以上入れます。これをしないと洗濯に1時間かかります。 すすぎのときに、作業を中断しなくてはならないため、洗濯機を気にしながら掃除機かけます。 サ責に、洗濯に時間がかかるので、朝、起きたら、利用者さんに洗濯機をまわしてもらえないか? と提案しましたが、節約のため、風呂ポンプで洗濯のお湯を入れるので、利用者さんに風呂ポンプをセットしてやってもらうのは、悪いとか?無理だと却下されました。 でも、洗濯機の水は、井戸水なので、ただ同然だと思うし、1週間換えていない汚い風呂水(かなりにごっています)で洗うより、ましだと思うのですが・・・・。 バケツに水を汲んで入れるのも、重労働で、腱鞘炎の癖がある私にはキツイです。 サ責に、時間内に終わらないことを相談したら、隅々までやらなくていいと言われました。 でも、隅までやらないとすぐ、注意されます。この間は、冷蔵庫の裏が誇りがすごいから、毎回、きちんと掃除するようにと注意されます。もう、精神的に我慢できなくて、担当を換えて欲しいとお願いしましたが、これも、却下されました。 辞めるまで、我慢するしかないようです。 こんな感じで、時間が足りないのですが、来週は、風呂釜掃除(ジャバ)するようにとお達しがきました。 年に3回くらい、やるように言われ、仕方なくやっています。 お湯を沸かしたりするので、時間がオーバーしてしまいます。 そもそも、介護保険で、風呂釜洗いをやっていいのでしょうか? そのほか、冷蔵庫掃除も、年に2回は、やらされます。(これも、前回20分オーバーしました) やる時間もないので、事務所に相談したら、サ責が利用者さんと話をつけて、掃除機はかけなくていいから、冷蔵庫掃除をするように言われました。(冷蔵庫掃除は、やってはいけないと断るかと思ったのでがっかり) 冷蔵庫も、こびりつきが半端ではありません。ジャムだの蜂蜜だの漬物の液がこびりついています。 雑巾で水拭きでは、汚れが取れず、スクレッパーを自宅から持っていき、なんとか、こびりついている汚れを取りました。 3ヶ月前に苦労して掃除したのに、もう、冷蔵庫は、かなり汚れています。 利用者さん、何でもできるのに、私にやらせようとしています。 食べた食器は、自分で洗って片せる方です。とにかくおかしいです。 また、年末に冷蔵庫を掃除するようにとお達しがくるでしょう。 報告書も、チェックしていて、あまり書くとうるさく言われるから書くなと言います。 ヘルパー使いが洗い利用者さんです。 こんな利用者さんともう、2年半以上我慢しています。いつまで、我慢できるかわかりません。 限界を超えています。 また、冷蔵庫掃除しろと言われたら、辞めるしかないと考えています。 そのほか、カーテンを取り、洗って、また、つけるようにとか、時間オーバーしているのに、平気でいろいろ押し付けます。 私では、手に負えません。 そのほか、調理に週に3回、ヘルパーが入っているし、大得意様なので、事務所は、いい顔しないのでしょう。 あと、週に1度、買い物援助に私が、1時間入っていますが、量が半端じゃありません。 いつも、大きいスーパーの袋4つくらいにはなります。 それに、2件買い物にいかなくてはなりません。 自転車やバイクで運ぶのは、無理があります。 お米10キロには、参りました。 こうなると、車で行かないと駄目なのでは?と思います。 1件目のスーパーに自転車だと10分以上かかるので、バイクではないと無理なコースです。 私が休みをとったら、代わりに買い物に行ったサ責が2時間かかったようです。 なので、その日は、私が用事があっても、休みがもらえるかわかりません。 大雪だった日も、いつもと同じコース2件買い物に行かされました。 途中で、バイクが滑って走らなくなり、転がっていきました。 この利用者さんの生活援助の仕事は、無理があると思うのですが、どう思いますか?

