生後二ヶ月のオカメインコ、治療の岐路に立つ飼い主さんのためのガイド

生後二ヶ月のオカメインコについて質問です! 生後二ヶ月のオカメインコの調子が良くありません。 生後三週間のヒナヒナから飼い、すごく懐いてるのですが、ある日急に呼び鳴きをしなくなり 、嘔吐し、すぐに診てくれる病院に連れて行きました。 しかし体調は良くならず、鳥に詳しい良い先生になかなか出会えず、毎日違う病院に連れて行き、5件以上の病院で診てもらいました。 弱ってたのは、飛べるようになり1人餌をつつきだした頃からです。 だんだん身体が弱り、体重は55gでした。 最後に診てもらった病院は、とても大きな動物病院で、入院退院を繰り返しましたが、あまり回復する様子はないです。 メガバクテリアとカンジダがいるということで、必要なお薬を処方していただいてます。 一時は自宅療養で体重62グラムくらいまで回復しましたが、自分から食べることはなく、毎度毎度強制給餌です。 オカメインコが病気になってからもう二週間以上になりますが、全く良くなる様子はなく、今や体重は51gになってしまいました。 わが家では、100Wのペットヒーターと爬虫類サーモを使用していて、オカメインコのお部屋は常に32度〜35度。 30度を切ると寒がるので、この温度にしています。 暑がっている様子はないです。 餌は、粟玉はすぐに吐いてしまうので、EXACTという粉の餌とサプリメントをお湯で溶かしたもののみ与えています。 もうこの病院では限界なのかと思い始めていて、違う病院に連れて行こうと思うのですが、専門医は、車で2時間程かかるところにしかありません。 この弱々しい身体で、往復4時間の車移動にヒーターなしで耐えれるのか心配でなりません。 そこで質問なのですが、 ①車で往復4時間かかっても、専門医のところに行くべきだと思いますか? ②餌は嫌がっても毎度無理矢理強制給餌するべきですか?(精神的に疲れないのが優先か、体重増やすのが優先か?) ③身体が弱っている時、食欲増進に繋がるオススメの食材などはありますか? ④同じような経験をされた方、どうやって乗り越えたのか、教えていただけますか? ⑤行こうか考えてる専門医は、大阪の堺市なのですが、もっと京都寄りに専門医がいるかご存知ないですか? 京都に専門医はいなくて、京都寄りなら大阪でも滋賀でも奈良でも良いので、情報ください。 長くなってすいません。 大切な大切な家族なので、絶対に死なせたくないんです。 どうしても良くなってほしいです。 アドバイスお願いします。

オカメインコの治療:専門医受診の是非と具体的な対応策

愛鳥の健康状態を心配されているご様子、お察しいたします。生後二ヶ月という幼鳥期にメガバクテリアとカンジダに感染し、体重減少も伴っている状況は、確かに深刻です。 以下、ご質問にお答えしていきます。

① 専門医受診の是非:4時間移動のメリットとリスク

結論から言うと、専門医への受診を強くお勧めします。 現在の治療が効果を上げていない状況では、セカンドオピニオン、ひいては専門的な治療が必要不可欠です。

往復4時間の移動は確かにリスクを伴います。しかし、適切な保温と移動方法を工夫することで、リスクを最小限に抑えることが可能です。

移動時の対策:

* 保温:ペット用の保温バッグや、カイロ(低温やけどに注意!)、小型のペットヒーターなどを活用して、車内温度を安定させましょう。温度計でこまめに確認することが重要です。
* ケージ:小さめのケージに、安定した止まり木とタオルなどを入れ、鳥が落ち着けるように配慮しましょう。
* 水分補給:移動前に十分な水分補給をさせ、車内でもこまめに水分を与えられるように準備しましょう。
* 休憩:途中で休憩を取り、鳥の状態を確認しましょう。異常があればすぐに獣医に連絡しましょう。
* 獣医への連絡:移動前に専門医に連絡し、移動中の注意点や到着後の対応について相談しましょう。

② 強制給餌の継続:体重増加と精神的負担のバランス

強制給餌は、鳥が自力で食べられない場合、体重減少を防ぐために必要な処置です。しかし、精神的な負担も考慮する必要があります。

バランスの取れた対応:

* 強制給餌の頻度と量:獣医の指示に従い、適切な頻度と量で強制給餌を行いましょう。無理強いせず、鳥の状態を見ながら調整することが重要です。
* ストレス軽減:強制給餌の際には、優しく語りかけたり、落ち着ける環境を作ることで、ストレスを軽減しましょう。
* 食欲増進を試みる:強制給餌と並行して、後述する食欲増進策を試みましょう。

③ 食欲増進に繋がる食材:栄養価と嗜好性の両面から

EXACTという粉餌を使用されているとのことですが、消化の良いペースト状のフードも検討してみましょう。

食欲増進に繋がる食材(獣医の指示を必ず確認):

* すりおろしたニンジンやリンゴ:ビタミンやミネラルが豊富で、嗜好性も高いです。少量から試してみましょう。
* ゆでたサツマイモ:消化が良く、エネルギー源になります。
* はちみつ(少量):エネルギー源として、少量であれば与えることができます。ただし、糖分が多いので、使いすぎには注意が必要です。
* ベビーフード:人間用のベビーフード(野菜や果物)を少量与えることも可能です。塩分や添加物に注意しましょう。

④ 同じ経験からの学び:乗り越えるためのヒント

残念ながら、全ての鳥が回復するとは限りません。しかし、諦めずに最善を尽くすことが重要です。

経験者の声(あくまで参考):

多くの飼い主さんが、愛鳥の病気と闘い、様々な試行錯誤を繰り返しています。インターネット上の鳥関連のフォーラムやコミュニティで、同じような経験を持つ方々の意見を参考にしたり、情報交換をすることで、新たな解決策が見つかる可能性があります。

⑤ 京都近郊の専門医:情報収集の方法

日本獣医学会や日本鳥類学会のウェブサイトで、鳥類に詳しい獣医師を探してみるのも良いでしょう。また、近隣の動物病院に問い合わせて、専門医を紹介してもらうことも可能です。

情報収集のポイント:

* 専門医の資格:鳥類の専門医であるかどうかを確認しましょう。
* 経験:多くの鳥類の治療経験がある獣医師を選びましょう。
* 対応:丁寧な説明と対応をしてくれる獣医師を選びましょう。

まとめ:愛鳥への愛情と冷静な判断で

オカメインコの治療は、飼い主さんの愛情と冷静な判断が不可欠です。獣医の指示を忠実に守り、愛鳥の状態を常に観察しながら、最善の治療を続けてください。

専門医への受診は、愛鳥の命を救う可能性を高める重要なステップです。移動は大変ですが、愛鳥のために、そしてご自身の心の平穏のためにも、専門医の力を借りることをお勧めします。

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