生活保護申請中、空き巣被害に遭い引っ越しを検討…引っ越し費用は支給される?

生活保護申請中に空き巣被害にあいました。引っ越したいが保護費から引っ越し費用は出ないですか? 私(女・34)の申請の理由は精神障害者手帳2級所持で働けなく、医師からも就労許可が出ず、扶養者もいないためです。 4階建てアパートの4階に住んでいます。 先日スーパーで30分ほど買い物し帰宅すると玄関横の窓が開いており、部屋の電気も消したはずがついており「閉めていったのになぜ?」と中を覗くと犯人が部屋の真ん中に立っており、私が叫ぶと私を見て私に体当たりをしてから逃げました。 警察にすぐ連絡し、部屋を確認したところ何も取られておらず、金目目的ではなく、変質者では?と、それが余計に怖いです。 その開いていた窓の隙間から手を入れ内鍵を外したみたいです。 窓に鉄格子?が付いているのでまさか手が届くと思ってなく、警察の方に再現されて驚きました。 警察の方が帰ったのが22時半ごろだったので管理会社には翌朝1番に電話しました。 ちょうど、玄関前の共用廊下の電気が切れていて真っ暗だったのも部屋に入られたきっかけかもと思い、すぐ防犯対策と電灯の交換に来てほしいと話したところ、「すぐ対応しますので折り返し電話します」と言われたので近所の知り合いに連絡を取ったり自分で電気屋に防犯グッズを買いにバタバタ過ごしました。 そして夜帰宅すると電気は交換されてなく、びっくりして管理会社に電話を掛けたら 「電話を取ったのが臨時のものだったので伝わってなかった」「今から行くのは無理」「もう犯人来ないんじゃないですかー」 と誠意のかけらのない対応をされ電灯を変えるのは明日になると言われました。 しぶしぶ翌日の交換で納得し部屋に来る前に電話をして頂かないと怖くて出れないのでお願いしますと言ったところ「部屋を訪ねることはないので電話はしない」と言われました。 しかし、部屋に来ないと防犯出来ないので、来ないのも電話しないのもおかしいと話し続けたら投げやりな感じで「わかりました」と言ってもらえました。 翌日管理会社から電話があり対策しますと来られたのですが、薄い網のようなものを窓の外に針金を使って止めただけです・・・ 手で留めたと言うことは手で外せるってことですよね・・・ この管理会社の対応ありえない!と思うのと部屋に入った犯人がまた来たら・・と思うと気が狂いそうでストレスで吐き続け、睡眠もろくに取っていません。 このような案件では生活保護では引っ越し費用出ないでしょうか・・・ 役所には難しいと言われたのですが、体と精神に変調がきておりかなり辛い

生活保護と引っ越し費用

生活保護受給者の方にとって、住居の安全は非常に重要です。今回のケースのように、空き巣被害に遭い、強い恐怖心や精神的な負担を抱えている状況では、引っ越しを検討するのは当然の判断と言えるでしょう。しかし、生活保護費から引っ越し費用が支給されるかどうかは、ケースバイケースです。

残念ながら、生活保護法では、引っ越し費用が原則として支給対象とはされていません。生活保護は、最低限の生活を保障するための制度であり、引っ越しは必ずしも生活に不可欠な支出とはみなされないためです。

しかし、例外的に支給されるケースもあります。それは、現在の住居が著しく危険であると認められる場合です。今回のケースのように、空き巣被害に遭い、精神的な健康に深刻な影響が出ている状況であれば、引っ越し費用を支給する可能性があります。

引っ越し費用支給の可能性を高めるために

役所で「難しい」と言われたとのことですが、諦めずに、以下の点を伝え、改めて相談することをお勧めします。

  • 具体的な被害状況と精神的な苦痛:空き巣被害の状況、犯人の体当たり、管理会社の不適切な対応、それらが引き起こした吐き気や不眠などの具体的な症状を詳細に説明しましょう。医師の診断書があれば、より説得力が増します。
  • 現在の住居の危険性:4階建てアパートの4階とはいえ、窓の防犯対策が不十分だったこと、管理会社の対応が遅く、不適切であったことなどを具体的に説明し、現在の住居が安全ではないことを訴えましょう。
  • 引っ越し先の具体的な計画:単に「引っ越したい」ではなく、具体的な引っ越し先候補、家賃、引っ越し費用などについて、事前に調査し、提示しましょう。安価な物件を探し、費用を抑える努力をしていることを示すことが重要です。
  • 精神科医の診断書:精神的な苦痛が深刻な場合は、精神科医の診断書を提出しましょう。診断書には、現在の精神状態と引っ越しが必要であるという医師の見解が記載されます。
  • 管理会社の対応記録:管理会社とのやり取りを記録しておきましょう。メールや電話の記録、管理会社からの文書など、証拠となる資料は全て保管してください。

これらの点を明確に伝え、引っ越しがあなたの精神的健康回復に不可欠であることを訴えることが重要です。生活保護担当者とじっくり話し合い、理解を得られるよう努めましょう。

住居の安全確保と防犯対策

引っ越し費用が支給されるかどうかとは別に、現在の住居の安全確保も重要です。管理会社への対応に不満がある場合は、市区町村の住宅相談窓口などに相談してみるのも良いでしょう。

また、引っ越しをするまでの間、以下の防犯対策を講じましょう。

  • 窓への防犯フィルムの貼付:窓ガラスに防犯フィルムを貼ることで、ガラスが割れにくくなり、侵入を困難にすることができます。
  • 補助錠の設置:既存の鍵に加え、補助錠を取り付けることで、防犯性を高めることができます。
  • 防犯カメラの設置:防犯カメラを設置することで、不審者の侵入を抑制し、証拠を残すことができます。安価な小型カメラも販売されています。
  • 明るめの照明:玄関や窓際にセンサーライトを設置することで、夜間の防犯対策になります。共用部分の照明が暗い場合は、管理会社に改めて改善を要求しましょう。
  • 防犯ブザーの携帯:常に防犯ブザーを携帯することで、危険を感じた際にすぐに助けを求めることができます。

これらの対策は、費用を抑えつつ、安全性を高めるために有効です。

専門家の意見

生活保護に関する専門家である社会福祉士に相談することも有効です。社会福祉士は、生活保護制度に精通しており、あなたの状況を的確に判断し、適切なアドバイスをしてくれるでしょう。市区町村の福祉事務所などに相談して、社会福祉士を紹介してもらいましょう。

また、弁護士に相談することも検討できます。管理会社の対応に問題がある場合は、弁護士に相談することで、法的措置を取ることも可能です。

まとめ

生活保護申請中に空き巣被害に遭い、引っ越しを希望する状況は、非常に辛いものです。引っ越し費用が支給されるかどうかは、状況次第ですが、諦めずに、具体的な状況を説明し、医師の診断書などを提出することで、可能性を高めることができます。まずは、福祉事務所や社会福祉士に相談し、適切なアドバイスを受けながら、安全な住居を確保しましょう。そして、現在の住居の防犯対策も万全に行い、精神的な負担を軽減する努力も欠かさないようにしてください。

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