生後1ヶ月のゴールデンハムスターと安全なケージ選び:金網ケージから水槽ケージへの変更と快適な環境づくり

長文です。生後1ヶ月のゴールデンハムスターをお迎えして5日目の初心者です。不勉強のままペットショップに行ってしまったため、店員さんに勧められるがまま金網ゲージを購入してしまいましたが、後になって水槽タイプの方が色々と安全だと知りました。今、大変後悔しています。案の定ハムちゃんは金網を登るし、ガジカジ噛んでいます。背中から落下するのも目撃した事があります。見ていて可哀想です。できれば水槽タイプに変えたいのですが、まだハムちゃんが環境に慣れていない状態で、またゲージを変えるのは良くないですか?それともこのまま金網を使い続けても大丈夫でしょうか?またこのゲージにはパイプが付いていて、登ると透明なプスチックの部屋があります。なんとハムちゃんは一階の巣箱には一切入らず二階のその部屋を巣にしてしまったみたいなのです。気になっているのは、その部屋は全体が透けてるので上からも下からも丸見えで、箱もないので床材の上で丸まって寝ています。これでハムちゃんは落ち着けてるのでしょうか…?一階の巣箱に入ってもらうには何をしてあげたらいいでしょうか?たくさんの質問で読みづらくて申し訳ありませんが、どうかご教授お願いします(>_<)

ハムスターの安全と快適な環境:金網ケージから水槽ケージへの変更について

ゴールデンハムスターを飼育し始めたばかりとのこと、おめでとうございます! しかし、金網ケージでの飼育に不安を感じているとのこと、ご心配ですね。 結論から言うと、生後1ヶ月で環境にまだ慣れていない時期にケージを変えるのは、ハムスターにとって大きなストレスになります。 できれば、環境が安定するまで(最低でも2週間~1ヶ月)は現在のケージで様子を見ることをお勧めします。

金網ケージは、ハムスターが登ったり噛んだりする際に怪我をする危険性が高く、脱走の危険性も高いです。水槽タイプは、それらのリスクを軽減できます。しかし、急な環境変化は、ハムスターに強いストレスを与え、体調不良や拒食に繋がることがあります。

金網ケージの現状と改善策

まずは、現在の金網ケージでできる安全対策を講じましょう。

  • ケージ内の危険箇所をなくす:ハムスターが登れないように、金網の上部に布などを覆い、落下を防ぎましょう。噛み砕いてしまう可能性のある危険な素材は取り除きましょう。
  • 床材の工夫:ケージの底に厚さ5cm以上の柔らかい床材(紙製の床材など)を敷き詰めて、落下時の衝撃を和らげましょう。 ハムスターが誤って床材を食べてしまっても安全な素材を選びましょう。
  • 隠れ家の設置:ハムスターは隠れ家がないと不安を感じます。ハウスやシェルターを複数設置し、ハムスターが自由に選べるようにしましょう。 特に、透明なプラスチックの部屋は、落ち着ける場所とは言えません。 暗くて狭い空間を好むハムスターのために、布製の隠れ家などを追加することをお勧めします。
  • 温度と湿度の管理:ハムスターは温度変化に弱いため、エアコンの風が直接当たらない場所にケージを置き、室温を20~26℃に保ちましょう。湿度も適切に保つことが重要です。

水槽ケージへの移行について

環境が安定し、ハムスターが落ち着いてきたら、水槽タイプのケージへの移行を検討しましょう。 その際も、一気に全てを変えるのではなく、徐々に環境を変えていくことが重要です。

  • 新しいケージの準備:水槽タイプのケージを選び、床材、給水器、餌入れ、回し車、隠れ家などを準備します。 新しいケージにも、現在のケージと同じ床材、隠れ家などを配置し、できるだけ同じような環境を作るように心がけましょう。
  • 段階的な移行:まずは、新しいケージを現在のケージの近くに置き、ハムスターに新しいケージを認識させます。数日間様子を見て、ハムスターが新しいケージに興味を示し始めたら、少しずつ新しいケージに移動させましょう。 完全に移行するまでには数日~1週間程度かかることもあります。
  • ストレス軽減:移行中は、ハムスターの様子を注意深く観察し、ストレスサイン(食欲不振、活動量の低下など)が見られた場合は、移行を一時的に中断しましょう。

ハムスターの落ち着ける空間づくり:巣箱への誘導

ハムスターが二階の透明なプラスチックの部屋を好んで使っているのは、隠れ家として機能しているからかもしれません。しかし、丸見えの状態では、ハムスターは十分にリラックスできません。

巣箱への誘導方法

  • 巣箱の魅力を高める:巣箱の中に、ハムスターが好む素材(綿、ティッシュペーパーなど)を入れて、より快適な空間にしてあげましょう。 また、お気に入りの匂いのするものを少し入れてみるのも効果的です。 例えば、ハムスターが気に入っている床材の一部を巣箱の中に入れてみるのも良いでしょう。
  • 新しい巣箱を試す:現在の巣箱が気に入らない可能性があります。 材質や形状の異なる新しい巣箱を用意し、ハムスターが気に入るまで試してみましょう。 陶器製、木製、布製など、様々なタイプの巣箱があります。
  • プラスチックの部屋を一時的に隠す:ハムスターが巣箱を使うようになるまで、プラスチックの部屋を一時的に隠してみましょう。 完全に取り除くのではなく、ケージの隅に置いておくなど、ハムスターがいつでも戻れるようにしておきましょう。
  • 環境のエンリッチメント:ケージの中に、トンネルや隠れ家、おもちゃなどを追加して、ハムスターが探索したり遊んだりできる環境を作ります。 これにより、ハムスターのストレスを軽減し、巣箱に興味を持つ可能性が高まります。

専門家のアドバイス:獣医への相談

ハムスターの行動に不安がある場合は、獣医に相談することをお勧めします。 獣医は、ハムスターの健康状態をチェックし、適切なアドバイスをしてくれます。 特に、ハムスターが元気がない、食欲がないなどの症状がある場合は、すぐに獣医に相談しましょう。

インテリアとの調和:ハムスターケージの設置場所

ハムスターケージは、直射日光が当たらない、温度変化の少ない場所に設置しましょう。 また、ケージの周囲に、ハムスターが噛み砕いてしまう可能性のあるものがないかを確認しましょう。 インテリアとの調和も大切ですが、ハムスターの安全と快適さを優先しましょう。 ベージュやアイボリーなどの落ち着いた色合いのケージや、周辺のインテリアを選ぶことで、お部屋の雰囲気を損なうことなく、ハムスターの生活空間を確保できます。 ケージの周囲には、ハムスターが誤って食べてしまう危険性のある観葉植物などを置かないように注意しましょう。

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