1.介護保険における生活援助の範囲と風呂釜清掃

まず、介護保険における生活援助の範囲について明確にしておきましょう。介護保険法では、生活援助は利用者の自立支援を目的としています。 風呂釜清掃は、利用者自身ができない場合に限り、介護保険の給付対象となる可能性があります。しかし、ご質問のケースでは、利用者様ご自身で様々な家事をこなせることから、風呂釜清掃を介護保険の範囲内で実施する正当性は低いと言えます。

サービス提供責任者(サ責)に相談し、利用者様の状況を踏まえた上で、業務内容の見直しを提案することが重要です。

風呂釜清掃の代替案

風呂釜清掃に時間を取られる現状を改善するために、いくつかの代替案を検討してみましょう。

  • 利用者様への協力を依頼する: 利用者様は家事が得意とのことですので、風呂釜清掃の一部を分担してもらうことは可能でしょうか? 例えば、洗剤の準備や、清掃後の拭き上げなど、比較的簡単な作業を依頼することで、作業時間を短縮できる可能性があります。
  • 業務の見直し: 全ての業務を完璧にこなす必要はありません。サ責の指示通り、隅々まで掃除する必要がない業務は省くことを提案しましょう。例えば、冷蔵庫の裏などの清掃頻度を減らすなど、優先順位をつけることが大切です。記録を残し、サ責と共有することで、後々のトラブルを避けることができます。
  • 専門業者への依頼: 定期的に専門の清掃業者に依頼することを検討しましょう。費用はかかりますが、時間的な負担を軽減し、質の高い清掃を実現できます。利用者様と相談の上、業者を選定し、費用負担についても話し合う必要があります。

2.時間超過と業務量の調整

1時間では業務が完了しないという現状は、明らかに問題です。

時間配分の見直しと優先順位付け

  • 各作業にかかる時間を記録する: 各作業にかかる時間を正確に把握することで、時間配分の見直しに役立ちます。時間管理アプリなどを活用するのも効果的です。
  • 優先順位をつける: 全ての作業を完璧にこなす必要はありません。衛生面や安全面を考慮し、優先順位をつけて作業を進めましょう。例えば、洗濯は毎日ではなく、2日に1回にするなど、工夫が必要です。
  • 利用者様とのコミュニケーション: 利用者様と話し合い、業務内容や頻度について合意形成を図ることが重要です。「時間内に全てをこなすのが難しい」ことを丁寧に説明し、協力をお願いしましょう。

3.買い物援助の改善

買い物援助についても、現状では明らかに負担が大きすぎます。

買い物援助の改善策

  • 買い物の頻度を減らす: 1週間分の買い物をまとめて行うのではなく、2~3日に1回に分けて行うことを検討しましょう。これは、利用者様と相談の上で決定する必要があります。
  • 配送サービスの利用: ネットスーパーや宅配サービスなどを利用することで、運搬の手間を省くことができます。利用者様と相談し、費用負担についても話し合う必要があります。
  • 交通手段の変更: 自転車やバイクではなく、車を使用することを検討しましょう。安全面を考慮し、事務所に相談の上、適切な手段を選択する必要があります。事故の危険性が高い状況での業務は、断るべきです。
  • 業務量の明確化: 買い物リストを作成し、事前に業務内容を明確化することで、時間配分を正確に行うことができます。また、業務時間内に完了できない場合は、追加の時間を申請する必要があります。

4.職場への相談と自己防衛

現状を改善するためには、職場への積極的な相談が不可欠です。

職場への相談方法

  • 記録を残す: 業務内容、時間、発生した問題点などを記録しておきましょう。具体的な事例を提示することで、より効果的な相談ができます。
  • 具体的な改善策を提案する: 問題点だけでなく、具体的な改善策を提案することで、職場側の理解を得やすくなります。
  • 感情的にならず、冷静に伝える: 感情的な言葉遣いは避け、冷静に現状を説明しましょう。具体的なデータや事実を提示することで、説得力を高めることができます。
  • 複数回相談する: 一度の相談で解決しない場合もあります。必要に応じて、複数回相談し、改善状況を確認しましょう。
  • 相談内容を記録する: 相談日時、相談相手、相談内容、結果などを記録しておきましょう。これは、後々のトラブル防止に役立ちます。

5.専門家の意見

介護職は、身体的・精神的な負担が大きい仕事です。時間超過や業務量の多さは、燃え尽き症候群(バーンアウト)につながる可能性があります。

専門機関への相談も検討しましょう。

  • 産業医への相談: 職場に産業医がいる場合は、相談してみましょう。心身の健康状態を客観的に評価してもらい、適切なアドバイスを受けることができます。
  • 労働組合への相談: 労働組合に加入している場合は、相談してみましょう。労働条件の改善や、職場環境の改善についてサポートを受けることができます。
  • 弁護士への相談: 労働条件に関する問題が発生した場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。

自分の健康と安全を第一に考え、無理をせずに、適切な対応をしましょう。

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