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現状の課題と解決策
お母様のご状況、大変お辛いですね。身体障害者1級で、日常生活に大きな支障をきたしておられるにも関わらず、適切な支援が行き届いていないように感じられます。まず、現状の課題を整理し、具体的な解決策を探っていきましょう。
1. 住環境の問題:2階のアパート居住
現在のアパートは2階に位置し、階段の昇降が困難なため、お母様の生活に大きな負担となっています。これは、緊急性の高い問題です。生活保護担当者には、転居のための費用支援を改めて強く求める必要があります。
* 具体的な対応策:
- 1階のアパートへの転居を検討:生活保護担当者に転居費用や敷金・礼金などの支援を依頼します。具体的な物件情報(家賃、間取りなど)を提示することで、説得力を高められます。必要であれば、地域の福祉事務所やNPOなどに相談し、サポートを受けましょう。
- バリアフリー化の検討:もし、現在の住居に愛着があり、転居を希望しない場合は、住宅改修費の支給を検討します。手すり設置、段差解消、トイレ改修など、生活のしやすさを向上させるための改修費用を生活保護から支給してもらえる可能性があります。
2. 介護サービスの問題:週2回2時間のみのヘルパー
週2回2時間のヘルパーサービスでは、お母様の介護ニーズを満たすには明らかに不足しています。介護認定を受ける必要性があります。
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* 具体的な対応策:
- 介護認定申請:市区町村の介護保険課に介護認定の申請を行いましょう。介護度が認定されれば、より多くの介護サービスを受けられるようになります。生活保護を受けていても、介護保険サービスは利用できます。
- ケアマネージャーとの連携:介護認定後、ケアマネージャーが作成するケアプランに基づき、より適切な介護サービス(訪問介護、通所介護など)の利用を検討します。ケアマネージャーは、介護サービスの利用計画作成や調整など、様々なサポートをしてくれます。
- ヘルパー派遣事業所との相談:現在利用しているヘルパー派遣事業所と、お母様の状況を詳しく話し合い、サービス内容の見直しを依頼しましょう。より頻度の高い訪問や、より専門的な介護が必要な場合、その旨を伝えましょう。
3. 医療機関へのアクセス:介護タクシー利用の費用問題
介護タクシーの利用費用が高額であるため、病院への受診が困難になっている点も大きな課題です。
* 具体的な対応策:
- 生活保護担当者との再交渉:介護タクシー利用の必要性を改めて伝え、費用負担について再交渉します。医療機関への通院は、お母様の健康維持に不可欠であることを強調しましょう。必要であれば、医師の診断書などを提示することで、説得力を高められます。
- 福祉タクシーの利用:介護タクシー以外にも、福祉タクシーなどの利用を検討します。料金体系が異なる場合があるので、比較検討しましょう。
- 訪問診療の検討:医師に訪問診療を依頼するのも一つの手段です。自宅に医師が来てくれるため、通院の負担を軽減できます。
4. その他の支援
* 地域包括支援センターへの相談:地域包括支援センターは、高齢者や障害者の生活を総合的に支援する機関です。生活上の様々な問題について相談できます。
* 弁護士やNPOへの相談:生活保護や障害者福祉に関する専門的な知識を持つ弁護士やNPOに相談し、法的支援を受けることも検討しましょう。
専門家の視点
社会福祉士や介護福祉士などの専門家は、生活保護受給者や身体障害者の方々の支援に携わっています。これらの専門家から適切なアドバイスを受けることで、より効果的な解決策が見つかる可能性があります。
具体的な行動計画
1. 明日中に、生活保護担当者と面談の予約を取り、転居支援について改めて強く訴える。具体的な物件情報(1階、バリアフリー対応など)を提示する。
2. 来週までに、市区町村の介護保険課に介護認定の申請を行う。
3. 介護認定が下り次第、ケアマネージャーと連携し、適切な介護サービス計画を作成する。
4. 同時に、ヘルパー派遣事業所とサービス内容の見直しについて話し合う。
5. 医療機関への受診が必要な場合は、生活保護担当者と介護タクシー費用について再交渉し、訪問診療の可否についても医師に相談する。
6. 地域包括支援センターに相談し、その他必要な支援について相談する。
まとめ
お母様の状況は、緊急性の高い問題を含んでいます。迅速な行動と、関係各所への積極的な働きかけが重要です。一人で抱え込まず、積極的に専門機関や支援団体に相談し、お母様にとってより良い生活環境を実現するために、一緒に頑張りましょう。