生後3ヶ月シェルティのしつけに関するQ&A

生後約3ヶ月シェルティ（♂）のしつけについてアドバイスください！我が家にやってきてもうすぐ1ヶ月。もうすぐ生後3ヶ月になるシェルティ（♂）です。（室内飼い）シェルティが好きで、二頭続けてシェルを飼っていますが、前の子がとてもおとなしく良い子だったので、二代目のやんちゃぶりにびっくりしています。本を読んだり、ネット検索して実践してますが、効果があまり得られないので質問させてください。悩みは主に3つです。１．ケージの中で「出せ！」と言わんばかりに吠えます。無視しても、私が部屋から出ても吠え続けます。部屋から出た場合、静かになったなーと思って部屋に戻るとまた吠えます。それと、食事の前も吠えて暴れます。食事の支度をするために部屋から出て行くと吠えます。２．遊んでいると噛みます。ボールや綱引きで遊ぶ際におもちゃと間違えてか？私の手を噛みます。そして、理由はわかりませんが突然私の手に向かって吠え出し、噛み付きます。「マズルをつかんでお腹を仰向けにして『ダメ』と怒るとよい」と聞いたのでやってますが、ますます吠えます。噛み付きます。そのときの体勢は体を低くして飛び掛りそうな感じです。３．私の顔を舐めるとき、前足を顔や首元にかけます。衛生上よくないとは思いますが、今のところは顔（主に口元）をなめさせてます。ですが、その際に前足を私の顔にかけることがあります。あるいは首～胸元辺りにあてます。ただ体を支えたくてやっているのでしょうか？それとも自分が優位とでも思っているのでしょうか？痛いし、飼い主と犬としての主従関係上よくないと思いやめさせたいです。何かアドバイスがあったらお願いします。ちなみに補足事項として・・・・まだ３回目のワクチンが済んでないのでお散歩デビューしていません。・1日のほとんどをケージで過ごしてますが、何回かにわけて30～1時間程度ケージから出し、部屋で遊ばせてます。（人が必ず付いてます）・食事は朝夕の二回、ドライフードをふやかしたものを与えてます。・名前を呼んでも来ないことがあるので、まだ自分の名前を理解してないような気がします。・おもちゃに飽きっぽいです。

Contents

1 生後3ヶ月のシェルティのしつけ：ケージでの吠え、噛みつき、そして前足の問題への対処法
2 1. ケージでの吠え：脱出願望と食事への興奮
3 2. 噛みつき：遊びと攻撃性の区別
- 3.1 遊びの噛みつきへの対処法
- 3.2 攻撃的な噛みつきへの対処法
4 3. 顔を舐める際の前足：優位性アピール？
- 4.1 前足を顔にかける行動への対処法
5 まとめ：継続的なしつけと専門家の活用

生後3ヶ月のシェルティのしつけ：ケージでの吠え、噛みつき、そして前足の問題への対処法

3ヶ月齢のシェルティは、活発で好奇心旺盛な時期です。前の子犬と性格が異なることに戸惑う気持ちもよく分かります。しかし、これは決して悪いことではなく、個体差によるものです。それぞれの犬の性格や学習能力を理解し、適切な方法でしつけを行うことが重要です。以下、ご質問の3点について、具体的なアドバイスをさせていただきます。

1. ケージでの吠え：脱出願望と食事への興奮

ケージの中で吠えるのは、脱出したいという欲求と、食事への興奮が混ざっている可能性が高いです。無視するのも一つの方法ですが、効果がない場合は、別の方法を試みましょう。

ケージトレーニングの見直し

* ケージを安全で快適な空間にする： ケージ内には、犬が落ち着けるベッドや、お気に入りのオモチャを置いてあげましょう。ケージを「怖い場所」ではなく「安心できる場所」と認識させることが重要です。サイズは、犬が自由に寝返りが打てる広さが必要です。ケージの素材やデザインも、犬の落ち着きやすさに影響します。
* ケージに入ることを肯定的に強化する： ケージに入る度に、おやつや褒め言葉で褒めてあげましょう。最初はケージの扉を開けたまま、犬がおやつを食べにケージに入ってくるのを待ち、徐々に扉を閉める時間を長くしていく方法が効果的です。
* 吠える前にケージに入れる： 吠え始める前に、ケージに入れてしまうことで、吠える行動とケージを関連付けさせないようにします。
* 食事の時間を明確にする： 食事の時間は、必ず同じ時間にしましょう。食事の準備の際に吠えるようであれば、準備を始める前にケージに入れておくのも有効です。

