生後2ヶ月のセキセイインコとの信頼関係構築ガイド

生後2ヶ月のセキセイインコを飼い始め、1週間ほどです。長文になりますm(_ _)m 里親募集の方から頂きました。私が迎えに行くまで親鳥と一緒に居たため、手乗りになっておらず人の手を嫌がります。最初は手をケージの中に入れたらギャーギャーないていましたが、間違えて部屋の中へ放鳥した際に捕まえ頭を撫でてあげた所、手を近づけてもギャーギャーは言わなくなりました。この方法で仲良くなれるかも‼って思って次の日も放鳥した所、なかなか捕まえる事が出来ずケージに入れるのに相当苦労しました。質問です。1.放鳥してから、ご飯を食べた後凄くケージから出たがるのですが、信頼関係も出来ていないのに放鳥するのはどうでしょうか かと言って、出たいアピールをしているのに、ずっと無視して良いのか悩んでいます。2.早く仲良くなりたいのですが、おやつも果物も青菜も手からは勿論、ケージの外からあげても、中に入れても食べてくれません(>_<) 何か良い方法はありませんかよろしくお願いします。

セキセイインコとの信頼関係を築くためのステップ

セキセイインコとの生活を始めたばかりとのこと、おめでとうございます! 生後2ヶ月で、しかも親鳥と離れてすぐに新しい環境に来たインコちゃんは、まだ警戒心が強く、人間を怖がってしまうのは当然です。焦らず、ゆっくりと信頼関係を築いていきましょう。 この記事では、あなたの質問にお答えしながら、セキセイインコとの絆を深めるための具体的な方法を解説します。

1. 放鳥について:信頼関係構築と安全性の両立

放鳥してから、ご飯を食べた後凄くケージから出たがるのですが、信頼関係も出来ていないのに放鳥するのはどうでしょうか かと言って、出たいアピールをしているのに、ずっと無視して良いのか悩んでいます。

ご飯を食べた後に出たがるのは、活動的になり、探索したいという本能的な行動です。 信頼関係がまだ十分に築けていない段階での放鳥は、確かにリスクを伴います。 インコが逃げ出してしまったり、危険な場所に近づいてしまったりする可能性があるからです。しかし、完全に無視するのも、インコにとってストレスになる可能性があります。

そこで、段階的な放鳥をオススメします。

段階的な放鳥方法

  • 完全監視下の短時間放鳥:最初は、ケージの近くで、あなたが常に目を離さずに、数分間の放鳥から始めましょう。安全な空間を確保し、インコが自由に動き回れるように、周囲の危険物を片付けておきましょう。 この段階では、インコがケージに戻ってくることを促す必要はありません。自由に動き回り、探索させてあげましょう。
  • 放鳥時間の延長:数日間、問題なく短時間放鳥が続けられたら、徐々に放鳥時間を延ばしていきます。 ただし、常にインコの行動を注意深く観察し、疲れた様子や、ケージに戻りたい素振りを見せたら、すぐにケージに戻してあげましょう。
  • 安全な環境の整備:放鳥スペースには、インコにとって危険なものを全て取り除きましょう。 電気コード、有毒植物、小さな危険な物などです。 窓には、インコが外に出られないように対策をしましょう。安全な環境を確保することで、安心して放鳥できます。
  • お気に入りの場所を作る:ケージの中に、インコが落ち着ける場所を作りましょう。例えば、小さめのブランコや、隠れ家になるようなおもちゃなどを設置してみましょう。 ケージに戻りたくなるような、居心地の良い場所があると、放鳥後もスムーズにケージに戻ってくれる可能性が高まります。

重要なのは、インコのペースに合わせて、無理強いをしないことです。 焦らず、ゆっくりと信頼関係を築いていくことが大切です。

2. エサについて:警戒心を解くための工夫

早く仲良くなりたいのですが、おやつも果物も青菜も手からは勿論、ケージの外からあげても、中に入れても食べてくれません(>_<) 何か良い方法はありませんか

インコがエサを食べないのは、まだあなたを信頼していないためです。 いきなり手からエサをあげようとしても、警戒して食べないのは当然です。 まずは、距離感を縮めることから始めましょう。

警戒心を解くためのエサの与え方

  • ケージの外から、少し離れた場所にエサを置く:最初は、あなたの手からではなく、ケージの外、少し離れた場所にエサを置いてみましょう。 インコが自らエサに近づき、食べる様子を観察します。 この時、あなた自身は静かに、インコをじっと見つめないようにしましょう。
  • 少しずつ距離を縮める:数日間、インコが安心してエサを食べられるようになったら、少しずつエサを置く場所をケージに近づけていきます。 それでも食べない場合は、焦らず、また少し距離を離してみましょう。
  • お気に入りのエサを見つける:色々な種類のエサを試してみましょう。 ひまわりの種、粟の穂、青菜、果物など、インコが好むエサを見つけることが大切です。 お気に入りのエサを見つけることで、より積極的にエサを食べ、あなたとの距離を縮めるきっかけになるでしょう。
  • 手からエサを与える練習:インコがケージの近くでエサを食べるようになったら、今度はあなたの指先にエサを乗せて、ゆっくりと近づけてみましょう。 最初は、インコが怖がらないように、ゆっくりと、そして距離を保って行いましょう。 焦らず、時間をかけて、少しずつ距離を縮めていきます。
  • ペレットを主食に:セキセイインコに必要な栄養素がバランス良く含まれているペレットを主食として与えましょう。 嗜好性の高いおやつは、あくまでも補助的なものとして与えるようにします。

専門家(獣医)のアドバイス: もし、数週間経ってもインコが全くエサを食べない、または元気がないなどの場合は、獣医に相談することをお勧めします。 病気の可能性もありますので、早めの対応が大切です。

インテリアとの調和:インコと暮らす空間づくり

セキセイインコと快適に暮らすためには、インテリアにも工夫が必要です。 ケージの設置場所や、周辺の環境を整えることで、インコも安心して過ごせる空間を作ることができます。

インコに優しいインテリア

* ケージは、直射日光が当たらない、風通しの良い場所に設置しましょう。
* ケージの周りに、インコが止まりやすい枝や、おもちゃなどを設置しましょう。
* インコが誤って食べてしまう可能性のある危険な植物は、置かないようにしましょう。
* ケージの床材は、清潔に保つために、定期的に交換しましょう。
* ケージの周囲に、落ち着いた色のカーテンや、布などを設置することで、インコが落ち着いて過ごせる空間を作ることができます。 緑色のカーテンなどは、自然な雰囲気でインコにも安心感を与えます。

まとめ

セキセイインコとの信頼関係構築には、時間と忍耐が必要です。 焦らず、インコのペースに合わせて、ゆっくりと接していくことが大切です。 この記事で紹介した方法を参考に、あなたとインコが幸せな時間を過ごせるように願っています。

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