生後8ヶ月のオス犬の噛み癖と、その改善方法

生後8カ月のオスの噛み癖の直し方のついて、です。 普段、夜はケージに入れて寝させ、昼間は家人がいる場合、庭に長めのリードをつけてつないでいます。 ケージにいるときは、あまり噛まないのですが、 夕方私が仕事から帰ると庭にいるのですが、近寄ると、すごく喜び、跳びかかってきて手などを噛みます。頭などをよしよししてあげると、尻尾をブンブン振っているので喜んでいるのだと思うのですが、噛む力が徐々に強くなって、途中からは苦痛になるほど強く噛んできます。 その際、ダメ、痛い、などといいますが、まったく効果はなく、痛いので手を隠すと、二の腕の辺りや太ももにとびあがって噛んできます。 あまりひどいので、口を押さえ、ダメ、と叱りますが、暴れてしまって離すとよけいひどく噛んできます。 部屋に離したときも、遊んであげていると、興奮し、噛んできて、おやつを見せてもダメです。最近は、人の履いているスリッパを取り上げようと唸りながらつきまとうか、噛みついてくるかのどちらかで、結局すぐケージに戻してしまうしかない状態です。 正直、口を押さえるのがいい教え方なのかどうかも分かりませんし、私に会えて嬉しいというのが伝わるのでほんとは、噛まれなければ思いっきりよしよし撫で撫でしてあげたいです。 なんとか、噛むのをやめさせたいのですが、こういう場合、どうすればいいでしょうか。 いろいろなHPなども見たりするのですが、犬自体は喜びの表現でやってたり、度が過ぎてしまうことなので、 上手にダメだということを理解させてあげたいのです。 ダメな飼い主にどなたかご指南ください。よろしくお願いします。

愛犬の噛み癖、その原因と解決策

生後8ヶ月のオス犬の噛み癖、お困りのことと思います。 愛犬の喜びの表現が、飼い主さんにとって辛い状況になっているのは、とても残念ですね。 しかし、ご安心ください。 適切なトレーニングと環境調整で、噛み癖は改善できます。 まずは、噛み癖の原因を探ることから始めましょう。

噛み癖の原因を探る

犬の噛み癖には様々な原因が考えられます。 あなたの愛犬の場合、以下の点が考えられます。

  • 興奮による噛みつき: 仕事から帰宅した飼い主さんへの興奮が、噛みつき行動につながっている可能性が高いです。 喜びの表現として噛みついていると認識しましょう。
  • 歯の生え変わり: 生後8ヶ月は、歯が生え変わる時期でもあります。 歯茎のかゆみなどで、噛む行動が増える可能性があります。
  • 遊び方の問題: 遊び方が過剰で、犬が興奮しすぎている可能性があります。 遊びの終わり方が曖昧になっている可能性も。
  • 社会化不足: 子犬期に十分な社会化トレーニングを受けていない場合、噛み癖が出やすい傾向があります。
  • ストレス: ケージでの生活や、庭でのリードでの繋留がストレスになっている可能性も考えられます。

これらの原因を一つずつ検証し、改善策を講じていく必要があります。

噛み癖改善のための具体的なステップ

では、具体的な改善策をステップごとに説明します。

1. 興奮の抑制トレーニング

帰宅時、愛犬が過剰に興奮するのを防ぐことが重要です。 帰宅時は、まず愛犬に気づかれないように静かに部屋に入り、落ち着いてからゆっくりと近づきましょう。 いきなり抱きしめたり、声をかけたりせず、まずは落ち着いた様子を見せることが大切です。 少し時間をおいてから、落ち着いた声で名前を呼び、優しく撫でてあげましょう。 興奮している時は、無視することも有効です。

2. 代替行動の学習

噛む代わりに、犬が喜んでできる行動を教えましょう。「おすわり」「待て」などの基本的なコマンドを覚えさせ、コマンドに従ったらご褒美を与えましょう。 これは、噛むよりも良い行動に意識を向けさせるためのトレーニングです。 おやつだけでなく、褒め言葉や撫でるなどのポジティブな強化も効果的です。

3. 適切な噛み方教育

犬が噛むことを完全に禁止するのではなく、適切な噛み方を教えましょう。 噛む行為そのものを否定するのではなく、強く噛むことをやめさせることが重要です。 遊びの最中に、犬が強く噛んできたら、「痛い!」と声を出し、すぐに遊びを中断します。 犬が優しく噛むようになったら、褒めてあげましょう。

4. 環境の改善

庭でのリードでの繋留は、犬にとってストレスになっている可能性があります。 可能であれば、庭での繋留時間を短くするか、自由に動き回れるスペースを与えましょう。 ケージについても、犬が快適に過ごせるように、適切なサイズと環境を整えることが重要です。

5. 専門家のサポート

どうしても改善しない場合は、動物行動学の専門家や、経験豊富なドッグトレーナーに相談しましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、愛犬に合ったトレーニング方法を見つけることができます。 オンラインでの相談や、出張トレーニングサービスなども利用できます。

6. おもちゃの提供

犬が噛む欲求を満たすために、様々な種類の噛むおもちゃを提供しましょう。 ロープおもちゃ、デンタルケアおもちゃ、硬いゴムのおもちゃなど、犬の興味を引くものを用意することで、家具やスリッパなどを噛むのを防ぐことができます。

まとめ:根気と愛情で改善を

愛犬の噛み癖の改善には、時間と根気が必要です。 しかし、適切なトレーニングと環境調整を行うことで、必ず改善できます。 焦らず、愛犬への愛情を込めて、一つずつステップを踏んでいきましょう。 愛犬との絆を深めながら、幸せな時間を過ごせるよう願っています。

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