食事の興奮への対処法

* フードパズル： 食事の時間を、ただ与えるだけでなく、フードパズルを使うことで、犬が食事に集中し、興奮を抑える効果があります。様々なタイプのフードパズルがあるので、犬の性格や好みに合ったものを選んであげましょう。
* ゆっくりと食事を与える： 食事の量を減らし、回数を増やすことで、食事への興奮を抑えることができます。早食い防止の食器も効果的です。

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2. 噛みつき：遊びと攻撃性の区別

遊びの最中の噛みつきと、攻撃的な噛みつきは区別する必要があります。遊びの最中の噛みつきは、興奮の表れであることが多いですが、攻撃的な噛みつきは、恐怖や不安、支配欲などが原因となっている可能性があります。

遊びの噛みつきへの対処法

* 噛み付いたら遊びを中断する： 犬が噛み付いたら、すぐに遊びを中断し、静かにケージに戻しましょう。噛みつきと遊びの終了を関連付けることで、噛みつきを抑制する効果があります。
* 適切な噛み方のおもちゃを提供する： 丈夫で、犬が噛んでも安全なおもちゃを提供しましょう。ロープのおもちゃや、硬いゴムのおもちゃなどがおすすめです。
* 噛むことを許さない時間を作る： 犬がリラックスしている時間帯には、噛むことを許さない時間を作ることで、犬に「いつでも噛んでも良い」という認識を持たせないようにします。

攻撃的な噛みつきへの対処法

* マズルコントロールは避ける： マズルをつかむ行為は、犬を更に興奮させ、攻撃性を高める可能性があります。代わりに、犬が興奮している時は、静かに距離を取り、落ち着くまで待ちましょう。
* 専門家のアドバイスを受ける： 攻撃的な噛みつきが続く場合は、動物行動学の専門家や、経験豊富なドッグトレーナーに相談することをお勧めします。専門家の指導の下、適切なトレーニングを行うことで、犬の攻撃性を改善することができます。

3. 顔を舐める際の前足：優位性アピール？

前足を顔にかける行動は、必ずしも優位性を示しているわけではありません。体を支えようとしている、あるいは単なる癖の可能性もあります。しかし、衛生面や、飼い主との関係性を考慮すると、改善する必要があるでしょう。

前足を顔にかける行動への対処法

* 優しく注意する： 前足を顔にかける度に、「ダメ」と優しく注意し、代わりに頭を撫でてあげましょう。厳しく叱るのではなく、優しく注意することで、犬は飼い主の意図を理解しやすくなります。
* 代替行動を教える： 前足を顔にかける代わりに、犬に他の行動を教えましょう。例えば、「お座り」や「待て」などのコマンドを教え、コマンドに従った際に褒めてあげます。
* 撫でる場所を限定する： 犬が舐めても良い場所を限定し、他の場所には触らせないようにします。明確なルールを設けることで、犬は飼い主の意図を理解しやすくなります。

まとめ：継続的なしつけと専門家の活用

しつけは、一朝一夕でできるものではありません。継続的な努力と、犬の性格を理解することが重要です。今回のアドバイスが、少しでもお役に立てれば幸いです。それでも改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や、経験豊富なドッグトレーナーに相談することをお勧めします。彼らは、犬の行動を専門的に分析し、適切なトレーニング方法を提案してくれます。早めの対応が、より良い関係を築くために重要です。また、犬とのコミュニケーションを豊かにするために、様々なトレーニング方法や、遊び方を学ぶこともおすすめです。インターネットや書籍、ドッグトレーナーの講座などを活用して、犬との生活をより豊かなものにしていきましょう。