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生後1ヶ月のハムスターの行動について
1. よく寝ているのは異常?
生後1ヶ月のハムスターは、まだ幼いため、睡眠時間が長いです。大人のハムスターと比べて、活動時間も短く、1日に12時間以上寝ることも珍しくありません。 寝すぎかな?と心配になるかもしれませんが、元気に遊んだり、食事をきちんと摂っていれば、心配ありません。 ただし、いつも以上にぐったりしていたり、食欲不振が続いたりする場合は、獣医に相談しましょう。
2. ケージからの転落が心配
15~20cmの高さから落ちることは、ハムスターにとって危険です。骨折や打撲などの怪我をする可能性があります。ケージの高さに合わせた安全対策が必須です。 具体的には、以下の対策を検討しましょう。
- ケージの天井に、ハムスターが登れないような工夫をする:例えば、金網の間に隙間がないか確認し、必要に応じて板などを設置する。
- 床材を増やす:おがくずの厚さを増やすことで、転落時の衝撃を和らげます。7~10cm程度が理想的です。
- ケージ内の遊べるスペースを増やす:ハムスターがケージの天井に登る原因は、遊び場が不足している可能性があります。回し車、隠れ家、トンネルなどを設置して、ケージ内を充実させましょう。
- より低いケージを使用する:高さのあるケージは、転落リスクが高いため、低いケージへの変更も検討しましょう。
3. 噛みグセの原因と対処法
生後1ヶ月のハムスターは、まだ性格が形成されていない時期です。噛むのは、遊びや警戒心からかもしれません。 しかし、痛みを伴う場合は、ハムスターがストレスを感じている可能性もあります。
- 優しく丁寧に扱う:ハムスターを驚かせたり、急に掴んだりしないように注意しましょう。 手のひらに優しく乗せて、ゆっくりと触れ合う時間を作りましょう。
- 十分な隠れ家を用意する:ハムスターは、安全な場所を求めます。隠れ家となるハウスやトンネルなどを複数設置し、落ち着ける空間を提供しましょう。
- 清潔な環境を保つ:ケージの掃除をこまめに行い、清潔な環境を保つことで、ストレスを軽減できます。
- 噛まれた時の対処法:噛まれた時は、急に手を引かず、静かにハムスターから手を離しましょう。その後、手を清潔にして消毒してください。
エン麦の給与について
エン麦は、ハムスターにとって栄養価の高い食べ物ですが、生後4ヶ月未満のハムスターには消化器官が未発達なため、与えない方が良いとされています。 消化不良を起こしたり、下痢になったりする可能性があります。 人間の赤ちゃんに離乳食以外のものを与えないのと同じように、ハムスターにも適切な時期に適切な餌を与えることが大切です。 4ヶ月を過ぎたら、少量から与えて様子を見てください。
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適切な温度管理
ハムスターの適温は、20~26℃です。 質問者様の部屋の温度は、暖房とストーブをつけた状態では23℃と適温ですが、夜間は消してしまうため、寒すぎる可能性があります。 カイロを使用するのは危険です。低温やけどのリスクや、一酸化炭素中毒の危険性があります。
- ペットヒーターの使用:ハムスター専用のペットヒーターを使用することをお勧めします。 ケージ全体を暖めるのではなく、ケージの一部を暖めるタイプのものが安全です。
- 保温性の高いケージ:保温性の高い素材のケージを使用することで、室温の変化による影響を軽減できます。
- 寒さ対策:ケージ全体を布などで覆うと、保温効果を高めることができます。ただし、通気性を確保することが大切です。
- 室温の確認:温度計でケージ内の温度をこまめに確認し、適切な温度を保つようにしましょう。
ハムスターは、人間と同じ温度では快適に過ごせません。 常にケージ内の温度に気を配り、安全で快適な環境を作ってあげることが大切です。
専門家のアドバイス
これらの情報は一般的なアドバイスですが、ハムスターの状態によっては、獣医の診察が必要となる場合があります。 異変を感じたら、すぐに動物病院を受診しましょう。