甘噛み対策:マルチーズの子犬のしつけと、飼い主さんの心のケア

マルチーズもうすぐ3か月です。甘噛みがひどいです。 この時期仔犬ならば仕方ない事、遊びの一環だという事は分かっています。 マズルをつかむ、仰向けにする等、色々やりましたが、余計に興奮して、しまいには唸ってきました。 そこで、噛まれたら「痛い!」と言って、部屋を出ていく、をやってみました。 この声も高い声、低い声、試しました。 「痛い!」というと一瞬びっくりして放す・・・と言いますが、離しません。。。。 「痛い」と低い声で(怖い声で)言いながらじっとしていても離しません。 「痛い!痛い!!」と騒ぐと余計に遊んでもらえている、興奮するらしいので、とにかく「いたい。」と静かに低い声で言っても 離しません。 なので、部屋を出て一人ぼっちにさせて、遊びを中断する、という流れが出来ないのです。 たとえ出来たとしても、落ち着いた頃部屋に入ろうとすると、足元目がけて噛んできます。 それで、部屋に入ることなく、また出ていく・・・。の繰り返しです。 缶に石ころなどを入れて振っても、一度はびっくりしますが二度目は効きません。 今は、「痛い!」といって一瞬でも放した瞬間に「おりこう!いいこ!」と褒めて、小さく砕いたフードを一つやります。 すると今度は、●噛む→「痛い!」→放す→ご褒美・・・・・という流れになって、噛んだら結果ご褒美が貰えると期待しているように見えます。(噛んで放してお座りをしてじっと見る) 褒めるとき、「いいこね」といいながら撫でようとすると、噛んできます。 もう、どうしていいのか分かりません(泣) 普段はサークルで過ごし、午前中1時間、午後1時間、お夕飯の後30分~1時間遊んでいます。 私は日中家にいるので、退屈とかストレスがたまるとかはないと思います。 お仕置き方式はあまりしたくありません。 どうしたらよいのでしょうか。長くなり読みづらかったら申し訳ありません。 ちなみに生後二か月でお迎えしました。補足短い間にありがとうございます。 オモチャは色々な種類のものを与えています。 齧り用の木、プラスチック、布製のぬいぐるみ、コング、タオル、ゴム製のおもちゃ等々・・ すべて犬用です。7,8か月ごろまでやはり我慢して付き合わなくてはいけないのでしょうか・・。 切ないです・・・。

3ヶ月齢マルチーズの甘噛み問題:解決へのステップ

3ヶ月齢のマルチーズの子犬の甘噛みは、遊びの一環であり、成長過程でよくあることです。しかし、飼い主さんにとっては辛い問題ですよね。 現状の対処法では効果が薄く、むしろ噛む行動を強化してしまっている可能性があります。 この記事では、より効果的な甘噛み対策と、飼い主さんの心のケアについて解説します。

甘噛みの原因と誤解

まず、甘噛みの原因を理解することが重要です。 子犬は、歯が生え変わる時期や遊びを通して、社会性を学び、コミュニケーションを取ろうとしています。 あなたの試みられた「痛い!」と叫んで部屋を出る方法や、ご褒美を与える方法は、子犬にとって明確なメッセージになっていませんでした。 子犬は、あなたの反応(声や行動)を「遊びの延長」と捉えている可能性が高いのです。

よくある誤解:

* 「痛い!」と叫ぶ: 子犬は、人間の言葉の意味を理解していません。「痛い」という感情は伝わりますが、それが噛む行動を止めるべき理由とは結びつきません。むしろ、興奮を高める可能性があります。
* ご褒美を与える: 噛んだ後にご褒美を与えると、「噛むと良いことがある」と学習してしまい、甘噛みを強化してしまいます。

効果的な甘噛み対策:3つのステップ

甘噛み対策は、以下の3つのステップで進めましょう。

ステップ1:噛む前に予防する

子犬が興奮し始めたり、甘噛みしそうな兆候(尻尾を振りながら近づいてくる、遊びに誘ってくるなど)を見たら、すぐに遊びを中断しましょう。

* サインを見逃さない: 子犬の行動をよく観察し、甘噛み前のサインを早期に察知することが重要です。
* 代替行動を教える: 噛む代わりに、おもちゃで遊ぶ、おすわりをするなどの代替行動を教えましょう。 成功したらすぐに褒めてご褒美を与えましょう。
* 遊びの時間を区切る: 1時間程度の遊びの後に休憩を入れ、子犬が落ち着く時間を与えましょう。 遊びすぎると興奮し、甘噛みが多くなります。
* 環境を整える: 子犬が安全に過ごせるように、サークル内には安全なおもちゃを十分に用意しましょう。

ステップ2:噛んだらすぐに対応する

子犬が甘噛みしたら、以下の対応をしましょう。

* 「痛い!」と低い声で言い、静かに無視する: 興奮させないよう、低い声で「痛い」と伝え、すぐに遊びを中断し、子犬を無視します。 視線を合わせず、背を向けましょう。
* 「キュー」などの合図を使う: 「キュー」などの合図を事前に教え、甘噛みをした際に合図を出すことで、子犬に「これは良くない行動だ」と理解させましょう。
* おもちゃで気をそらす: 甘噛みしそうになったら、すぐに安全なおもちゃを与えて気をそらし、噛む行動を中断させましょう。

ステップ3:褒めて強化する

子犬が噛まずに良い行動(おもちゃで遊ぶ、おすわりをするなど)をした時は、すぐに褒めてご褒美を与えましょう。

* 具体的な褒め方: 「おりこう!」「いい子!」など、具体的な言葉で褒めましょう。 同時に優しく撫でることで、肯定的な感情を強化します。
* ご褒美のタイミング: 良い行動をした直後、すぐにご褒美を与えましょう。 遅れると、子犬はご褒美と行動の関連性を理解できません。
* ご褒美の種類: おやつ、おもちゃ、言葉の褒め言葉など、子犬が喜ぶご褒美を選びましょう。

専門家のアドバイス:しつけ教室の活用

どうしても甘噛みが改善しない場合は、犬のしつけ教室の利用を検討しましょう。 プロのトレーナーから適切なアドバイスと指導を受けることで、より効果的なしつけを行うことができます。 教室では、他の犬との社会化も促すことができ、甘噛みの原因となるストレスや不安の軽減にも繋がります。

7~8ヶ月頃まで続く可能性と飼い主さんの心のケア

7~8ヶ月頃までは、歯が生え変わる時期や遊びを通して、社会性を学ぶ時期です。 甘噛みが完全に無くなるまでには、時間と根気強い努力が必要です。 焦らず、上記のステップを確実に実行し、子犬の成長を見守りましょう。

飼い主さんの心のケア:

* 一人で抱え込まず相談する: しつけに悩んだ時は、獣医さんやペットシッターさん、しつけ教室のトレーナーなどに相談しましょう。
* 休憩を取る: しつけは大変な作業です。 疲れたら休憩を取り、自分の心と体をケアしましょう。
* ポジティブな気持ちを持つ: 子犬の成長を喜び、一緒に楽しい時間を過ごすことを心がけましょう。

まとめ:根気と愛情で乗り越えましょう

甘噛みは、子犬の成長過程で必ずと言っていいほど経験する問題です。 焦らず、根気強く、そして愛情をもって接することで、必ず改善していきます。 この記事で紹介した方法を参考に、子犬との楽しい生活を送りましょう。

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